アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#529 勤め人時代(6)歓迎会

2010年11月05日 | 勤め人時代
4月1日の午後5時30分から都市計画課の歓迎会です。
新採用はボクのほか、下水道係に一人配属になりました。
そのほか、庁内異動で新たに都市計画に来た職員も対象でした。

総勢で10数人が、居酒屋での宴会です。
課長から歓迎の言葉をもらって、対象者の一言が求められます。
ボクは飲み会の経験はたくさんありましたが、だらしのないのばっかりでこのような正式のは初めてです。
言う事を何も用意していなかったものですから、日中のビニールハウス修繕の話をしました。
そうしたらその話、管理職には内緒だったのですね。
ビニールハウスを建てている事も知らされていなかったようなのです。
係長が、あわてて管理職に説明しています。
この件は問題にはなりませんでしたけど、研修のときに教わった守秘義務?、早くも登場です。
用心、用心です。

職に就いて初めての飲み会は、荒れたものになりました。
事前に寮長からは、建設部の中では都市計画課が一番おとなしく紳士的だと聞いていたのですが、どうしてなかなか、鍋はひっくり返すし、お銚子が空を飛んでいたり、部屋のふすまに穴は開けるし、参加者の中では言い合いの声がしていたりと大騒ぎでした。

その後都市計画課には5年ほどいたんですが、こんなに荒れたのはこのときだけです。
とはいえ、寮長が「都市計画課が一番おとなしく紳士的だ」と言っていたのは、建設部の中での話しで、一般的な職と比較するとおとなしくなく紳士的でもありません。

役所でも建設関係はよくお酒を飲みます。
ボクのようにお酒が弱い人は「酒も飲めないで土方が務まるか!」と言われたものです。
今と違い、先輩から誘われたら断ることも出来ません。
でも学生時代からなんだけど、お酒は弱いのだけど飲めないなりの付き合い方をしてきました。

課の先輩に連れられて2次会、3次会と行き、帰りは当然12時を回っていました。
前に記しましたが寮には門限があって、遅くなるときは事前に連絡しておかなければ鍵を開けてくれません。
そのことをすっかり失念していたボクは、寮の壁に積もった雪山をよじ登り、2階の隣の部屋の窓をノックして入れてもらい、ようやく自室にたどり着き、洋服を着たまま倒れるように寝てしまったのでした。
とっても長い一日でした。
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