アナーキー小池の反体制日記

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#2405 映画”ヒトラーへの285枚の葉書”

2017年08月16日 | ボクの思い・信条・理念
昨日は、札幌へ墓参りに行きました。(納骨堂ですが)
母が遠出が出来なくなって参加せず、ボクも運転が億劫になっているため、久しぶりにJRを使っての札幌でした。
お盆の帰省客のラッシュが伝えられているJRですが、行きも帰りも列車内はガラガラです。
JRに乗ってやらなきゃ~札幌旭川間も廃止になるかもしれません。

・・・
墓参りが終わってから、狸小路の映画館で”ヒトラーへの285枚の葉書”を観ました。
対戦中、ドイツの一夫婦がヒトラーやナチスドイツにささやかな抵抗をし、摘発されて処刑される、という実話を元にした映画です。
敗戦記念日にふさわしい映画でした。

敗戦後の日本とドイツは、戦争犯罪人に対する措置が対照的です。
ドイツは徹底的にナチス協力者で犯罪を犯したものを糾弾しました。
かたや日本は、一部厳罰を食らった者もいますが、そのほかは生ぬるいものでした。

戦前・戦中に良心的な思いを持っている人の多くは、治安維持法で摘発され拷問を受け死んだり不具者になったりしました。
それらを実行したのは憲兵と特高です。
彼らの多くは戦後 公職追放の憂き目に合いましたが、その後 警察の公安部門に採用されたのです。
そんな悪辣な輩(やから)が、公安警官としてのうのうと人生を全うしたのです。

許されません。

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