本日は先日に余りの暑さにギブアップした大阪の寺社巡りの続きです。
最後に予定している萩の寺東光院に辿り着けるのか、
今回も暑さとの戦いです。
まずは池田市に鎮座する伊居太神社から参拝開始。
こちらは式内社ではあるが、
尼崎市にも同じく式内社を名乗る伊居太神社があります。
まぁ、この辺りは別の方にお任せですね。
伊居太と書いて「いけだ」と読みます。
普通は読めません。(^^;
所在地:大阪府池田市綾羽2-4-5
御祭神:穴織大明神
配祀神:応神天皇、仁徳天皇
創建:仁徳天皇77年(389)
社格:式内小社、村社
【由緒】
延喜式第九巻神名帳その他の古文書に記されている通り、
由緒正しく、歴代の天皇、皇族、将軍の崇敬の厚い神社であって、
歴代の天皇、皇族の勅願所として官幣を奉られた神社である。
応神天皇は織物、衣服等が不完全なることに気づかれ、
阿知使主・都加使主に命じ中国に渡らせ機織の師、裁縫の師を求められ、
裁縫師兄媛、弟媛、及び穴織、呉服の機織の師の四女を伴い帰国した。
後、応神天皇が崩御せられたので仁徳天皇にお仕えすることになり、
天皇はその功を賞して新たに猪名の津地として与え、
ここに穴織、呉織の機殿、縫殿を建て、婦女子を集めて技術を教育し、
又この地の治安、行政の任に当らしめられた。
この地名にちなみ、猪名津彦の神と申し上げる。
次代履中天皇皇太子の折、住吉皇子が反乱を起こし、
皇太子を殺いたてまつろうとしていることを知り、
阿知使主は平群木莵と共に難を皇太子に告げ、
馬にて逃れ禍をさけたので、後、皇太子が皇位につかれた時、
その功により蔵の官をさずけられ、新たに領地を賜った。
都加使主は仁徳天皇31年、父阿知使主は反正天皇3年に逝去され、
同年二神の功を賞し、更正まで祀らしめんとして社を建立され、
猪名津彦神社と命名された。
天皇は両媛の功を多とせられ、翌77年勅定により神社を建て、
御鎮座式を執り行われた。
これより呉織の里と呼ばれたるこの地を伊居太と改め、
当神社を秦上社伊居太神社と称し奉ることとなり、これが当社の創始である。
媛が日本の地に上陸の第一歩を記された現地に媛の功績を讃えて、
都の守護神として祀りたまい、又阿知使主、都加使主は反正天皇の勅正により、
下坂・岩坂の神として秦上社のに祀られ、猪名津彦神社と申し上げ、
同じく都の守護神とされ、辰の宮、又は秦上社の奥院といわれるに至った。
以来この二社は宮中の勅願所として官幣をたまい、
歴代天皇、皇族、将軍の崇拝をうけ、桓武天皇延暦4年勅命により社殿を新たに、
応神天皇、仁徳天皇を相殿に祀らしめられ、産業、文化、学芸、
武術の神として尊崇せしめられた。
穴織媛は仁徳天皇七十六年九月十七日逝去され遺骸を梅室に、
呉織媛は翌十八日に逝去され、遺骸を姫室に納められた。
天正年間荒木摂津守村重により社殿が焼失、
慶長9年(1604)豊臣秀頼が片桐且元に命じ社殿を再建。
明治20年(1887)に現社名に改称し、現在に至る。
【石段】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/3b/4357f6410673c509ab8554bfa1725b8f.jpg)
電話番号を元にナビで誘導されると、
車の通れ無い五月山動物園の入口を進もうとする。
これ以上どう考えても進めないので、
とりあえず近くの有料駐車場に車を停めて神社を探す。
神社を探して一旦下まで降りて能勢街道を歩き、
川崎商店という豆腐屋さんを左折し、暫く歩くと神社発見。
昼の12時だとさすがに暑いし、無駄に歩き疲れてしまった。
これは先が思いやられる。
【鳥居】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/d1/3e11087986b406fc3746e8ca25233b3e.jpg)
【参道】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/27/73ac766d6c56c5a5991b4a604d9db5f8.jpg)
天気がよく陽がてっているのに、何故か薄暗く感じる参道です。
【稲荷社】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/93/ee7372373f5a6ab62b05ac0041b3ac03.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/67/50e92ed741a5fab93d7f358500936c23.jpg)
【厳島社】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/80/9591018597e217e4748f025352700eac.jpg)
【爲那都比古神社】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/d1/0592ed649e61fd35bd82da872bfa1aea.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/93/74f50c22e033a0a86fa3807dd9b4b9d5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/a4/641b56c839150e84426cd217ba561f8a.jpg)
この辺りは特に薄暗いです。(^^;
【大門】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/6c/8fbfc82b9ae2926c3aabdedb3a772cb5.jpg)
これは見事な門です。
【境内】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/a4/fe67eb2118e6f529b797dadd375db920.jpg)
大門をくぐり境内に入ると参道の雰囲気が激変した。
境内はとても良い雰囲気です。
【拝殿】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/64/2735d8b73bd7fb4a65e0e43a10d1f6c2.jpg)
舞殿のように見えますが拝殿です。
ただ、祭りの時等は舞台としても使用されるようです。
【狛犬】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/0c/17ab0493552dafd4d52a08411f2d1bc1.jpg)
【御神木】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/33/ccab444cbacec1a7bfecf0d62c754d96.jpg)
荒木摂津守村重によって神社が焼き払われた時、
御神体の穴織姫座像は木の根元に隠されて難を逃れたという。
その木がこの御神木だったらと想像するのも楽しい。
【穴織姫座像】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/42/9918bee8a23d379bf5793a29d5dd96ad.jpg)
