すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

事業仕分けは予想通り

2010年10月03日 | 市政・市制・市勢

 昨日のブログで間違いのご指摘があり、ブログの一部を修正しました。日程が9/3→10/3にしました。また、グリーンピアが入っていないと書きましたが、都合良く入っておりました。

 「事業仕分け」は予想どおりの結果になった。予想していたのはグリーンピアとハナトピアです。結果から言うとグリーンピアは見直しですが、前向きの改善です。ハナトピアは廃止や休止を見据えたものとなりました。

 朝9時半から始まった事業仕分けは、7人の委員が会場に現れて市長の挨拶から始まったのです。仕分け作業中は質問を一切受け付けない、という決まりがありました。

 冒頭の市長挨拶後に挙手をしました。言いたかったことは「なぜ、行政評価委員が事業仕分けするのか」と聞きたかったのです。行政評価委員は事後評価するもので、最初の段階で仕分けの評価をすることは、ナンセンスではありませんか。

 しかし、願いは叶わず一蹴され、市長は「市議会議員は別なところで」と相手にされなかったが、通りすがりに「一応個人的話は聞く」と言われ個別に申し上げた。このことは参考にすると返事があったので、了解することにした。

 本題の事業仕分けに戻ります。

 グリーンピア岩沼は「総合健康増進事業」と「グリーンピア管理事業」2つの事業になっています。今回の仕分けは前者のみで、9000万円以上掛かる「グリーピア管理事業」は対象外です。

 頂戴した資料に平成20・21年度の決算が記載されています。私は3ヶ年にわたり計上します。H19(6651万円)・H20(5956万円)・H21(6465万円)と推移します。決算は横ばい状態だと思いませんか。

 それに対し、ハナトピアの決算はH19(3447万円)・H20(2743万円)・H21(2680万円)と一方的に下がるばかりです。2年前と比較し2割以上も下がっているのです。

 委員の中には視察した際、「花が咲いていない。ちょっと寄って行こうかなんて思えない」と感想を述べられていました。役所の担当者は今年は異常気象で咲かなかった。と言うものの「土質が悪い」なんて言う始末。

 コストカッター市長が各部署に「カット、カット」の指示を出しています。花を植える費用も捻出することが出来ずに、水も掛けることが出来ない状態ではなかったのか? とある部署ではこの猛暑に「お金が掛かるからと芝生の水掛を減らせ」と管理職から指示されたそうです。

 また他の委員は「現状では市民の大多数が賛成できず、満足するわけにはいかない」そして「残念だ。対策がないのでは」と決めつけた言い方でした。しかし、「何とかしたいと思っている。有効的な利用方法で道の駅なんかはどうだろう」とも言ってました。 大多数の市民なんて言うのは市長の口癖??

 委員にわざと草ボウボウのハナトピアを見せて、廃止の決定を出すみたいに仕組まれたと思えてならないのです。ちなみにグリーンピア岩沼(総合健康増進事業)の年間利用者数は42,536人、ハナトピアは103,082人(共にH21実績)が入場しています。

 多くの方が安く利用できるのに、廃止で良いのか。


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