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11月議会開会ですが

2011年11月22日 | 市政・市制・市勢

 穏やかな日は続いていましたが、寒さは12月を思わせるような天候になりました。岩沼市議会は来月改選(12/11告示、12/18投開票)されることにより定例会が11月に繰り上がり、11/21~12/1の日程です。

 一般質問の日程は来週月曜日から3日間行われます。昨日の議会では市長から市政報告並びに提案理由が読み上げられました。そこにやっと「集団移転」の文字があります。(極めて遅いと思いませんか)

 震災から8ヶ月が過ぎ、集団移転について具体的なことは示されていません。また、岩沼市は被災地の建築制限を設けることもなく、未だ集団移転への危険区域も設定していません。

 その様な中、蒲崎地区から陳情書が議会に2件提出されました。一つは「東日本大震災に伴う蒲崎地区の集団移転に関する陳情」見て分かるとおり集団移転の対象に入れて下さいということです。

 その一方で「東日本大震災に伴う蒲崎地区の環境整備に関する陳情」です。これは蒲崎地区に住みたいので津波の被害からの軽減を求めています。

 提出者は2件とも同一者(町内会長および2名の区長)で、町内会の意見が割れています。集団移転の対象は町内会全て(100%)が合意しなければ、国の補助は受けることは出来ないことになっています。

 住民の意向は105世帯が移転を希望し、19世帯が住み続けたいと望んでいます。(1世帯は未定です)行政が対応を誤ったのではないかと思います。

 震災後に規制を怠ったことで105世帯もの住民が、国の補助も受けられず路頭に迷い、将来の希望が見えなくなることだけは避けなければと思います。議会として議論すべきだが、陳情書では議会は動きません。敢えて請願書にして議会で議論すべきだった。

 議会に出された陳情書に、議論し対応すべきだ。

コメント (3)
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