すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

深夜の渋滞を見て想う

2015年02月27日 | 日記
 「新しい市長の様子はどうですか」と市内外の方から聞かれたことが、一度ならず数回ありました。菊地市長は就任8ケ月ですが、今議会で様々な政策が見えてきました。まずは懸案の火葬場問題は地元との合意が得られないと判断し、早々に他の候補地選定に取り掛かる。

 また、岩沼駅連絡通路改札口(駅西口)を40分時間延長するとか、雨水の貯留タンクを補助し豪雨時に排水を遅らせて洪水を和らげる事業。また、市民活動支援事業を展開することで、ボランティアや老人会団体などが活動の拠点として使用できるような仕組みを作っていく。

 一方でこれまでお年寄りに配布していた敬老商品券を、5千円から3千円に減額するなど、これまで行ってきた市民サービスを減らす努力も政策に現れています。市民サービスを充実すればするほど予算規模は増加していきますから、市民のニーズに合ったサービスを拡充することが必要と考えます。

 本日深夜10時過ぎに岩沼駅前を通りかかった際に、岩沼では珍しい『深夜の大渋滞』が起こっていました。

 写真は岩沼駅に向かう一方通行路です(駅側から撮影)。岩沼駅に入る信号機付近は渋滞で、この時間帯に渋滞なんか予想もしていませんでした。宮城県内は暴風警報が出ていたことから、JRの電車は30分近く遅れていた為に、迎えに来た車が殺到しこの通りの渋滞です。ちなみに30分無料の駐車場は、渋滞緩和も狙ったものでしたが、一台しか駐車していませんでした。

 駅前と言っても一方通行路には飲食店など数軒、軒を連ねるだけの閑散とした一方通行です。距離にして約150m位ですけど、普段は渋滞などめったに起きません。しかし電車に大幅な遅れや天候が大荒れの際は、駅前広場が迎えの車で渋滞し、バスやタクシーさえ通れなくなっています。

 私は前市長が駅前整備を実施する際に、道路拡張した北側の道路(一方通行出口で幅員:16,5m)側を、双方通行にすることを提案しましたが叶わなかった。沼田健一元議長をはじめ多くの議員が市長よりの姿勢に転じていた議会だったので、私ら異議を唱える者の意見は通らなかった。

 しかし、市長が変わったことで先程の政策(改札口の時間延長や貯留タンク、市民活動事業など提言してきたこと)が、実現しつつあると感じます。一度補助金で作った道路を交互通行に変えることなど、無理に等しいですから、今後このような渋滞がたびたび発生することでしょう。

 新火葬場建設にしても昨年議会は反対者がいることを真摯に認め、建設が困難と判断し執行部側に提言していたら、建設候補地をめぐり一年間待たずに済んだかもしれません。執行部の議案に何でもかんでも賛成ではなく、時に辛口の批評があってしかるべきです。

 深夜の駅前渋滞を見て、これまで議会は重体だったかなと。古い体質は変えねばと想う次第です。
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