【頼光松】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/eb/28b35acf472bdab055269d9d76efe34f.jpg)
源頼光が大江山の鬼退治祈願の為に植えた松だったようです。
【参集殿】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b4/31257eb7145d6d2e0e9055a8e0a0e922.jpg)
【中門・透塀】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/3b/540e6c4adee2432ec05af382fe6caacd.jpg)
これは見るだけで朝廷や豊臣家と関わりがあったことが分かる、
立派なものです。
【狛犬】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/4b/93edb47dd0b40e7444cc517cfbbd30a0.jpg)
【本殿】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/ef/bc57c564c6dd564c928157030d2cd278.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/d8/238d2fe82441ba1e82e7b9dd69313b69.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/0f/8804f5a4e140cbf95631efbd637fd616.jpg)
これはまた珍しい本殿ですね。
三神を祀ってるだけあって三社造の本殿。
初めて見た気がします。
【境内社】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/ac/34e881b8bf8eda9199c3539ae658bcc2.jpg)
住吉社・国常立社・松尾社
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/30/647c0cf9042ac9879c1b0b0ae3443238.jpg)
伊勢社
【神輿庫】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/fd/ad86727488a947c553d6a6001d6c85e8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/9e/dc3acfba9aaac09a62865a61708a92c6.jpg)
【蔵】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/bf/5fdda70292773ebed969e87a65587a66.jpg)
【鳥居】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/51/9185b883832116514c32968bc16103b3.jpg)
五月山動物園とは繋がっていません。
もしかしてナビはこの鳥居を目指したのかな。(苦笑)
【御朱印】
最後に予定している萩の寺東光院に辿り着けるのか、
今回も暑さとの戦いです。
まずは池田市に鎮座する伊居太神社から参拝開始。
こちらは式内社ではあるが、
尼崎市にも同じく式内社を名乗る伊居太神社があります。
まぁ、この辺りは別の方にお任せですね。
伊居太と書いて「いけだ」と読みます。
普通は読めません。(^^;
所在地:大阪府池田市綾羽2-4-5
御祭神:穴織大明神
配祀神:応神天皇、仁徳天皇
創建:仁徳天皇77年(389)
社格:式内小社、村社
【由緒】
延喜式第九巻神名帳その他の古文書に記されている通り、
由緒正しく、歴代の天皇、皇族、将軍の崇敬の厚い神社であって、
歴代の天皇、皇族の勅願所として官幣を奉られた神社である。
応神天皇は織物、衣服等が不完全なることに気づかれ、
阿知使主・都加使主に命じ中国に渡らせ機織の師、裁縫の師を求められ、
裁縫師兄媛、弟媛、及び穴織、呉服の機織の師の四女を伴い帰国した。
後、応神天皇が崩御せられたので仁徳天皇にお仕えすることになり、
天皇はその功を賞して新たに猪名の津地として与え、
ここに穴織、呉織の機殿、縫殿を建て、婦女子を集めて技術を教育し、
又この地の治安、行政の任に当らしめられた。
この地名にちなみ、猪名津彦の神と申し上げる。
次代履中天皇皇太子の折、住吉皇子が反乱を起こし、
皇太子を殺いたてまつろうとしていることを知り、
阿知使主は平群木莵と共に難を皇太子に告げ、
馬にて逃れ禍をさけたので、後、皇太子が皇位につかれた時、
その功により蔵の官をさずけられ、新たに領地を賜った。
都加使主は仁徳天皇31年、父阿知使主は反正天皇3年に逝去され、
同年二神の功を賞し、更正まで祀らしめんとして社を建立され、
猪名津彦神社と命名された。
天皇は両媛の功を多とせられ、翌77年勅定により神社を建て、
御鎮座式を執り行われた。
これより呉織の里と呼ばれたるこの地を伊居太と改め、
当神社を秦上社伊居太神社と称し奉ることとなり、これが当社の創始である。
媛が日本の地に上陸の第一歩を記された現地に媛の功績を讃えて、
都の守護神として祀りたまい、又阿知使主、都加使主は反正天皇の勅正により、
下坂・岩坂の神として秦上社のに祀られ、猪名津彦神社と申し上げ、
同じく都の守護神とされ、辰の宮、又は秦上社の奥院といわれるに至った。
以来この二社は宮中の勅願所として官幣をたまい、
歴代天皇、皇族、将軍の崇拝をうけ、桓武天皇延暦4年勅命により社殿を新たに、
応神天皇、仁徳天皇を相殿に祀らしめられ、産業、文化、学芸、
武術の神として尊崇せしめられた。
穴織媛は仁徳天皇七十六年九月十七日逝去され遺骸を梅室に、
呉織媛は翌十八日に逝去され、遺骸を姫室に納められた。
天正年間荒木摂津守村重により社殿が焼失、
慶長9年(1604)豊臣秀頼が片桐且元に命じ社殿を再建。
明治20年(1887)に現社名に改称し、現在に至る。
【石段】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/3b/4357f6410673c509ab8554bfa1725b8f.jpg)
電話番号を元にナビで誘導されると、
車の通れ無い五月山動物園の入口を進もうとする。
これ以上どう考えても進めないので、
とりあえず近くの有料駐車場に車を停めて神社を探す。
神社を探して一旦下まで降りて能勢街道を歩き、
川崎商店という豆腐屋さんを左折し、暫く歩くと神社発見。
昼の12時だとさすがに暑いし、無駄に歩き疲れてしまった。
これは先が思いやられる。
【鳥居】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/d1/3e11087986b406fc3746e8ca25233b3e.jpg)
