再度、がめつ屋さんからコメントがありました。説明するにはかなりの内容がありますので、答えがわかりづらいと思います。質問されたことを中心に今日はブログを書きますが、脱線したらごめんなさい。
質問内容が①砂を採取した軟弱地盤を建設予定地に選ばれたのか?
この土地は昨日も書いたとおり、地元からの公募を基準に選定されています。H20に市役所が選定後に、4人の亘名議員(渡辺真多、後藤一利、布田一民、私)へ連絡がありました。
その際は10箇所公募があった中、2箇所だけを対象にするのではなく、あと数カ所加えたらどうかと提案しました。しかし、決定が覆らず今回の2箇所が組合へ報告されています。
玉浦地区の軟弱地盤はどこも同等で、大きな建物を建てるには岩盤までの基礎杭施工が必要です。若干の差異はあるものの建設費は全体で変らないと思いました。
しかし、当初から土地価格については、相当安い価格を示された地区もりましたが、ライフライン費用が掛かるという理由でした。別な土地では名取市との境にあるため煙が飛んでいくといった、苦しい説明でボツになった土地もあります。
②地主は関係者と特別な関係にはないのか?
この質問は詳しく調べられません。地主は全員の同意があり、公募していると思いますので、廃棄物の存在を知っていたと思います。つまり、知っていながら販売しようとした確信犯には違いない。
③最悪の場合仙台市?などにお願いしたときの負担増は?
これは計算を私なりに算定したいと思います。かなり概算です。現在のごみ処理費は約14億円。それと比較し、ごみ収集費は(仙台市とした場合)20%アップし、8→10億円、焼却費用は年間45000tonですから3~5億円。ここまで13~5億円。
そして問題の焼却灰7000tonの処理費です。環境重視であればton当たり7~9万円、そうでなくても遠いところが受け入れたとすれば、運搬費が含まれていますが5~6億円で18~21億円程度になると考えます。(仙台市で受け入れた場合です)
岩沼市にかかる費用分担は5億円から7億円くらいになると考えます。これは1年間です。これが2~3年間とすると、また近隣の市が受け入れなかった場合は、またさらに数億円掛かることになります。
④第1候補地を撤回し別の場所を選定した場合の問題点
工期が間違いなく遅れます。国の補助金を使いますから、H27年度までに遅れることは、再度基本計画をやり直し、少なくとも数年遅れる見通しとなると毎年の負担額や、これまでの経費はただになります。
国の補助金を活用しなければ、約20~30億円の経費が自治体負担となりますので、かなり負担額は大きくなります。また数年間は負担増です。だから、2市2町のため重い責任を背負い
管理者は柔軟な発想と、行動力が試されています。