滝川市は、旧浄水場の建造物について、水道企業会計の財産だから簡単に使用させることはできない、とも、目的外使用が許されるのか確認が必要、とも言い出したのです。
これから使うはずのない“負の財産”なのに。
ボクは市の対応を、ただの難癖(なんくせ)、と感じたもんです。
そんな状況が何年か続いたころ、五十嵐氏に隣ムラから廃校になる小学校校舎を提供しよう、との話が持ち込まれたのです。
ムラが校舎を数千万円かけて改修し、アトリエとして使用できるようにする、という条件でした。(滝川の数百万円ではなく、数千万円です)
滝川市の対応に嫌気がさしていた五十嵐氏は、隣ムラの提案に応じたのでした。
このマチの出身である五十嵐氏は、このマチに対する愛着がとても強いものがあったのですが・・・
隣ムラの五十嵐氏のアトリエ兼作品展示場は10年ほど前に開設され、週に一度は五十嵐氏が作品制作のため訪れ、アートやデザインに興味のある人が来館し作品を鑑賞しているようです。(コロナ禍に見舞われた昨年今年の状況は知りません)
このマチの旧浄水場は、負の遺産として朽ち果てるのを待っている状態が続きます。せっかく再利用されるチャンスをミスミス逃したんです。
いえ、旧浄水場は鉄とコンクリートの塊ですから、いつまでたっても朽ち果てはしないのです。
この先延々と、廃墟として放置されるのでしょう。(今年から始めるゴミ建物撤去計画に旧浄水場が入っているのかは、知りません。上水事業企業会計のもので旧浄水場は貴重な資産なんだ!と関係者が突っ張っているかもしれません)
A・C・Tの名称変更と解散の件、以上ですが、以下はこのマチが五十嵐氏をヨイショ、の話です。
ドーユーわけなのでしょう?
2016年の秋頃の新聞に、滝川市は市政功労者に五十嵐威暢氏を選んだ、と載っていました。
五十嵐氏の受賞理由は、世界的に評価の高い彫刻作品を創作し、市内各所に設置し「紙袋ランターンフェステバル」を企画、とありました。
滝川市の悪態、まだまだ続きます。