西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

西都にとって、森林をどうするかは・・・大切な問題です。

2010-11-09 23:19:45 | 日記
宇宙飛行士の毛利さんが言っていたと記憶しています。
「トラブルに直面したとき、それに対処できたのは子供の頃に野山を駆け回ったときに培われた」(えーと、多分です)。

以前滝先生が夢たまごで写真展をしました。
笑顔で写っている子供たちがいっぱいいます.
あのころは、東米良に今では信じられないほどの、子供たちがいました。

今は存続するのに、東米良のみなさんが必死でがんばっています。

昔は森林の仕事で十分生活できるだけの収入がありました、今杉の単価は半分以下に下がっています。
切り出しても儲からない、まして枝払いなどの仕事に当てる余裕は無い。
当然山に入っていこうという方は少なくなります、(誰だって、山は大切だと思っているけど、それが収入に結びつかない)当然山は荒れます、今問題になっている、海岸端の小生物の激減、猿・猪・鹿の被害はそのことも原因だと思います。

何か考え方はないかと思っていたとき「森林・林業・木材産業講演会」が有りました。
今日聞いてきました。
2つの講演がありました、1.「自然と向き合う暮らしの魅力」 赤堀楠雄氏
2.「なぜ、今木の建築なのか」 有馬孝禮氏

その中で気になったことを書きます。
今からは、自然と人の関わり方が問われている。
都会の人間は自然との関わりを意識しなくても生きていけるというおかしな考えがある
自然との関係性を意識を大切にすること

そう言った報告の後で具体的な事例が述べられました。
曰く木造建設の教室に育った子供と、RCの建物に育った子供の違い・
自然に対するセンサーを働かせることがいかに成長のために大切か
「森の幼稚園」の事例
最後にこう締めくくりました「人が健全に生きるノウハウ、文化が山にはまだあると信じる。

有馬さんの講演では「循環型社会の構築」が心に届きました。
それは低炭素社会の構築が叫ばれているいま、無理なく実現できる(それをよしとする市民のレベルアップが必要)方法を探すことがたいせつだ ということです。
顔の見える社会の構築が(電話xitxメールx・・・)なにより今から大切になるということでした。

山間部の方の話を聞き、それを市政に生かす必要性を感じました。
コメント
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