バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

プロテアーゼ阻害剤耐性を有する癌の治療薬

2016年04月04日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: 協和発酵キリン株式会社
発明者: 中嶋 孝行, 塩津 行正

出願 JP2008064887 (2008/08/21) 公開 WO2009028387 (2009/03/05)

【要約】ヒートショック蛋白質90(Hsp90)ファミリー蛋白質阻害剤として、式(I)[式中、nは1~5の整数を表し、R1は置換もしくは非置換の低級アルキル、CONR7R8(式中、R7及びR8は同一または異なって、水素原子、置換もしくは非置換の低級アルキル等を表す)等を表し、R2は置換もしくは非置換のアリール等を表し、R3及びR5は同一または異なって、水素原子、置換もしくは非置換の低級アルキル等を表し、R4は水素原子等を表し、R6は水素原子、ハロゲン、置換もしくは非置換の低級アルキル等を表す]で表されるベンゾイル化合物またはその薬学的に許容される塩を含有する、プロテアーゼ阻害剤耐性を有する癌の治療薬等を提供する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2009028387/



抗IGF-1R抗体と他の化合物との治療的併用

2016年04月04日 | 抗体 免疫 抗原 
出願人: バイオジェン アイデック マサチューセッツ インコーポレイテッド
発明者: ハリハラン カンダサミー, ドン チャンイン

出願 2011-504005 (2009/04/10) 公開 2011-516549 (2011/05/26)

【要約】本発明は、種々の治療的に有用な化合物をインスリン様成長因子受容体-1(IGF-1R)に結合する抗体と併用できる併用療法を用いる治療方法に関する。IGF-1R仲介生存促進及び腫瘍増殖経路を阻害する特定のヒト及びマウスモノクローナル抗体、並びにこれらの変異体、断片、及び誘導体を提供する。また、リガンドであるインスリン様成長因子-1(IGF-1)及びインスリン様成長因子-2(IGF-2)のIGF-1Rに結合する能力をブロックする特定のヒト及びマウスモノクローナル抗体、並びにかかる抗体の断片、変異体、及び誘導体も提供する。本発明はまた、上記抗体又はその断片、変異体、若しくは誘導体をコードしているポリヌクレオチド、並びにかかるポリヌクレオチドを含むベクター及び宿主細胞を含む。本発明は特にIGF-1R抗体による併用療法を用いる癌の治療方法を含む。e-kouhou 特許公開・明細書

がん治療用の遊走阻害剤

2016年04月04日 | 医療 医薬 健康
出願人: 国立大学法人群馬大学
発明者: 石内 勝吾, 中野 隆史

出願 2008-125307 (2008/05/12) 公開 2008-308491 (2008/12/25)

【要約】【課題】重粒子線をはじめとする放射線の照射によるがん治療などにおいて、腫瘍細胞の遊走性の亢進を抑制、阻害することのできる遊走阻害の手段を提供する。【解決手段】本発明のがん治療用の遊走阻害剤は、細胞質分裂促進物質の産生抑制活性を有する化合物を有効成分とすることを特徴とする。e-kouhou 特許公開・明細書

人工癌幹細胞の作製方法及びその分化誘導方法

2016年04月04日 | 細胞と再生医療
出願人: 公立大学法人横浜市立大学
発明者: 梁 明秀, 西 真由子

出願 JP2012063302 (2012/05/24) 公開 WO2012165287 (2012/12/06)

【要約】癌幹細胞及びその作製方法を提供する。Oct3_4、Sox=2、Klf=4及びc=Myc遺伝子を不死化上皮細胞に導入することを含む、多能性癌幹細胞の作製方法。前記の方法により作製された多能性癌幹細胞。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2012165287/



乳癌のバイオマーカー

2016年04月04日 | 医療 医薬 健康
出願人: ジェイファーマ株式会社
発明者: 遠藤 仁, 岡安 勲

出願 JP2012060114 (2012/04/13) 公開 WO2012141285 (2012/10/18)

【要約】【課題】乳癌治療の指針となるマーカーの提供【解決手段】抗LAT1モノクローナル抗体を含んでなる乳癌の診断キットおよび/または診断方法。乳管内腫瘍性病変のうち、悪性である乳管内非浸潤性癌は良性である乳管内乳頭腫と比較して、LAT1が有意に高発現していることから、両病変の鑑別に抗LAT1モノクローナル抗体が有用である。また、従来の乳癌の分子標的マーカーであるER、PgR、HER2のいずれにも陰性で適切な分子標的治療方法のないトリプルネガティブ浸潤癌の多くがLAT1を高発現していたことから、LAT1は乳癌の新たな分子標的マーカーとなり、本免疫組織学的方法でLAT1発現の診断をするとともに、LAT1を対象とした分子標的治療方法の開発が有効である。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2012141285/


後天的な体細胞性再編成に基づく診断方法

2016年04月04日 | 医療 医薬 健康
出願人: ゲノム・リサーチ・リミテッド
発明者: ピーター・ジョン・キャンベル

出願 2012-543910 (2010/12/16) 公開 2013-514075 (2013/04/25)

【要約】患者における疾患状態と関連がある後天的な体細胞性のゲノム再編成を、当該患者の核酸のゲノムワイド解析により同定するステップと、当該患者における疾患の進行または重症度についてのマーカーとして、ゲノム再編成を含有する核酸のレベルの変化をモニターするステップおよび_またはゲノム再編成を含有する核酸のレベルを定量化するステップとを含むモニターする方法を記載する。また、本発明のモニターする方法の、療法の有効性の評価における使用、および患者に特異的なゲノム再編成の、当該患者における疾患の進行についてのバイオマーカーとしての使用も記載する。e-kouhou 特許公開・明細書

