こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「一括提案」があたりまえでいいのだろうか?

2017-09-11 17:38:44 | 市政&議会報告
明後日から始まる市議会定例会の議事日程などを確認する議会運営委員会が開かれました。

その他の継続して議論してきた課題も多くあり、午前中いっぱいかかりました。


一般質問が終わったあと、執行部からの提案の議案審議となります。


その一つが、「福祉医療の助成制度」に関わる条例改正です。

障害者医療費助成等の負担増、子ども医療費助成の対象年齢引き上げが一括で提案されます。

「老人医療費助成」はすでに大枠で廃止されてきましたが、残っていた重度障害者等の高齢者に対する助成を、「障害者医療助成」と統合し(すべてが移行するわけでなく、かなりの方が新たな制度では対象外に)「老人医療助成」の条例は丸ごと廃止されます。


それぞれ別個の4つの条例に関わります。

「大阪府の福祉医療の再構築」という影響を受けた制度改定と、市独自の子育て支援施策による拡充。改正の背景や理由も異なります。


これらが「泉大津市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例等の一部改正」という1本の議案になります。

議案に対する各議員の賛否の表明は、議会だよりで公表しますが、「何に賛成したのか」「反対したのか」、市民の方からはわかりにくいことになるでしょう。


厚生文教常任委員会で説明を受けた時も、理事者と議会(議長・副議長、常任委員会の委員)の双方に問題提起をしました。(その経緯は8月31日のブログ

その趣旨は、一応受け止められたうえで、議長、常任委員会委員長が調整・協議もしていただいた報告もされましたが、結果は「一括議案」ということになりました。



条例の制定、改廃を審議する議会の役割、市民にわかりやすい議会の在り方として、「果たしてこれでいいのかということは今後も考えて欲しい」と今日の議会運営委員会の場でも発言しました。










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