すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

続、事業仕分けは予想

2010年10月04日 | 市政・市制・市勢

 昨日の事業仕分け「グリーンピア」と「ハナトピア」に引き続き、今日は「公設小売市場」について書きます。でもその前に、ビックリしましたね~ 今日付の河北新報には「ハナトピア岩沼 廃止へ」の見出しが躍る

 市長は新聞社のインタビューで「仕分け結果を尊重したい」として、施設廃止の方向で検討する意向を示した。とあるが、新聞社は大げさに書くことで新聞購読につながる。でもこの意向は大切にするとか言って、廃止するでしょうね!

 ハナトピアは活用することを控えた市政だったので、渡りに船だったのではないでしょうか。事業仕分けで都合良く市民に知らせる手段を考えたのでしょう。 さすが、と言うより唖然です。

 公設小売市場について、委員からは「高齢化で街中は便利だ。集客数は期待できない。店舗数を増やす努力はないか」また「高齢者は郊外の大型店に行けないが、利益はとれない。買い物システムを変えてはどうか」そして「賃金の安い学生アルバイトを雇って、宅配などに活用してはどうか」最後に「駅前環境であるから撤退はあり得ない喫茶店などのくつろぐ空間を作ってはどうか」

 質問に一貫性が無いように聞こえました。街中で便利だ、駅前で無くすわけにはいかない、と言いながら店舗数を増やす努力について聞いています。儲からないから店舗数が減少し4店舗だけになった。

 中華料理屋さんでコーヒー飲めるのに喫茶店が無いと、悲観的で悪くなることばかり述べている。この案件は5人の委員が質問し、市に対して具体的な話しもありましたが、早急な対策を求める意見はありませんでした。

 委員の1人が「H20(290万円)・H21(288万円)の決算だったのに対し、H22年度の予算は521万円と多いのはなぜか」との質問に「建物の老朽化なので毎年予算だけ計上している」ような答弁でした。

 つまり、予算があっても使わないのはなぜでしょう。昨日のブログで書いたように市長が使わせないのではないでしょうか、施設が悪くなったら買い物客も減りますよね。リニューアルするのであればこんな予算では足りない。

 老朽化していることを執行部は把握しているが、対策しなければ施設はどんどん悪くなるばかりです。執行部の職員でさえ文句が言えない市政ですよ。 (井の中の蛙ならぬ、井口の中の蛙達ですよ!)

 行政評価委員会の委員の中には、岩沼市から補助金を助成して頂いている長や仕事を受注している方がいるのです。市長の方針を伝えやすい方達に、事業仕分けを任すことこそ、まさに茶番ではないでしょうか。

 公設小売市場は見直しという結果になりましたが、事業仕分けする前にリニューアルすべきであり、それから事業仕分けするのであれば納得です。何もしないで気にくわないものは事業仕分けなるメディアを使い、やりたい放題ですか!

 市民目線の事業仕分けを開催してはどうですか!

コメント (2)
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