高悪性度乳癌の検出剤および治療剤

2016年04月04日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: 株式会社JCLバイオアッセイ
発明者: 中村 靖司, 安岡 弘直, 辻本 正彦, 後藤 理恵子, 戸塚 善三郎, 籾山 邦男, 覚道 健一, 高見 知徳

出願 JP2006325008 (2006/12/08) 公開 WO2007069709 (2007/06/21)

【要約】本発明の高悪性度乳癌の検出剤は、コラーゲンXIVに対する抗体あるいはその改変体もしくは誘導体またはフラグメントを含む。また、本発明の高悪性度乳癌の治療剤は、上記の蛋白質に対する抗体あるいはその改変体もしくは誘導体またはフラグメントと抗癌剤との結合体を含む。本発明によれば、高悪性度乳癌を容易かつ的確に検出・診断することができる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2007069709/


抗Desmoglein3抗体を用いる癌の診断および治療

2016年04月04日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: 中外製薬株式会社, 国立大学法人 東京大学
発明者: 油谷 浩幸, 石川 俊平, 伊藤 浩孝, 中野 清孝, 川合 重人

出願 2014-175480 (2014/08/29) 公開 2015-003912 (2015/01/08)

【要約】【課題】抗Desmoglein3(DSG3)抗体とその用途の提供。【解決手段】肺癌において、非常に高頻度でDSG3が遺伝子レベルおよびタンパク質レベルで発現亢進していることが見いだされたことに基づく、DSG3タンパク質を認識する抗体を用いてDSG3タンパク質を検出することを特徴とする癌の診断方法。また、DSG3に結合する抗体を有効成分として含有する医薬組成物、細胞増殖抑制剤および抗癌剤、さらに、DSG3発現細胞とDSG3に結合する抗体とを接触させることにより、DSG3発現細胞に細胞障害を引き起こす方法およびDSG3発現細胞の増殖を抑制する方法。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2015003912/


抗Desmoglein3抗体を用いる癌の診断および治療
出願人: 中外製薬株式会社, 国立大学法人 東京大学
発明者: 油谷 浩幸, 石川 俊平, 伊藤 浩孝, 中野 清孝, 川合 重人

出願 2013-043041 (2013/03/05) 公開 2013-189433 (2013/09/26)

【要約】【課題】抗Desmoglein3(DSG3)抗体とその用途の提供。【解決手段】肺癌において、非常に高頻度でDSG3が遺伝子レベルおよびタンパク質レベルで発現亢進していることが見いだされたことに基づく、DSG3タンパク質を認識する抗体を用いてDSG3タンパク質を検出することを特徴とする癌の診断方法。また、DSG3に結合する抗体を有効成分として含有する医薬組成物、細胞増殖抑制剤および抗癌剤、さらに、DSG3発現細胞とDSG3に結合する抗体とを接触させることにより、DSG3発現細胞に細胞障害を引き起こす方法およびDSG3発現細胞の増殖を抑制する方法。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2013189433/


抗Desmoglein3抗体を用いる癌の診断および治療 スコア:6454
出願人: 株式会社 未来創薬研究所, 国立大学法人 東京大学
発明者: 油谷 浩幸, 石川 俊平, 伊藤 浩孝, 中野 清孝, 川合 重人

出願 JP2007065834 (2007/08/14) 公開 WO2008020586 (2008/02/21)

【要約】DSG3タンパク質を検出することを特徴とする癌の診断方法が開示される。肺癌において、非常に高頻度でDSG3が遺伝子レベルおよびタンパク質レベルで発現亢進していることが見いだされた。本発明の方法はDSG3タンパク質を認識する抗体を用いて行うことができる。また、DSG3に結合する抗体を有効成分として含有する医薬組成物、細胞増殖抑制剤および抗癌剤が開示される。さらに、DSG3発現細胞とDSG3に結合する抗体とを接触させることにより、DSG3発現細胞に細胞障害を引き起こす方法およびDSG3発現細胞の増殖を抑制する方法が開示される。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2008020586/




卵巣子宮内膜症の診断法

2016年04月04日 | 医療 医薬 健康
出願人: オンコセラピー・サイエンス株式会社
発明者: 中村 祐輔, 片桐 豊雅

出願 2009-178542 (2009/07/31) 公開 2010-029189 (2010/02/12)

【要約】【課題】患者と正常人で発現差のある遺伝子を用いて、卵巣子宮内膜症を検出、治療する方法を提供する。【解決手段】特定の塩基配列を有する卵巣子宮内膜症関連遺伝子の発現レベルを決定し、該疾患に罹患しているかまたは発症の危険性があるかを診断する方法、また卵巣子宮内膜症を治療するための薬剤となる化合物をスクリーニングする方法。さらに、卵巣子宮内膜症患者に関連遺伝子の発現を抑制するsiRNAを投与して、該患者を治療する方法。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2010029189/



NEDOプロジェクトの成果を活用して幹細胞用自動培養装置を開発

2016年04月04日 | 医療 医薬 健康
NEDOプロジェクトの成果を活用して幹細胞用自動培養装置を開発
―ニプロ、研究用に受注生産販売を開始へ―

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
ニプロ株式会社

NEDOプロジェクトの成果を活用して、ニプロ(株)は幹細胞用自動培養装置「CELLAFORTE®(セラフォルテ)」を開発しました。

「CELLAFORTE®」には、ニプロ製培養バッグが採用されており、ES/iPS細胞や間葉系幹細胞等の大量培養を閉鎖的かつ効率的に行うことが可能となり、シャーレやフラスコなどの開放系容器に比べてコンタミネーション(細胞混入・汚染)のリスクが低減されます。

ニプロ(株)は、4月1日から再生医療等の研究用に「CELLAFORTE®」の受注生産販売を開始します。
NEDO News Release.,2016年3月31日