バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

MYCN増幅型疾患のための分子標的及びその利用

2016年04月10日 | からだと遺伝子
出願人: 国立大学法人名古屋大学
発明者: 門松 健治, 村上 優子

出願 2012-104857 (2012/05/01) 公開 2013-230130 (2013/11/14)

【要約】【課題】MYCN遺伝子の増幅に関連して合成致死表現型を示す遺伝子に着目し、当該遺伝子を標的としてMYCN遺伝子増幅型疾患のための分子標的やマーカー並びにこれらの利用を提供する。【解決手段】遺伝子異常による疾患のための分子標的のスクリーニング方法であって、前記遺伝子異常を提示する遺伝子異常細胞において発現量が増大する1又は2以上の他の遺伝子をスクリーニングする工程と、前記遺伝子異常細胞において前記1又は2以上の他の遺伝子の発現を抑制することによる前記遺伝子異常細胞に対する選択的な致死性を指標として前記1又は2以上の他の遺伝子を評価する工程と、を備える、スクリーニング方法。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2013230130/

脂肪組織由来間葉系幹細胞を含有する、勃起不全又は尿意障害用の細胞製剤

2016年04月10日 | 細胞と再生医療
出願人: 国立大学法人名古屋大学
発明者: 山本 徳則, 小出 直史, 武井 佳史, 松川 宣久, 舟橋 康人, 後藤 百万

出願 JP2010065271 (2010/09/07) 公開 WO2011043147 (2011/04/14)

【要約】脂肪組織由来間葉系幹細胞の新たな医療用途を提供することを課題とする。脂肪組織由来間葉系幹細胞(ASC)が勃起障害の改善及び尿意の回復(尿意障害の改善)を促すことが見出された。当該知見に基づき、勃起不全又は尿意障害に対して有効な、脂肪組織由来間葉系幹細胞を含有する細胞製剤が提供される。一態様では、脂肪組織由来間葉系幹細胞と体脂肪が併用される。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2011043147/

誘導多能性幹細胞の作製法

2016年04月10日 | 細胞と再生医療
出願人: 国立大学法人名古屋大学
発明者: 磯部 健一

出願 JP2011058027 (2011/03/30) 公開 WO2011135969 (2011/11/03)

【要約】iPS細胞を効率的且つ簡便に作製する方法を提供することを課題とする。骨髄を顆粒球単球コロニー刺激因子の存在下で培養した後、増殖した細胞を形質転換させて多能性幹細胞を得る。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2011135969/



質量分析法を利用した複数癌腫の血液検出のための方法および生物マーカー

2016年04月10日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: 国立大学法人名古屋大学, 株式会社Oncomics, 愛知県
発明者: 高橋 隆, 柳澤 聖, 冨田 秀太, 竹内 俊幸, 久寿米木 美代子, 松尾 恵太郎, 田島 和雄

出願 2008-235216 (2008/09/12) 公開 2010-066225 (2010/03/25)

【要約】【課題】膵癌および卵巣癌を含む複数の癌腫を対象としたヒト担癌患者の血液検出を可能とする方法を提供する。【解決手段】ヒト担癌患者において単一の血液試料を用いて複数の癌腫を検出および同定する方法であって、(1)複数の種類の癌について各々の癌をもつヒト担癌患者由来の血液試料および非癌健常人由来の血液試料中のタンパク質のマススペクトルを測定してタンパク質発現プロファイルを得るステップ、(2)ステップ(1)のタンパク質発現プロファイルを示すピークについて、前記特定の種類のヒト癌の各々を非癌から区別可能な質量数(m/z)のピークを選択するステップ、(3)癌の種類が不明であるヒト担癌患者由来の単一の血液試料中のタンパク質のマススペクトルを測定し、得られたタンパク質発現プロファイルをもとにステップ(2)で選択された質量数(m/z)のピークについて、非癌健常人との間の相対的な発現レベルの差を指標にして複数のヒト癌を検出し同定するステップを含む方法。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2010066225/



精神障害関連遺伝子及びその利用

2016年04月10日 | からだと遺伝子
スコア:4870
出願人: 国立大学法人名古屋大学
発明者: 新田 淳美, 丹羽 美苗, 鍋島 俊隆

出願 JP2006303376 (2006/02/24) 公開 WO2006093034 (2006/09/08)