【参道】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/27/73ac766d6c56c5a5991b4a604d9db5f8.jpg)
天気がよく陽がてっているのに、何故か薄暗く感じる参道です。
【稲荷社】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/93/ee7372373f5a6ab62b05ac0041b3ac03.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/67/50e92ed741a5fab93d7f358500936c23.jpg)
【厳島社】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/80/9591018597e217e4748f025352700eac.jpg)
【爲那都比古神社】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/d1/0592ed649e61fd35bd82da872bfa1aea.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/93/74f50c22e033a0a86fa3807dd9b4b9d5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/a4/641b56c839150e84426cd217ba561f8a.jpg)
この辺りは特に薄暗いです。(^^;
【大門】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/6c/8fbfc82b9ae2926c3aabdedb3a772cb5.jpg)
これは見事な門です。
【境内】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/a4/fe67eb2118e6f529b797dadd375db920.jpg)
大門をくぐり境内に入ると参道の雰囲気が激変した。
境内はとても良い雰囲気です。
【拝殿】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/64/2735d8b73bd7fb4a65e0e43a10d1f6c2.jpg)
舞殿のように見えますが拝殿です。
ただ、祭りの時等は舞台としても使用されるようです。
【狛犬】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/0c/17ab0493552dafd4d52a08411f2d1bc1.jpg)
【御神木】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/33/ccab444cbacec1a7bfecf0d62c754d96.jpg)
荒木摂津守村重によって神社が焼き払われた時、
御神体の穴織姫座像は木の根元に隠されて難を逃れたという。
その木がこの御神木だったらと想像するのも楽しい。
【穴織姫座像】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/42/9918bee8a23d379bf5793a29d5dd96ad.jpg)
【頼光松】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/eb/28b35acf472bdab055269d9d76efe34f.jpg)
源頼光が大江山の鬼退治祈願の為に植えた松だったようです。
【参集殿】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b4/31257eb7145d6d2e0e9055a8e0a0e922.jpg)
【中門・透塀】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/3b/540e6c4adee2432ec05af382fe6caacd.jpg)
これは見るだけで朝廷や豊臣家と関わりがあったことが分かる、
立派なものです。
【狛犬】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/4b/93edb47dd0b40e7444cc517cfbbd30a0.jpg)
【本殿】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/ef/bc57c564c6dd564c928157030d2cd278.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/d8/238d2fe82441ba1e82e7b9dd69313b69.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/0f/8804f5a4e140cbf95631efbd637fd616.jpg)
これはまた珍しい本殿ですね。
三神を祀ってるだけあって三社造の本殿。
初めて見た気がします。
【境内社】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/ac/34e881b8bf8eda9199c3539ae658bcc2.jpg)
住吉社・国常立社・松尾社
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/30/647c0cf9042ac9879c1b0b0ae3443238.jpg)
伊勢社
【神輿庫】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/fd/ad86727488a947c553d6a6001d6c85e8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/9e/dc3acfba9aaac09a62865a61708a92c6.jpg)
【蔵】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/bf/5fdda70292773ebed969e87a65587a66.jpg)
【鳥居】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/51/9185b883832116514c32968bc16103b3.jpg)
五月山動物園とは繋がっていません。
もしかしてナビはこの鳥居を目指したのかな。(苦笑)
【御朱印】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/d0/c503beb5ca62b8a42f03324943e75843.jpg)
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