こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

保育所待機児童は今・・・

2016-09-17 18:29:03 | 市政&議会報告
昨日の決算委員会、「民生費」の質疑の中で、保育所・認定子ども園長時間部の待機児童数がどうなっているか?聞きました。

昨年度の予算審査で「25人の待機児児童は、全員保護者が求職中」という答弁がありました。保護者の就労がすでに決まっていて、保育所に入れなければせっかくの仕事をやめなければなりません。多くの場合、仕事をやめるのは女性です。

その悔しさを、多くの女性たちから聞いてきました。


年度途中の入所希望も、当然あります。

年度末には、「待機児童数は51名。内、求職中は24名」ということでした。

ちなみに、今年の9月現在では、「待機児童数19名、内、求職中が13名」。


待機児童数の定義は、国も、そして泉大津でも変遷してきました。

「保護者求職中」を一律にバッサリ除外して、見かけ上待機児童数を減らした時期がありました。


「仕事と子育ての両立支援」と言いながら、まったくおかしいと、繰り返し、質問してきました。


今は、「積極的な求職活動をしている」ことが、面接記録やハローワークの登録で明らかであれば、入所申請を受付、定数に余裕があれば入所して求職活動を続けることができます。

しかし、そうは言っても、小さな子どもさんを抱えて保育所の入所が未定の中で「積極的な就職活動」をすることは、ハードルの高いものです。

より柔軟な対応を求めました。


「特定の保育所を希望している」(他の施設なら入所可能)場合は、「待機児童にカウントしない」のが国の考え方ですが、泉大津では待機児童に含めています。

「兄弟がいる」「通勤の経路」「自宅からの距離」など、「希望する保育所」にはそれなりの事情がありますから、この考え方は保護者の気持ちにそったものだと思います。



今の待機児童のほとんどは、2歳以下の低年齢児。特に1歳児が多いのは、「育児休暇明けで保育所に入れない」状況が伺われます。

「園児数が減少している幼稚園の施設活用で、幼保一体化子ども園を開設、待機児童の解消」に市が取り組んできたことの成果が実っていますが、今、一歩!

保育を必要とする全ての子どもたちを受け入れることができるように、3つ目の公立認定子ども園の開設が待たれます。





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