アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#373 道徳心(下)

2010年01月19日 | ボクの思い・信条・理念
前回の道徳心の続きです。

"節操のない振舞いをしない"
今回の衆議院選後に節操のない振る舞いを、たくさん見させてもらいました。
自民党べったりだった団体や個人が民主党に鞍替えしています。
鞍替えしないまでも、民主党に擦り寄り媚(こび)を売り出しました。
田舎のこのまちでも、まちに実力者が現れたり失脚したりした時には、無節操な醜い有様を見させてもらいました。
また、民主党内でも小沢一郎に権力が集中するのを見て、多くの小沢に距離を置いていた議員が擦り寄っていく様は、無節操で醜いものです。
今回の政治資金規正法違反で、小沢が権勢を失った場合、取り巻き連中がどのような振る舞いをするのか興味があるところです。
道徳では節操についてきちんと教えるべきなのですが、節操のない識者が書いたり選んだりしているようなので無理なんでしょうね。

"正義をないがしろにしない"
皆、どうしてこうも正義感が薄くなってしまったのでしょう。
ボクが子供の頃は、近所の農家のオヤジさんでもお店のオカミさんでも、滅法正義感が強く、恐れられていた人がたくさんいました。
そして民衆は皆、正義を守らなければならない、また、正義は必ず勝つのだと思っていたように思います。
このまちで起こった例の生活保護費恐喝事件で思うのは、手続き的にどうのこうのより正義感の欠落を感じます。
道徳できちんと正義について教えなければなりません。
正義がいかに大切で、失われるとどんなひどい目にあうのかを。
小学校や中学校で教えるだけでなく、社会人にも、特に正義を率先して守らなければならない国や地方公共団体の職員、首長や理事者等役員に説かなければならないと思います。

以上3点が、なぜ改善されないのか検証してみましょう。
日本人に武士道精神が失われていったのだと思います。

ボクが武士道精神を持ち出すことに違和感をお持ちの方が多いでしょう。
確かに不似合いな組み合わせです。
封建的なものは好みではありません。
でも、ボクは今、日本で失われて一番惜しいものは武士道精神だと思っているのです。
武士道精神を丸ごと肯定しているわけではありません。
次回は武士道精神のいいとこだっけ取っちゃったらこうなる、見本を示します。

次回タイトルを武士道精神と代えて、続きます。
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