![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/8c/ec4761bc7ce52e00585a8ae75c7a121d.jpg)
唐突な話になるけれど、2018年の暮れに結婚をした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/b6/fac3af86a88851a52ee5318336ecf0d3.jpg)
そして、一緒に暮らしはじめたパートナーと今日も山ラン。
普段は愛想もないし、冷めた目で僕のことを見ていたりするくせに、一度山ランに連れて行ってから、走りに行く気配を察知すると、連れてけ連れてけと鼻でアタックしてきたり、ワンワン吠え立ててくるようになった。そうなると、やはりひとりでは出かけにくく、結局一緒に走ることになり、以来ひとりでということはまったくなくなってしまった。友人と走るとき以外は、山もロードもすべてワンコと、ということになってしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/27/1429596eb9da290a3f712092ac3b78e9.jpg)
今日はいつもより長めのコース。最初のピークでは玉縄桜がきれいに咲いておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/af/5a7f60c3525e05f5d92bf36124dc2213.jpg)
そしていつもの展望スポットから、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/b8/17b47de93c19767b3a62c8b02bed73a1.jpg)
普段はあまり走らない先日走ったコースへ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/90/17d3f6c093a8bc66287a4299e6b035ca.jpg)
そしてその山道から、さらにはじめての道へ行ってみたのだけれども、この階段のあとがすごかった。実際のところ、道ではなかったのかもしれないが、ざれたかなりの勾配の道。笹などを掴まないとずり落ちていきそうだ。前を行くワンコも珍しくときどき足を滑らせたりしている。でもその斜面を登り切ったら、しっかり尾根道に続いていてひと安心。な~るほど、ここに出るのか。いい周回コースになりそうなのだが、コンディションによっては結構危ないと思うので、あまり来ることはないだろうな。でも新しい道の探索ができて良かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/d6/03eb1baba3fcc81bd26421cc9676ba45.jpg)
震災後、宮城の山の中でがりがりに痩せた状態で保護されたというこのワンコ。なかなか人馴れせず、もらわれていった先から一度は無理と戻され、一度は脱走して保護先に戻ってきてしまったらしい。そんなワンコを、結婚した人間のほうのパートナーが横浜までもらってきたのだという。
幼い頃、大変な状態のなかで生き延びてきたこともあるのか、今は人にたいしては問題ないのだけれども、他のワンコとはあまりうまくやれない。すぐに吠えられるし、珍しくおとなしくしていると思ったら、相手から吠えられる。興味あるものにすぐに向かっていくので、唐突にリードを引っ張られることは日常茶飯事。だからあまり人や車や他のワンコが多い場所、時間は走りにくい。
最初の頃は、そんなに暑い季節でなければ10kmくらいは平気で走れたのだけれども、結構いい年齢になってきたからか最近は以前より体力も落ちてきたようだ。なので、最近は近場の限られた、短いコースを走ることが多くなってしまった。
はじめて一緒に山のなかを走ったときのこと。短いコースだけれども、最近走っているコースより変化と起伏に富む山道だった。そんな山道を、気持ち小さめの中型犬にはここは厳しいかなという場所も、素晴らしい身のこなしで走っていく。懸命にその姿を追いながら、なんて格好いいんだと感動した。
あの頃と比べるとやはり少しずつ衰えてきている感じはするけれど、今でも山のなかを元気に、嬉しそうに走っている。そんな姿を後ろから見ていると、ちょっと面倒なときもあるけれど、一緒に走れる間は一緒に走ろうと思うのである。別にレースとか目指してトレーニングしているわけでもないのだから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/df/b684e6441a247dc5d36cf8be4fb9a925.jpg)
ちなみに人間のほうのパートナーは、ときときハイキングや軽い山登りに行くことはあっても、基本疲れることは嫌いで、走ることにはまったく興味なし。ワンコの心と体の健康も考え、一緒に走っているというのに、僕が息荒く帰ってきても、横で余裕そうにしているワンコを見て、全然疲れていないじゃないか、本当に走ってきたのか、と頭にくるようなことを言ったりする。
ワンコの衰えを心配する前に、いつまでも一緒に走れるように自分が頑張らねば、だな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます