西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

日本を洗濯する・・・

2010-11-25 22:06:12 | 日記
坂本龍馬の名せりふみたいな名前(日本を洗濯する国民連合)を付けた政策組織の代表 北川正恭氏(元三重県知事・元衆議院議員・現早稲田大学大学院教授)の講演を聴いてきました。
宮崎県市長会が主催したものです、地域主権改革が講演のテーマだったので、喜んで参加申し込みしました。

ワールドコンベンションセンターサミット4階で行われました、ちょと早めに行ったのでまだ誰もいない状態だったのですが、開始時間が近づくにつれ人が入ってきて、開始時にはほぼ満員の状況でした。
県内の市町村執行部、議会も関心がある内容ですから(関心がなければいけない講演)。

さて1時間30分の講演の中で、私がこれはと思った言葉をいつものように、箇条書きにしていきます。
*今は激変期である、それも産業革命と匹敵するくらいの。
*今の激変は情報(IT)革命といえる。
*世界に時間と空間(距離のこと)が無くなった、ITによって情報があっと言う間に流れる、それをふまえ国が変わる必要がある。
*もちろん変えてはいけないものもある(ごっちゃにしない)
*中央集権(産業革命以降の強い国の姿)から、地域主権への変換
*地域が手を結び合い、東京中心に対抗していかねばならない。
*議員の最大の仕事は、市民に「今が、今までで一番幸せだ」と言ってもらえる地域を作ること。
*住民に情報を十分提供する事、それを説明できる政党でないと生きていけない。
*2元代表制をしっかり守ること、車の両輪的存在。
*2元代表制たる、強い議会を作る事(執行部と議会が競い合う)
*地方独自の条例を作る。
*議会も議会基本立法を作る。
*自治体はまだまだ努力が足りない(民間企業に比べて)

だいたいこんな事だったと思います(聞きながらメモを取ったので多少の間違いはあるかもしれません)、北川先生は声を大にして、我々を叱咤激励されました。
「このままだと、議会不要論(もちろん間違った、安易な考えですが)に対して、抗弁できなくなる。だから情報を公開し、立法を作りなど姿を見せなければならない。」

以前にブログで書きましたが、鹿児島県の阿久根市・愛知県の名古屋市のような強行施策は地域市民にとって不幸をまねきます。
ただそれがおもしろいという、市民の声にはっきりと抗弁説明できなければだめでしょう。市民に議会の姿を見せる、情報を開示する、どんな仕事をしているか知らせるなどさらなる努力が必要ですね。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする