♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■ 益としてくださる

2005年01月15日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でしょうか。羽鳥 明です。
 さ、今日の世の光は、皆様からお寄せくださる「心に残る聖書のことば」の御紹介です。

 東京都世田谷区にお住まいの稲垣浜子さんは、新約聖書ローマ人への手紙8章28節をお寄せくださいました。
神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。

 
 私が16歳、女学校2年の時に、父が、しんぺいたい事件という右翼の事件に連座して逮捕そして獄死という出来事を通して十字架の恵みによる救いにあずかりました。それ以来85歳の今に至るまでの私の生涯には、このローマ人への手紙8章28節のみことばは、まことに真実な神様のおことばとして心の底に根づいております。父の死に続いて母の死によって弟妹との離別、夫との結婚への導き、終戦による満州からの引揚げ、二人の愛児の召天、夫と私の大病、夫の仕事上の困難の中での息子の牧師への献身、夫の召天など。それぞれの試練の度に、毎回神様は深い御心をお示しくださり、ご愛をもって全てを恵みへと変えてお導きくださいました。一つ一つを思い返します度に、神様のご真実な愛を感謝せずにはおられません。私がどれほどの愛をもって神様を愛しているのでしょうか。それなのに主イエス様の十字架の御血の贖(あがな)いを通して神様は限り無い愛をお示しくださっておられるばかりか、今も日々霊肉の歩みにまで御心を注いでいてくださいます。その御恵みを心から感謝し、尊い御名を崇めます。


稲垣浜子さんの心に残る聖書のことば。
神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。
ローマ人への手紙8章28節。

 それでは、また聞いてください。

 ( PBA制作「世の光」05/1/15放送でのお話しより )

*****

さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。 -->

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