パリ五輪、、まだまだ熱戦が続いています。日本選手の活躍も凄いのです。幅広い競技で想定外の活躍です。特に、新たな競技での奮闘が目立ちます。
それら新たな競技は、今までの競技と大いに雰囲気が違います。古いのを体育と呼び、新しいのをスポーツと呼ぶのがふさわしいのかも知れません。
新たな選手と旧態依然とした選手が混在しています。旧態依然とした選手は減って来てるけど今だしぶとく残っています。そしてそんなのを支持する者がいるんです。
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10年ほど前だったでしょうか?卓球日本女子の試合中の振る舞いが話題になったことがありました。国際大会で相手国選手を睨みつけ拳骨を突き付けるんです。まるでチンピラ・ゴロツキの所作です。ボクはそれを見て不快感を覚えたんだけど、国内の評価は二分されていました。「血戦なんだからあれくらい気合が入っていい」「相手に気合を感じさせて圧倒する作戦だ」なんて賛意を表すもの結構いたんです。
方やボクのように「スポーツマンシップに欠けた下品な振る舞い」と感じた者も多かったのです。対戦国の選手も不快感を露わにしてました。国辱的所作でした。
今大会を見ててそんな極端な所作は見当たりません。でも依然として古い競技には相手を敵対視る所作が見受けられます。
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新しい競技の大半は、海外の選手と意気投合してハグしあっています。体育とスポーツの大きな違いを感じます。苦渋に満ちた顔をするより笑顔が似合うのです。
一昔前から、日本のスポーツ界も変貌を遂げているようです。