【要約】精神障害の治療や診断に有用な手段を提供することを目的とする。精神障害に有効な化合物のスクリーニング方法であって、(1)配列番号1の塩基配列を有する遺伝子、配列番号2の塩基配列を有する遺伝子、配列番号3の塩基配列を有する遺伝子、及びこれらの相同遺伝子からなる群より選択される遺伝子(対象遺伝子)を発現する細胞を用意するステップ、(2)前記細胞に試験化合物を曝露するステップ、(3)試験化合物の曝露後の前記細胞における、前記対象遺伝子の発現量を測定するステップ、(4)試験化合物の曝露による、前記対象遺伝子の発現量変化を求めるステップ、を含むスクリーニング方法。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2006093034/

慢性疲労症候群の診断方法

2016年04月10日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物
出願人: 株式会社日立製作所, 国立大学法人徳島大学, 国立大学法人名古屋大学
発明者: 六反 一仁, 森田 恭子, 伴 信太郎, 西城 卓也, 杉山 寿, 斎藤 俊郎

出願 2006-054414 (2006/03/01) 公開 2007-228878 (2007/09/13)

【要約】【課題】被検者の慢性疲労症候群の罹患の有無を、簡便に、しかも客観的かつ高精度に評価するための新規な方法を提供する。【解決手段】被検者の末梢血由来のメッセンジャーRNAを用いて、選ばれたいずれかのマーカー遺伝子の発現解析結果に基づき、該被検者の慢性疲労症候群の罹患の有無を判定する診断方法。【効果】僅かの末梢血で、慢性疲労症候群の診断を容易に実施できる。また数多くのRNA発現量から生体機能を多面的に把握することができる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2007228878/

抗薬物依存形成剤

2016年04月10日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
出願人: 財団法人名古屋産業科学研究所google_iconyahoo_icon
発明者: 新田 淳美, 鍋島 俊隆

出願 2003-279070 (2003/07/24) 公開 2005-041834 (2005/02/17)

【要約】【課題】 抗薬物依存形成剤を提供することを課題とする。特に、免疫抑制作用を有さない抗薬物依存形成剤を提供することを課題とする。【解決手段】 (a)~(c)のいずれかの化合物を有効成分として含有する、抗薬物依存形成剤:(a)Leu及びIleからなるペプチド;(b)Leu及びIleからなるペプチドの修飾体;(c)薬学的に許容可能な、(a)又は(b)の塩。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2005041834/

テントウムシ科の昆虫を含む生物農薬

2016年04月10日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願人: 国立大学法人名古屋大学
発明者: 新美 輝幸, 柳沼 利信

出願 JP2007061851 (2007/06/13) 公開 WO2007148567 (2007/12/27)

【要約】持続性に優れ、効果的な害虫防除が可能となることに加え、生態系への影響も少ない、テントウムシを利用した生物農薬を提供する。ベスティジアル遺伝子及び/又はスカロプト遺伝子の発現を抑制することによって、翅形成が不全となったテントウムシを作出する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2007148567/

エンテロウイルスか 原因不明のまひ 9割に後遺症

2016年04月10日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒


 去年の夏以降、熱やせきなどの症状のあと原因不明の体のまひを訴える子どもが全国各地で相次ぎ、一部から「エンテロウイルスD68」が検出された問題で、子どもの9割に今も手や足がまひする後遺症が残っていることが、厚生労働省の研究班の調査で分かりました。 NHK ニュースweb,2017年4月8日


ヒト間葉系幹細胞の分化する能力を評価できる技術を開発

2016年04月10日 | 細胞と再生医療
> 2016年4月4日の記事 > プレスリリース
プレスリリース 掲載日:2016-04-04
産業技術総合研究所
ヒト間葉系幹細胞の分化する能力を評価できる技術を開発
-簡便・迅速な評価で再生医療への実用化に貢献-
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関連研究者:舘野浩章・平林淳・伊藤弓弦・小沼泰子・阿久津英憲・豊田雅士

ポイント
分化する能力の高いヒト間葉系幹細胞に対して4種類のレクチンが高い反応性を示した
これらレクチンの反応性でヒト間葉系幹細胞の分化する能力を評価できることを確認
ヒト間葉系幹細胞の製造過程における品質管理への応用に期待

国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)創薬基盤研究部門【研究部門長 織田 雅直】舘野 浩章 主任研究員、平林 淳 首席研究員、幹細胞工学研究グループ 伊藤 弓弦 研究グループ長、小沼 泰子 主任研究員は、国立研究開発法人 国立成育医療研究センター 阿久津 英憲 部長、地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター 豊田 雅士 研究副部長と共同で、ヒト間葉系幹細胞の分化する能力を簡便・迅速に評価する技術を開発した。和光純薬工業株式会社が1年以内に実用化する予定である。
https://research-er.jp/articles/view/45132