アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#2856 大ズモー九州場所 貴景勝優勝

2018年11月26日 | 教育・文化・芸術・スポーツ
開幕当初、史上最悪とも言われた大ズモー九州場所が昨日終わりました。
優勝はフテブテ・ボーイズの片割れ貴景勝でした。(ちなみに、もう一方は阿武咲です)
お若いのに・・・立派な優勝でした。

史上最低の大ズモーと称されましたが、後半は盛り上がりました。
大関・高安と小結・貴景勝の活躍です。

3横綱欠場の中、高安は精一杯の働きをしました。
腰痛で不調が伝えられる中、千秋楽まで優勝争いを演じたんですから、褒(ほ)めてやらなくてはなりません。
高安が負け続けていたなら、最初から最後まで史上最低の大ズモーと罵(ののし)られていたでしょう。

貴景勝は強かったです。
久々の押し突き専門力士の活躍です。
これからの活躍に期待します。

貴景勝を見てると、60年前の若乃花を思い起こします。(取り口は全然違いますが)
60年前、若乃花と栃錦が横綱でしのぎを削っていたもんです。
若乃花は田舎出で、栃錦は都会派の力士です。

若乃花の根性が栃錦に勝ったのです。
若乃花の勝負にに対する執念はもの凄いものがありました。
執念と根性の権化、みたいな力士でした。

その弟の大関・貴ノ花も執念と根性の権化、みたいな力士でした。
そしてその子の貴乃花も、執念と根性の権化、みたいな力士でした。
土俵上では、決して手から先に落ちることはありません。
少しでも落ちるのが遅くなるよう、顔から落ちるのです。
その執念のすさまじさには、驚嘆を通り越して気味悪さを感じたもんです。

貴乃花はその60年前の若乃花のDNAを引き継いでいるんです。
貴乃花部屋に入ってきた見習いに、その教えを伝えていたようです。
貴乃花部屋が無くなって他の部屋に移った力士たちは、貴乃花の教えよろしく執念と根性の権化、みたいな力士になりました。
度が過ぎて問題を越した貴公俊とか貴ノ岩の例もありますが、貴景勝も同じ穴のムジナです。
執念と根性の権化に傲慢(ゴーマン)さが漂い、今の日本人力士が失っているハングリー精神も旺盛です。

傲慢が悪いのではありません。
大ズモーでは傲慢力士がたくさんいました。
北の湖、千代の富士、朝青龍など傲慢を売りにしたのがいたのです。
貴景勝、これからもヒールを売りにしたスモー取りにならんことを願います。
この記事についてブログを書く
« #2855 本糞(ほんぐそ)か ... | トップ | #2857 大ズモー 足の長い日... »

教育・文化・芸術・スポーツ」カテゴリの最新記事