アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#527 勤め人時代(4)無給研修

2010年11月03日 | 勤め人時代
職員になる前の直前、1週間か10日は無給の研修でした。
今では考えられませんが、当時は採用前の無給の研修が当たり前でした。
新採用者全員を集め、大きな会議室で研修です。
この年は新採用者が保育士や消防士を含め50人以上と大変多かったのですが、こんなに多くの新採用は先にも後にもこの時だけだと思います。

担当職員の説明や幹部職員、市長の訓話がありましたが、何一つ憶えていないところを見るとたいした内容ではなかったのだと思います。
皆静かに聴講し、もとろんボクも皆に習ってまじめにお勤めをしました。
しかし、休憩時間は親しくなった数人とふざけあっていたものだから、早速当局から目をつけられました。
寮に帰ってから、寮長からやんわり注意を受けたものです。

終盤には市内の公共施設を見学です。
どこに行っても雪に埋もれた感じがしていたとしか憶えていません。

当時は職員労働組合が血気盛んなときでした。
労使の対立も今とは比較にならないほど、緊張していました。
そのせいなのでしょう、幹部職員の訓話には労働組合を敵視し労働運動の違法性についてしつこく述べているのがありました。
当時は労働組合と馴れ合っていない、気骨のある幹部職員がいたんですね。

こんなのやそんなのの退屈で面白くなく、長~い研修がようやく終わりました。
次回からがようやく本当の職員としてです。

思い出しました。
この研修で一緒だった女性と、ボクは2年後に結婚し、いまだ続いているのです。
本当です。
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