西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

ノルウエーの森

2010-11-24 23:39:19 | 日記
彼の書いた小説を読んだとき、読むにつれ、ページが減っていく事を惜しむ気持ちを知りました。
彼とは村上春樹さんの事です。
最初に読んだのは多分「風の音を聴け」だったと思います、何故この本を購入したか全く忘れてしまいましたが(多分ミーハーな僕のことです、書評か何かで知ったのだと思います)。
読み始めてすぐ、小説の中に全身を浸らせ、まかせきる浮遊感のような感情にとらわれました。
村上さんとは、年齢は8歳違いますが、その小説中に自分自身が投影できるのです。
(この感じは、村上ファンの大部分が思っていることでしょう)
文章を読むというか、文章に感じるといったほうがぴったりきます。

このように村上作品が気に入った僕は出版されるたびに買い求め、読みました。
しばらくすると「ノルウエーの森」がでました。

赤と青だったかな上下巻で装丁を変えた、印象深い外見の本です。
読むと、僕の好きだった彼の短編小説が出てきました(一部分を前に短編として出していました)。

凄い小説でした、文句なくマイベストだと思っています。
私の家の書棚には村上本の1コーナが作ってあります。

乱雑な性格の夫(娘にとっては父)が丁寧に書籍を並べてあるのを見て、妻も娘たちも僕の大好きな小説だと知ることになります。(他は荒木経惟氏の写真集が並べてあります)

昨年、長女から凄い情報が入りました。
「お父さん、ノルウエーの森が映画化されるよ」主演は松山ケンイチみたい。
映画やTVの台本制作(製本)の仕事をしている彼女からの情報でした。

それから2年、まもなく見ることができます、その日を心から楽しみにしています。
コメント (2)
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