6月2日から、コロナ対策で休館となっていた公民館などの使用が再開された。
勤労青少年ホームの会議室を借りようと申し込んだ方から利用にあたって「参加者の全員の氏名と体温」を記入することを求められたと聞いて、ちょっと驚いた。
「そんなに市民の健康を心配してくれるんなら、体温計、用意してください」と言ったそう。
体温計を常時持ち歩く人は少ないと思うし、朝、検温したとしてもそれを記入する意味があるだろうか?
体調が特に悪くなければ、私も毎朝、検温する習慣はない。
(議会開会中は、事務局の職員さんが「熱、ありませんか?」と聞いてくださいます。)
同じく市民の利用する公共施設でも、長寿園は「参加者名簿を主催者の責任で3ヵ月間保管」ということになっている。他市の状況を聞いてみたが、そういう対応が多い。
第2波、第3波の心配は消えない。
「もしかしたら・・・」の注意は怠らず、「感染防止」の意識は持ちながら、そろりそろりと慎重に「普段の暮らし」に戻していかなければならないときなのだと思う。
しかし、私たちが「どんな会合に参加したか?しないか?」「どんなグループに所属しているか?いないか?」・・・それは、きわめてプライベートな情報だ。
「感染防止」のために、プライバシーを守ることに一定の制限がかかる場合があったとしても、それは最小限にとどめるべきではないかと思う。
自由で活発な市民活動を大切にするために、長寿園の使用ルールのように「主催者の責任で名簿を管理」することで充分ではないだろうか。
・・・・ということも考えながら、明日の質問準備はまだ道半ば。
いつもよりやや早く仕上がるかと思ったが、結局同じような時間になった。
明日は6人目の登壇。傍聴、よろしくお願いします。