＃1065 教育委員会

橋下が教育委員会の不要論を述べているようです。（ボクたち地方自治体に席を置いていたものは教育委員会事務局を教育委員会と呼ぶことが多かったのですが、ここでは純粋に教育委員5名の合意体、教育委員会のことをいいます。)
彼の意のままにならない大阪市の教育委員会に業を煮やしているようです。

戦後すぐに米国主導で教育委員会が出来たそうです。
教育は行政と一体ではいけない、との思いです。
教育委員は公選制でした。
公選制はいろいろ弊害が出たため、首長による任命制となったのです。
この時点で教育委員会は不要なものになりました。
なにせ首長が好きな人を任命するのだから、教育委員会は市長の直属下の組織となり、教育委員は首長の茶坊主ばかりになったのです。

全く用をなさない組織かと思っていたら、大阪市ではちょっとだけ用を成したのです。
なぜかというと、橋下が就任前に委員となっている人たちで構成される教育委員なんです。
もう少し経ったら委員の任期が切れますので、次は橋下の茶坊主だらけの教育委員会が出来上がるのですから、ほんの少しの我慢です。

たまたま、大阪市でちょこっと用を成したけど、やはり教育委員会は何の役目もなしていないのは明らかです。
早いとこ法を改正して、教育委員会なんて無くすればいいのだと思います。