Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

都波岐奈加等神社(2016年5月8日参拝)

2016年06月15日 | 一宮
鈴鹿市には一宮が二社あり、
一つは有名な椿大神社、もう一つが都波岐奈加等神社です。

都波岐奈加等と書いて「つばきなかど」と読みます。


所在地:三重県鈴鹿市一ノ宮町1181
主祭神:都波岐神社(猿田彦大神)奈加等神社(天椹野命、中筒之男命)
創建:(伝)雄略天皇23年
社格:式内社、伊勢国一宮、県社



【由緒】
延喜式内で小社ではあるが伊勢国一宮である。

猿田彦大神八世の孫伊勢国造高雄柬命が勅を奉じて、
伊勢国河曲県中跡里に二社を造営し、その一社を都波岐神社、
また他の一社を奈加等神社と称したのが始まりである。

社殿は一つで二社が相殿の神社である。

平安時代の初めの淳和天皇の天長年間には、
弘法大師が本社に参篭し獅子頭二口を奉納したと伝えている。

平安時代を通じて歴代天皇の崇敬が厚く度々神階を進められたが、
白河天皇は承暦3年当二社に対して正一位を授けられ宸筆の勅額を賜った。
 
中世に入り更に大きな発展、室町幕府の征夷大将軍足利義満が、
富士登山の帰途本社に参拝し幣帛を供え社領を寄進。 

永禄年中、織田信長は伊勢平定の軍を進め、
近くの神戸・高岡の二城を攻略、本社は兵火にかかり社殿が焼かれた。

社殿は江戸時代に入り寛永年中に、神戸城主一柳監物によって再建。

江戸時代末期には熊本県阿蘇神社・茨城県鹿島神宮と同じ、
摂政家である鷹司家の執奏社として大宮司職が置かれ大きな勢力を有した。

明治時代に両社をあわせて都波岐神社奈加等神社として県社に列格。

平成9年3月24日早暁、明治9年の建立になる木造瓦葺の
拝殿・祝詞殿が不審火によって焼失した。

その後、新拝殿が翌年に再建され、10月10日に竣工式を行った。


【鳥居】


社号標も二つありましたね。

駐車場といって良いのかよく分からんが、
拝殿横の境内に停めれました。


【境内】


正直、一宮としての品格や神域感は感じない。

椿大神社を参拝した後だと尚更。

昔は凄かった系なのかな。


【狛犬】



【拝殿】




うーん、白いコンクリート造りは好きじゃないのよね。


【本殿】




安政3年(1856)に建立されたもの。

手前の境内社は神明春日社で、
御祭神は天照大御神、天児屋神。


【御朱印】


3種類あって2種類いただきました。
この2種類は各500円です。

もう1種類は皆さんツッコミまくっていますが、
都波岐神社奈加等神社と書かれたバージョンが何と千円でした。

これは面白い発想だ。(^^;

団体の場合は御朱印代割引があったり、
大判の一宮専用の御朱印帳を購入すると、
御朱印代は無料だったりと、
がめついのか良心的なのか、よく分からん。(笑)


<修正>
2019年1月現在、都波岐奈加等が500円、
都波岐神社が300円、奈加等神社が300円に変更になったそうです。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2019-01-16 08:16:07
今は、御朱印
都波岐奈加等が500円
都波岐神社が300円
奈加等神社が300円でした。
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Unknown (Unknown)
2019-01-16 08:20:46
こちらのブログは都波岐奈加等神社で検索するとかなり上に表示されますので、現在の正しい情報を載せてあげて頂けないでしょうか。よろしくお願いします🙇‍♀️
返信する
Unknown (ゴマラー)
2019-08-18 09:49:13
名無し様

ご指摘ありがとうございます。
修正させていただきますね。
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