西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

新田原表敬訪問

2010-11-12 21:38:39 | 日記
私が生まれた年に新田原基地は設置されました。
西都生まれ西都育ちの私は何度か訪れています、今日は西都市議会産業建設常任委員会として、今新設(増設)されている滑走路の工事状況の視察と基地指令への表敬訪問をいたしました。

まず基地の歴史的経過の説明、現状等の説明があり、その後現物を前に戦闘機F4およびF15の説明を受けました。

コックピットに座らせていただき、どのようにパイロットが操縦しているか説明を受けました。
コックピットは計器だらけで、当然ながら私にはさっぱりわかりません、説明を受けたときパイロットの教習の時のシーンのDVDを見ましたが、とびだして戦闘状態に入ったらほとんどアナログの世界です。
操縦桿をつかみながら、計器は見ずに、顔を頻繁に動かし、前後ろ左右をくまなく見ながら操縦しています。
それもとんでもないGを受けながらです、人間業じゃないと思わずにはおられません。
以前聞いたのですが、あのブルーインパルスの曲芸(曲芸といってもいいのかな?)飛行は自分の目で判断し、コントロール(コンピュータ制御じゃなく)しているらしいです、あんなに2機が接近して飛行してもです、「ヒョエェー」ですね。

増設中の滑走路の工事も見てきました、ものすごく丁寧に施工されていました。
防湿材のテープ止めとか、スランプの極端に少ないコンクリート(収縮が少ない)、それを打設していく重機(私は初めて見ました、バイブレータ、均しを一発でします)、機械による鏝均し、まで機械で行っていました。
その後左官による手仕上げに行きます、つなぎ面の均し、かな鏝、ホウキ目、養生マットをスムーズに行っていました。
できあがった部分をじっくりと見ましたが、ごくわずかのクラック(ヘアーラインさえ無い)も見受けられませんでした。
さすが国防の大切な部分を請け負う施工業者は一流だと思った次第でした。

さて平成22年度の日米共同総合演習が決まったそうです、多分新聞等で報道されると思っています。
朝鮮半島と435km、中国大陸と1000kmしか離れていない日本です。
戦闘機のスピードならそれぞれ26分、60分という短い距離です。
抑止力という視点から、日米共同演習を見ていく必要があるかなと思っている次第です。

そのためには情報のオープン化、共通理解、趣旨確認が大切です。

コメント
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