湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

轍屋伊豆紅葉ツーリング

2009年11月06日 | MTB


 文化の日の火曜日は職場の元同僚の自転車仲間Tさんに声をかけて頂いて、轍屋の伊豆紅葉ツーリングに参加してきました。MTBで伊豆を走るのははじめてだし、今回は里山を無難に走れる人であれば十分にクリアできる難易度ということで、ゆったりと紅葉の快適トレイルを堪能できるのではとかなりわくわくした気持ちで集合場所に向かいました。

 集合場所へはTさんのBMWにMTBを2台積んで。出発時間が早いからということで前日からTさんのお家にお伺いして、3人のお子さんと奥様に歓待してもらった上に、美味しい手料理まで頂いてと何から何まですっかりお世話になってしまいました。そもそも僕がそれまで接点のなかった轍屋の走行会に参加するようになったのだって、Tさんが3年前のGWに丹沢ツーリングに誘ってくれたからだし、それをきっかけに僕は新たにMTBに開眼したわけだから、本当にTさんには感謝なのです。もしあの丹沢ツーリングに参加していなかったら、間違いなく今こんなふうにはMTBを楽しんではいなかったと思います。Tさん、いつも本当にありがとうございます!

 さてこの日は朝からものすごい冷え込み。ただ天気は良さそうだし、走り出せばすぐに体は温まるだろうし、そもそも森のなかは風の影響をあまり受けないのでそんなには寒さの心配はしていなかったのだけれども、雲に陽射しが遮られる時間も少なく、さらに標高の高い場所ということもあって、昼食のときや長めの休憩のときはやっぱりかなり寒かったです。

 ただそんな寒い日だったにもかかわらず、ツーリングのほうはとてもホットで最高に楽しかったです。この日走ったコースは、谷側がかなり大きく切れ込んでいたりして一歩間違えば・・・といった場所も少なくなかったのだけれども、そういう場所も含めてとても変化に富んでいて楽しめるコースでした。おかげさまで1回谷側へ転倒しましたが、太い木のおかげで谷底まで落ちるということはなく、ほんのわずかな滑落ですみました。いやぁ、路面的には他の難しい場所に比べて全然なんてことのない場所だったんですが、そういうところに限ってこけたりするんですよね~。って、難しいところでしっかりこけることも勿論ありますけど。

 里山レベルという割にはかなりテクニカルで体力的にもきつかったので、シングルを抜けてダブトラに出たときは結構ほっとしました。途中Tさんが轍屋の下松さんに「これは里山レベルじゃないよ!」と言ったら、「でも里山1回とは書いてないですよね~」と笑いながら言い返されていた。確かにそれはそうですが(笑)

 最後のダブトラの下りは、鏑木店長の後ろでラインや体の使い方を参考にしながら下れた上に、勾配やRのきつさや路面の荒れ具合が程良く、本当に楽しかったです。シングルとダブトラであれば僕はシングルの下りのほうが圧倒的に好きだったけれども、この下りで少し目覚めたかも。それほど気持ち良い下りでした。ツーリングの終わりということともあいまって、ダートが終わったときはちょっと寂しかったです。

 朝から夕方までまるまる1日楽しんでメーターの距離は40km弱。でもおかげさまで秋の山サイを存分に満喫することができました。参加された皆さん、企画された轍屋のスタッフ、それから誘ってくれたTさん、ありがとうございました!



 素晴らしい秋の道。



 途中の展望台から伊豆の山々と太平洋を望む。どうしてこういうときに雲が出てくるのだ~



 そして、いよいよ下り。







 気持ちいい~。そして楽しい~



いつでもどこでもハイカー優先。

 



 シングルを抜けてダブトラを少し上り返したところからの景色。思わず心の中で喚声をあげました。



 皆さん、お疲れさまでした~