ゆうゆうの教会便り

私の教会のこと、教会生活をボチボチと・・・・

本当に心配です。

2022-12-27 14:24:17 | その他
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12月23日 朝日新聞「声」より
 「軍事費の捻出方法がにわかに問題になっているが、そもそも大幅増額の可否が議論されないのは
 どうしたことか。『厳しさを増す安全保障環境』という言葉に、メディアを含めて判断停止に
 陥っているのではないか。・・・中略・・・『反撃能力』と言い換えても他国にミサイルを撃ち
 込むことに変わりない。その結果、狭い国土に暮らす国民の命はどうなるのか。いまこそ外交に
 注力 すべきではないか。」

12月21日 朝日新聞「声」より
 「戦後80年近く、憲法9条の下で守られてきた『専守防衛』という枠が破られた。GDP費2%へ
 増額する防衛費、敵基地攻撃能力の保持という大転換を岸田文雄政権は閣議決定したからだ。
 ・・・中略・・・首相は『聞く力』をアピールしていたが、今回、国民はもとより国会の十分な
 議論もすっ飛ばしながら、『プロセスに問題があったとは思っていない』と語った。
 ・・・中略・・・その一方、旧統一教会と自民党との関係、閣僚辞任が相次いだ『政治とカネ』
 の問題はあいまいなまま、どこかに行ってしまったようだ。
 9条は、戦争や武力行使の放棄、国の交戦権を認めないと記しているが、今回の政策転換を見ると、
 もはや『自衛隊』とは呼べない。事実上の改憲ではないのか。」

12月23日 朝日新聞「素粒子」より
 「事故の反省に立って熟議を経て決めた原発政策を、広く国民の声をきくことなく、数時間の会議で
 葬り去った。『プロセスに問題なし』と強弁する安保政策に続く暴走。『国葬』も独断専行だった。」 
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コロナウィルスによるパンデミック、ウクライナへのロシア侵攻、地球温暖化問題などに私たちの
関心が向いている間に、日本はとても危険な方向に進んでいるのではないでしょうか。
有事法制関連三法案なんて名前も覚えられないうちに、アッという間に閣議決定しました、と言うか、
したそうです。平和主義をポイ捨てするかのように、閣議決定だけで「国のかたち」が変わろうと
しています。原子力政策の転換は一体どこで決まったのでしょうか? 
政治に疎く、自分の言葉で今日本で起きている出来事を説明したり疑問を示したりする能力が無く、
新聞で皆さまの意見を読んで共感し、その言葉を借りて嘆くことしかできない自分が歯がゆいです。
倦み疲れてしまったように、決起するパワーも湧きません。
多くの国民が、日本はこれで良いのかと心配しているのではないでしょうか。
でも誰かが何とかしてくれると思考停止しているのではないでしょうか。
もしこの先、私達の子供の世代や孫の世代が戦争に巻き込まれたら、温暖化で日本の気象環境が
これまで以上の犠牲者を出すほど過酷なものとなったら、その責任は誰でもない。
何もなし得ず、便利な生活を享受し、唯々諾々と政権の政策を受け入れてしまっている私たちに
あるのではないでしょうか。
第二次大戦の反省として、なぜあの時国民は戦争に反対しなかったのか、ということが問われた
時期が、私の若い頃にありました。
その答えは国民が皆、今の私のようだったから、という気がします。
私の心配は単なる杞憂で、全く違った考えの方もたくさんおられることでしょう。 
何が正解か私にはわかりません。

祈ることしかできない私は、プーチン大統領が信仰に立ち帰り、謙虚に神様の御心を尋ねながら
道を決めていって欲しいと願い、毎日神様にお祈りしています。
本当に憂うることの多い時代になりました。


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冬の日、梢から顔を覗かせた<アカハラ>です。
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説教「恵まれた人」 須田拓牧師

2022-12-26 17:41:50 | 説教
12月4日美竹教会修養会での須田拓先生の礼拝説教要旨が教会の広報誌
「信音」No784 12月号(2022.12.25)に載りました。
説教のタイトルは「恵まれた人」 テキストは「ルカによる福音書」1章26節-38節
「テトスへの手紙」3章1節-7節でした。



以前、私の友人が嘆いた難しいキリスト教のテクニカルタームをほとんど使わずに
優しい言葉遣いで神様の大きな愛、それに包まれる幸せを説き明かしてくださいました。
神様の存在をいつも身近に感じ、祈ることのできる信仰を与えられている幸せを心から
感謝いたしました。
この平安を持たない人々はどんな風にこの世を生きて行けるのでしょう。

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体長13.5cm,体重5g前後の野鳥<エナガ>です。
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修養会、感謝でした。

2022-12-05 18:10:06 | 美竹教会
須田先生が礼拝でなされた説教は、神様の恵みが心に染み渡るようなお話でした。
神様は一人ひとりを見ていてくださり、誰のことも見捨てることはなさらない。
信仰を与えられていること、神様が選んでくださったことをあらためて感謝いたしました。
分かりやすくて希望に溢れ、福音が礼拝堂に満ち溢れているようでした。

午後の修養会。
私は会計のお手伝いをしてからの参加でしたので、須田先生の講演は後半しか伺えず、
残念でした。

参加者が三つの班に分かれての分団。
教会員の方々と近々とお話できることがこんなにも心温まることだとは!
コロナの前は当たり前の光景だったのですよね。
平凡に過ぎゆく日常がどんなに有り難いものか実感して胸が熱くなりました。

須田先生が三分団を回って質問への回答?などを話してくださいました。
私の分団の方が四つ質問をされました。
使徒信条から「生けるものと死ねるものを審きたまわん」と「公同の教会」について
もう一つは何か・・・・(忘れました <(_ _)>)
それと主の祈りから「我らが罪を許す如く、我らの罪をも赦し給え」について
須田先生からの解説をお聞きしてスッキリ (多分) いたしました。

左近豊牧師が終わりの祈りと、須田先生への心からの感謝を述べて会は終わりました。
修養会、感激いたしました。 


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   秋は過ぎ、いよいよ冬の到来ですね。
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