すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

募金着服は今後に影響

2010年10月25日 | 市政・市制・市勢

 芋煮会準備の為、市内の施設を廻っておりました。グリーンピア、ハナトピアなど芋煮会準備は公共施設を利用すれば安上がりになる。雨が降ったらどうしようか、迷うと場所も日程も決まらないのが、「周回遅れ」の決断の無さです。相談していたら新しい場所と発想が出てきました。職員は豊富な経験と知識を持っていますね。

 河北の記事に「共同募金数百万円を着服」に文字が県内版に大きく映る。はじめ岩沼市の職員か、と思いましたがそうではありません。ビックリです。社会福祉協議会の職員です。

 記事によると2009年度「赤い羽根共同募金」の預かり金500万円を、数回にわたり引き出していたことが判明しました。これは内部調査で判明したと言うことですが、宮城県からの指摘で判ったという情報もありました。

 赤い羽根共同募金活動は、広く薄く市民にお願いしています。無給の福祉員やボランティアの団体が、払いたくもない募金に、街頭で声をからして募金箱を下げお願いしています。

 募金は集められた地域で、社会の課題を解決するため(※1)、また、地域課題を解決する団体(※2)に使用されるのです。↓

Photo

 写真は赤い羽根共同募金の協力を依頼する文書です。ご覧頂ければ判ると思いますが、H20年の自治会(町内会など)活動(※1)に、玉崎町内会(※2)にそれぞれ25万円を活動資金として配分されました。

 社会福祉協議会には岩沼市から毎年職員の給与として、H22年度の予算は2957万円が「社会福祉協議会活動補助事業」が支払われています。社会福祉協議会は市の外郭団体ですが、市の税金が投入されています。

 鎌田健一会長は「市民の善意を踏みにじり、幹部職員としてあるまじき悪質な行為。厳しい処分で臨む」と記事にありました。しかし、着服した課長は事実を認めながらも、使い道については曖昧な話しを繰り返しています。

 偶然ですが、ハナトピアで鎌田健一会長とお会いしました。大変な時期なのに、何かの会合があると会議室に消えましたが、事件の詳細を明確にしなければなりません。

 何年前からこのようなことが発生していたのか、いつ判明したのか、金額についてはいくらなのか。そして、これからの募金活動に支障を来さないように充分な説明責任と対応が求められています。段取りが良いのか、社会福祉協議会は近々、理事会を開き男性職員の処分を決めるそうです。

 理事のメンバーは会長を含め12人。監事の2人も入るか判りませんが、市役所関係者も数人入っています、この会議は今後の対応に注目です。市職員は豊富な経験と知識を持っているから、大丈夫???

 募金活動をしている市民のためにも明快な説明を!

コメント (3)
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