アナーキー小池の反体制日記

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#2284 ボクが職場で出会った理不尽な出来事 ③

2017年04月17日 | 市内の話題
このシリーズはボクの自慢話ではないか?と思われている気がしますので、釈明します。
今はちょうど新入職員の就職時です。
彼らとか、若い職員に伝えたいのです。(中堅以上の職員は、何を言っても理解が及ばないことが分かっているので対象外です)
市職員は市長や市議や上司のために働くのでなく、市や市民のために働くのだ!と。
上司の命令だからって犯罪の片棒を担いじゃ~いけません。
市や市民のためにならない、もしくは害になることには抵抗しなければなりません。
市長や上司が耳を傾けようとしないなら、公益内部通報制度ってのもこのマチには制定されています。
でも、それって体制側に置かれているので、いいようにあしらわれるかもしれません。
そんな場合は外部通報が有効です。
正義は守らなければならないのです。
理不尽なことは真実を発信しなければ、理不尽なままで改善されません。
ただ、そんなことをしたら組織から疎(うと)まれますし、出世など望みようが無いのは確かです。
組織から疎まれても出世をしなくとも、食べていけるだけの給料を得ることは出来ます。
誇りある一人の人間としての尊厳を保つのか、おもね・へりくだった安寧な人生を享受するのか、判断はお任せしますが。

ボクは前回記した件について、自慢するどころか、当時、悪行をなぜ外部に通報しなかったのか?、反省をしています。

・・・
本題に戻ります。
石建とこのマチの腐れ縁は根強いものがありました。
まず、滝川市職員の土木技術者の中には北海道開発局出身者がたくさんおり、中でも石建出身者がかなりいました。
何せボクより数歳年上の土木技術者は、ほとんどが開発局とか民間土建屋からの中途採用者だったのです。
即戦力として使える経験者を多数採用したのにはワケがあります。
急速に公共工事が増えたため、中小の地方自治体はこぞって実務経験者を中途採用したものです。

北海道開発局出身者はとりわけ、公共工事発注と土建会社に思い入れが強かったように感じます。
なんであれ”工事を創り出すこと”を使命のように感じていたようです。

石建にはまだまだ思い出すことがあるのですが、もう一点だけ紹介します。
石建は使命を終え、存亡の危機が迫ったとき、いろいろ仕事を創りだしたことを前回伝えました。
丘陵堤事業もその一つです。
出来上がった石狩川の堤防に、堤防の補強のため側面に盛土をするのです。
屋上屋的に思われるかもしれませんが、全く無意味な事業とはいえません。
しかし、その事業をしてもらうには市が”桜堤(さくらづつみ)”なる上乗せ事業を起こすことが求められます。(決して強制ではありませんが、半強制ではあるのです)

滝川市は、丘陵堤工事を終えた堤防の上に桜の木を千本植え、自然石造りのポケットパーク的なものを何ヶ所か設けることなどを計画し、年次計画を立て工事にかかりました。
この事業も途中からボクが担当となったのですが、吹きっさらしの堤防では桜の成長は望めないのです。
ボクは計画を大幅に縮小し、さっさと事業を終わらせました。
事業の中止はしなかったけど、数千万円の市費の無駄遣いを免れた、と思っています。
ただ、事業を途中で中止できなかったことを後悔しています。

石建と石建シンパの市職員による市費のムダ遣い、まだまだありますがこんなところにしときます。
滝川市に多大な影響を与えた石建職員は、定年退職後 土建会社に天下りしましたが、談合で逮捕されました。
土建会社に思い入れの強かった人ですので、"さもありなん"とボクは感じたのでした。

次回は一息入れるため、時宜にかなったものをお送りします。
ボクが職場で出会った理不尽な出来事シリーズ、はまだまだ続きます。
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