アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#3535 続 町内会存亡の危機 ⑲

2020年10月08日 | 市内の話題
前回までずっと、2年半前からのこの町内会の混乱ぶりを、過去の投稿文を再掲することにより示してきました。
今回は再掲ではありません。
この数ヶ月で劇的に変わった町内会を巡るお話です。

この春は新役員のなり手がいなくて、町内会の解散を真剣に検討していたんです。
そんな時、新たな役員のなりてが手を挙げてくれて、新執行部が発足したのは4月下旬でした。

間もなく新会長から文書の配布があったのです。
目を疑いました。
滝川市から広報誌の配布について、町内会で行うか否かを町内会で決めてくれ、ってお達しがあったそうです。(内容文はお役所臭プンプうで、持って回ったような難解な文章でした)

・・・
少なくとも、ここの町内会にとって広報誌の配布は重い負担となっていました。
なもんだからボクは、広報誌の配布を断るべきだ、と主張してきたんだけど、広報誌の配布は町内会にとって大事な責務なんだ、って意見に押され潰された経緯があります。
町内会ってもんを勘違いしてる、ポンコナスにはつける薬がありません。

ただボクは、町内会から広報誌の配布を断らない限り、町内会の広報の配布は仕方がないもんだ、とも思い込んでいたんです。
市から広報誌の配布について、町内会で行うか否かを町内会で決めてくれ、なんてことはこの後5年も10年もたたなければ言ってこないもん、と思っていました。
なにせ市は、市立病院の経営難で財政非常事態下にあるんです。
町内会に代わり市が広報誌配布をするとしたら、きっと余計な支出が生じます。
滝川市にはそんな余分なお金があろうとは思ってもいなかったんです。

しかし、市政は小説より奇なり、ってことわざがあるとおり、滝川市はやってくれました。
市から広報誌の配布について、町内会で行うか否かを町内会で決めてくれ、って言ってきたんだそうです。
もちろん市内全域の町内会にも同様のお達しがあったのでしょう。

このお達しを発することになった市の事情について、憶測をたくましくしてみます。
全国的に町内会が行う広報誌の配布について疑問の声が上がっていること。
市内の他の町内会からも同様の声が上がっていること。
市民の町内会への加入率が低下していることの原因の一つとして捉えられていること、などなど。

ボクは市の英断に敬意を表します。
スガは自助・共助・公助って力説するけど、公が任意の団体に迷惑をかけるなんてトンでもありません。
公助どころか、公妨なんです。

町内会シリーズは次回に続きます。
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