隣マチの空知川の河川敷地を、滝川市が市費を投じて公園緑地とする愚行の続きです。
ボクが公園緑地造成の担当となったのは4月です。
その年度の事業はすでにすっかり決まっていて、口出しできるものではありません。
河川敷の高水敷にはすでにコンクリート製の水路が石建により造られていました。
そのコンクリートを自然石で覆うのが主な工事内容です。
自然石を用いるのですから、結構な工事費になります。
他のも含めて数千万円になりました。
その年の秋の次年度の予算を検討する際、ボクは直属の上司に「こんな無駄なこと、もう止めようよ」って言ってみたんです。
その上司は「ワシもそう思っていたんだが・・・」と言います。
そして2人で部長職の上司のところに行って、そのことを伝えました。
部長職の上司は「石建との約束事なんだから止めるなんてできるわけないだろう。そしてこの事業は毎年議会の承認得ているレッキとした公共工事なんだ。途中で止める理由なんて何も無いぞ」とおっしゃいます。
確かに公共工事は予算委員会で工事名と工事概要と施工位置を示された図面を添付された資料を基に審議され、市議会に諮られ議決されたものです。
予算委員会でも本会議でも何ら問題とはならなかったようなのです。
ドブイタ案件にはキャンキャンとうるさい議員たちも、この案件には何ら疑問を持たなかったようなのです。
議員らの節穴(フシアナ)っぷりには呆れますが、田舎の議員ってこんなもんなんです。
仕方が無いから、翌年も事業を継続です。
工事費をうんと少なめにして、また水路の石張工事を行いました。
そして直属の上司と結託して、石建の意向を伺うことにしたのです。
石建にはこのマチを担当する河川事務所なる出先があります。
そこの担当の係長職に相談しました。
こちらの事情を話すと、その若い職員は「時代も変わって昔とは違うよね。こちらの事情もあるから即答できないけど考えてみる」って言うのです。
「とんでもない!」って追い返されるのを覚悟してたのだけど、意外な反応にかすかな希望を抱きました。
石建はそこの基盤整備に何億円もの事業費を費やしています。
上物ができないのであれば、その基盤整備は無駄な出費、ということになるのです。
会計検査院による検査などのことを考慮すれば、簡単にOKとはならないのでしょう。
きっと石建内部で議論があったものと察しています。
そしてボクは知らないけど、滝川市に対しキツイおっ達しなんかがあったのだろうと、推察されます。
結果は、事業の中断を認める!となりました。
滝川市にとっては、中断イコール中止です。(石建は、さすが取り止めを認める、とは言えなかったのでしょう)
予算の市長協議の席上です。
市長にこの事業を止めることを伝えました。
市長は「オレも何でこの事業をウチでやっているのか疑問だった」と言うのです。
この時の市長は、道庁の幹部職員だった人を迎え入れた、このマチにゆかりのない人だったのです。
なもんだから、石建から直接圧力を受けるって事もなく、事の成り行きすら聞かされていなかったのです。
事業を中止することになったのだけど、そのことについて市議会は例によって何の反応も示しませんでした。
議員連中はそんな事業があったことすら覚えていないのです。
ホントにクソのヤクにも立たない存在だ!と思った記憶があります。(そのときは”クソの役にも立たない存在”でしたが、近年は裁判で確定したことを覆すような悪行を成すのですから、当時はまだマシだったのです)
この事業を中止したことで、少なくとも10億円の無用の支出を防ぐことができた、と自負しています。
もちろんボク一人の力ではなく、直属上司や石建の話のわかる職員などの存在があるのです。
今も現地には造成途中の石造り水路やスケートリンクがあるはずですが、草木に埋もれているのでしょう。
ボクが公園緑地造成の担当となったのは4月です。
その年度の事業はすでにすっかり決まっていて、口出しできるものではありません。
河川敷の高水敷にはすでにコンクリート製の水路が石建により造られていました。
そのコンクリートを自然石で覆うのが主な工事内容です。
自然石を用いるのですから、結構な工事費になります。
他のも含めて数千万円になりました。
その年の秋の次年度の予算を検討する際、ボクは直属の上司に「こんな無駄なこと、もう止めようよ」って言ってみたんです。
その上司は「ワシもそう思っていたんだが・・・」と言います。
そして2人で部長職の上司のところに行って、そのことを伝えました。
部長職の上司は「石建との約束事なんだから止めるなんてできるわけないだろう。そしてこの事業は毎年議会の承認得ているレッキとした公共工事なんだ。途中で止める理由なんて何も無いぞ」とおっしゃいます。
確かに公共工事は予算委員会で工事名と工事概要と施工位置を示された図面を添付された資料を基に審議され、市議会に諮られ議決されたものです。
予算委員会でも本会議でも何ら問題とはならなかったようなのです。
ドブイタ案件にはキャンキャンとうるさい議員たちも、この案件には何ら疑問を持たなかったようなのです。
議員らの節穴(フシアナ)っぷりには呆れますが、田舎の議員ってこんなもんなんです。
仕方が無いから、翌年も事業を継続です。
工事費をうんと少なめにして、また水路の石張工事を行いました。
そして直属の上司と結託して、石建の意向を伺うことにしたのです。
石建にはこのマチを担当する河川事務所なる出先があります。
そこの担当の係長職に相談しました。
こちらの事情を話すと、その若い職員は「時代も変わって昔とは違うよね。こちらの事情もあるから即答できないけど考えてみる」って言うのです。
「とんでもない!」って追い返されるのを覚悟してたのだけど、意外な反応にかすかな希望を抱きました。
石建はそこの基盤整備に何億円もの事業費を費やしています。
上物ができないのであれば、その基盤整備は無駄な出費、ということになるのです。
会計検査院による検査などのことを考慮すれば、簡単にOKとはならないのでしょう。
きっと石建内部で議論があったものと察しています。
そしてボクは知らないけど、滝川市に対しキツイおっ達しなんかがあったのだろうと、推察されます。
結果は、事業の中断を認める!となりました。
滝川市にとっては、中断イコール中止です。(石建は、さすが取り止めを認める、とは言えなかったのでしょう)
予算の市長協議の席上です。
市長にこの事業を止めることを伝えました。
市長は「オレも何でこの事業をウチでやっているのか疑問だった」と言うのです。
この時の市長は、道庁の幹部職員だった人を迎え入れた、このマチにゆかりのない人だったのです。
なもんだから、石建から直接圧力を受けるって事もなく、事の成り行きすら聞かされていなかったのです。
事業を中止することになったのだけど、そのことについて市議会は例によって何の反応も示しませんでした。
議員連中はそんな事業があったことすら覚えていないのです。
ホントにクソのヤクにも立たない存在だ!と思った記憶があります。(そのときは”クソの役にも立たない存在”でしたが、近年は裁判で確定したことを覆すような悪行を成すのですから、当時はまだマシだったのです)
この事業を中止したことで、少なくとも10億円の無用の支出を防ぐことができた、と自負しています。
もちろんボク一人の力ではなく、直属上司や石建の話のわかる職員などの存在があるのです。
今も現地には造成途中の石造り水路やスケートリンクがあるはずですが、草木に埋もれているのでしょう。