アナーキー小池の反体制日記

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#4689 ボクの思想・信条 ㉑ 宗教(中)

2024年03月23日 | ボクの思い・信条・理念

当時の人は理解不能な出来事を“神”の思(おぼ)し召(め)しだ、って考えたのです。“神”がお怒りになり災害や疫病を起こしている、なんてことを真面目に思って“神”のお怒りを鎮(しず)めるためお祈りをしたり、時には生贄(いけにえ)を供えるなんてこともしたんです。

ヒトを特別視し、神が創りたもうた特別な存在なんだ、ってことも長く信じられてきました。

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2,3百年前に始まった科学革命で、いろんなことが解明されてきました。地震や火山の噴火など災害がなぜ起こるのか、疫病が伝染病であることなどなど次々と事実が解明されてきたんです。ヒトは特別な存在ではなく、他の生物と起源を一にするものであることも明かされました。

この時点で宗教の役割は終わっていたんです。ただ、宗教は無くなりません。戦争や紛争の多くが宗教がらみであることは確かで、諸悪の根源なのに。

そして世界中の宗教は、この世には〝神が”が存在し、ヒトが死んだら魂(たましい)が残り、天国か地獄に行き永遠な存在になる、って妄想を吹き込みました。

ヒトは特別な存在ではなくて、バクテリアやアリと起源を同一にするってわかってるのに、ヒトだけ魂が残るなんて信じられません。ボクたちは普通の生活の中で普通にアリを踏みつぶします。アリはぺしゃんこになり死んでしまいます。無にかえるのです。ヒトも同様です。死んだら無にかえるのです。

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科学が発達する前なら、ヒトを特別視するのはなんとなくわかる気がします。なにせ頭でっかちで2足歩行をするんですから、他の種に比するとかなり異形なんです。でもサルの一種であることが証明されています。

その当時、わからないことだらけで、そんなのを神のせいにするのもわからないではありません。でも科学が解決した段階で神の出番は消えました。

世界中の宗教は神の存在を示し、崇めているのを可笑しく思います。日本はたった80年前まで天皇が神でした。現人神(あらびとがみ)として崇められていたんです。天皇が神だなんて可笑しな発想です。神はオマンコをして産まれるはずがないのです。キリスト教のイエスだってマリアが処女懐胎をして神の子を宿らせた、って方便を使っているんです。

続きます。

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