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ゆうゆうの教会便り

私の教会のこと、教会生活をボチボチと・・・・

初子を「贖う」って・・・・?

2013-08-10 21:06:56 | 今日の聖句
今日の聖句は「出エジプト記」13章11節~15節  「初子について」です。

主があなたと先祖に誓われたとおり、カナン人の土地にあなたを導きいれ、それをあなたに与えられるとき、
初めに胎を開くものはすべて、主にささげなければならない。
あなたの家畜の初子のうち、雄はすべて主のものである。 ただし、ロバの初子の場合はすべて、
子羊を持って贖わねばならない。 もし、贖わない場合は、その首を折らねばならない。
あなたの初子のうち、男の子の場合はすべて、贖わねばならない。 将来、あなたの子供が、『これにはどういう
意味があるのですか』と尋ねる時は、こう答えなさい。
『主は力強い御手をもって我々を奴隷の家、エジプトから導き出された。
ファラオがかたくなで、我々を去らせなかったために、主はエジプトの国中の初子を、人の初子から家畜の初子まで、
ことごとく撃たれた。
それゆえわたしは、初めに胎を開く雄をすべて主に犠牲としてささげ、また自分の息子のうち初子は必ず贖うのである』



初子の男子を贖うというのは具体的にどうすることなのでしょう?
犠牲の献げ物として殺すのでしょうか、それとも何か特別なものを神の前に捧げて贖いとみなすのでしょうか、
よく分かりませんデス。


久しぶりに「聖書事典」登場、『あがない(贖い)』の項の抜書きです。

「贖う」という言葉は聖書の中で様々な意味で使われていて、その深い意味の全貌を把握することは容易ではない。

旧約聖書に登場する贖いの意味の第一の用語「ガーアル」は
イスラエル民族の大家族の成員が困難にであった場合、その者との血縁的な関係の近さに応じて誰かが問題解決に
力を貸す義務を負っていた。 親族の誰かが負債などで土地所有権を失った場合にこれを救済するために、その権利を
近親の誰かが買いもどす行為をしなければならず、この行為が「贖い」である。
(旧約聖書の「ルツ記」のボアズの行為がこれに相当するようです。)

第二の用語「パーダー」も「贖う」と訳されるヘブライ語である。
元々は金銭で買い戻すという意味であった。
しかし、この語も神がイスラエルを「救い出す」という訳語で使われていることがある。
(「出エジプト記」13章13節、15節はこの用法として聖書事典に載っています。)

第三の用語は「カーファール」
もともとは「覆う」という意味で、神が人間の罪を赦されるとうい意味で使われる場合に「贖う」と訳されている。
この語の名詞形「カッポーレ」は「贖いの座」とやくされ、これは聖所の至聖所をさす。
そこで祭儀的に罪の浄め。罪の許しがなされると言う意味である。


ということで、聖書事典によるとこの箇所の初子を贖うということは第二の意味で、「金銭で買い戻す」ということ
のようですが、サテ、具体的にはどんな風にするのでしょう。
祭壇に献金をささげるのでしょうかね~

どうでもよい事に引っかかるのは私の悪い癖ですが、イメージしながら読むと聖書の面白さ倍増なのですから、
細かいことに引っかかるのも楽しみの一つなのです。 (^-^)



夕暮れの池の<コサギ>
暗い水面に白いコサギは涼しげですが、公園は今日も猛暑です。 (^^;) 


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