アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#3536 続 町内会存亡の危機 ⑳

2020年10月09日 | 市内の話題
滝川市からの“広報誌の配布を町内会で行うか否かを町内会で決めてくれ”って申し入れがあったことについて、ボクのところの町内会長は素早い反応を示しました。
まず、市からこのようなお達しがあったことを伝えるとともに、町内会員全員にアンケートを行ったのです。
広報誌配布を従前どおり町内会が行うか、それとも、配布を断るのかを問うアンケートです。

同時に、町内会で慣例的に行われている回覧板を今まで通り行うのか否かもアンケートの対象でした。
回覧板については、どうでもいいことの文書が大半で不要ではないか?との声が上がっていたんです。
お隣に回覧版を届けるのが大変なお年寄りが、回覧板は不要です、と言って回覧板を回すことのない会員はこの町内会にも結構あるんです。
この機会に回覧版の是非を問うのもグッドタイミングでした。

アンケートの結果です。
回収率は約8割でした。
そして回答した人のうち8割が市広報誌の配布を町内会は断る、回覧板も原則廃止する、という結果でした。
なお2割の住民は従来の手法を望みました。

町内会長は今結果をもとに臨時の総会を催し、議案として提示したのです。(コロナ禍の中です。議案を全戸に配布し賛否をペーパーにより示させ、回収する手法です)
結果は回収率8割で、回答者のほぼ100%の支持で議案は承認されたのです。
来年度からこの町内会では市広報誌の配布を行わず、回覧板も原則行われなくなりました。

この迅速な対応に、ボクは会長や他の役員のご尽力に大いに感謝しています。
いくら市からのお達しからとはいえ、町内会規約を変更しなければならない大仕事です。
アンケートをとったり、と大変だったでしょう。

町内会員もアンケート時に、2割の方が現状維持を望んだんだけど、総会議決時にはほぼ100%の賛意が示されました。
ボクは現状維持を求める人たちがもっとたくさんいるだろうって予想してたんだけど、意外なことに皆が賛意を示したんです。
多くの町内会員がこれらの問題について、以前から疑問視していたことが窺われます。

町内会改革、会長をはじめ役員たちのご尽力によって大きな前進を遂げました。
ボクはこのこと以外に訴えていたことがあります。
強制募金こと共同募金です。

このことについては3種ある募金を一括して募る、としたほか、あくまで任意なんだ、ということを強調し、強制ではない、ってことを示しています。
募金主体側も、町内会による募金方法に何らかの検討を加えているんではないか?と期待しています。

以上、町内会シリーズを終えます。
この記事についてブログを書く
« #3535 続 町内会存亡の危機 ⑲ | トップ | #3537 見え透いたウソをコク... »

市内の話題」カテゴリの最新記事