ゆうゆうの教会便り

私の教会のこと、教会生活をボチボチと・・・・

聖書の学び Ⅵ-(2)

2016-04-27 16:36:08 | 「聖書を学ぶ会」
26日(日)聖書を学ぶ会のテキストです。
受付当番だったので、会に出ることができませんでした。
テキストだけです、申し訳ありません。
テキストだけ見ても私にはさっぱり分かりません、とても難しそうです。
お話を聞きたかったなぁ。
H兄は出席できない時は出られる方にレコーダーでの録音を頼んでいるそうです。
わたしもできたら録音したいですが、レコーダーってどんなものなのでしょう?






  
  公園の<オオタカ>
  卵を温めている雌のため、狩りをして獲物を運んできた雄です。
  この受け渡し場所で雄が鳴いて雌に知らせると即、雌は餌を取りに来ます。

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「聖書の学び Ⅵ」

2016-04-14 13:47:07 | 「聖書を学ぶ会」


  王朝の最後の王たちの時代、第二イザヤは活動した。

  「旧約の王を5人挙げよ」と言う時、必ずあがるヨシヤ王は旧約の宗教改革をした。
  王国の初めは理想を持った統治がなされたが、周囲の状況に合わせて変わってくる。
  他国との文化交流を通して宗教も変わり、ヤハウエ信仰に他の神々を祀ったりして
  ダビデ王朝の王たちは塗れていった。⇒ヨシヤの改革 
  中央の力の及ばない地方聖所の乱れを強権をもって祭儀の集中化を図り地方聖所を
  つぶし、政治・宗教のすべてをエルサレムに集中させた。⇒後に反発が起きた。
  ヨヤキンは第一次捕囚でバビロンへ連れて行かれた。 
  ヨヤキンはのちにバビロン王の  食卓に常に招かれるほど復権した。
  王朝最後の王、ゼデキヤはヨシヤの子で、ヨヤキンの叔父。

  アモス、ホセアが活動した時代のアッシリアによる捕囚との違い。
  アッシリアはイスラエルの民を連れ去り、代りに異民族を連れ込んだため
  民族、人種が入り乱れた。バビロンの場合は連れ去るのみ、だった。
  バビロンに連れて行かれたイスラエル人はケバル川のほとりで、一応
  民族の特殊性を保持できた。 割礼、安息日など。
  これまでは「イスラエル人」「ヘブリュー」「神の民」などと呼ばれて
  いたが「ユダ部族」としてかたまってきた。
  しかし、神殿が無いために信仰から離れる人も増えてきて、実利的に
  エルサレムを絶ちきる人々が信仰をも失って来た。

  バビロンはペルシャ王の前に無血開城した。
  ペルシャ王のキュロス(クロス)は太陽政策をとった。
  捕囚から解放されて自国に戻る民に統治の専門家を手配することもした。
  この時代に第二イザヤは語り、活動した。
  第二イザヤはクロス王を「神の僕」とまで言った。


今年の桜は終わりましたね~
公園の池では<バン>の赤ちゃんが孵っていました。

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これまでより開始時刻を10分間早めての「学ぶ会」は、少しゆったりしたような気がしました。 (^-^)
次回予定日の24日は年に一度の「教会総会」と重なっています。
「聖書を学ぶ会」は延期になるかもしれません。
ホームページお知らせいたします、よろしくお願いいたします。 m(_ _)m
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「聖書の学び Ⅴー5」

2016-03-22 15:44:16 | 「聖書を学ぶ会」
今回は預言者ホセアについてのお話でした。

会に先立って「聖書を学ぶ会」についてのお知らせが左近牧師からありました。
4月から開始時刻を10分早めること、第4週の礼拝後に40分くらい時間をとって「学ぶ会」をすること、
について検討中だそうです。新しい体制が確定したら「週報」に載せるということでした。
礼拝前の20分間では物足りないなぁ、と私は思っていましたので時間延長は嬉しい事ではありますが、
礼拝後に残れるかどうかが微妙・・・・・です。確定した時点で是々非々で考えることにいたしましょう。


同時代に活躍した南王国ユダの預言者イザヤとミカはかなり似通ったメッセージがあり、
影響し合っていると思われるが、北王国のホセアとアモスには共通点がほとんど見られない。
南のユダと違って北のイスラエルはクーデター続き。

ホセア書の標題から活動開始時期が推察される。
オムリ王朝が滅びでイエフ王朝のヤロブアムの統治が40年間、その後イエフ王朝は
滅びる→王位の奪い合い(クーデター)→不安定→アッシリアがつけ入る。
この不安定な時代にホセアは活躍した。
シリア、エフライム(北王国)から南王国ユダへの圧力はうまくゆかなかった。

子供につけた名前の「ロ」は否定の詞:子供の名を呼ぶたびに、子供の顔を見るたびに
北イスラエルが神に裁かれていることを思い起こさせる名前。
2章は、愛する相手が関係を壊してゆくことへの神の思いが語られる。

象徴行為が最も描かれているのは11章
私の心は(私に反して)向きを変え・・・・・神自らのうちに破れを抱えている。
エレミヤの「神の神学」にあらわされてくる。(?)

↓真の悔い改めを願っての審判

ホセア書では、神のイスラエルへの愛が多面的に語られている。


<アリスイ>という野鳥です。 今年は会えませんでした。

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「聖書の学び Ⅴー4 」

2016-03-09 15:59:41 | 「聖書を学ぶ会」

ダビデの統一からソロモンの統治、その後の南北王国への分裂については
「列王記上」12章を読む。

南王国の首都エルサレム、北王国の首都サマリヤ

預言者の名前を冠した預言書の中で一番古いと考えられている。
預言書を学ぶ人はまず最初に「アモス書」を読み学ぶ。
アモスが纏めたものでは無く、アモスの話を弟子たちが纏めたと言われて
いるが、文学的に見事に編集されている。
1,2章の諸国に対する審判の、国の並べ方にもそれが現れている。
ユダ、イスラエルが七番目に来ているが、それまでの語りで聴く者の気持ちを
惹きつけ期待を持たせて、つぶしにかかる。
9章7節はアモスの預言の真髄とも言える。
神は『クシュの人々をエチオピアから、ペリシテ人をカフトルから、アラム人を
キルから導き上った』と言って、イスラエルの選民意識に水を差している。(神学相対主義?)
神の前では皆、相対化されている。 神の前に立つ時の私たちの立ち位置。(大木先生:新しい共同体?)

アモスは素朴な羊飼いではなく、統治能力のある、商いに長けた人だったと言われる。
ユダの王、ウジヤの治世は長く続いていたし、
イスラエルの王、ヤロブアム二世は悪い王様として描かれているが
この世的には優れた王だったと考えられ、経済は安定していた。
しかし、格差が顕著になり、債務奴隷が現れたりした。
この当時、南北あわせるとダビデ王朝に匹敵する領土を持っていた。


1:2 主はシオンから吠えたけり エルサレムから声をとどろかされる。
3:8 獅子がほえる 誰が恐れずにいられよう。 主なる神が語られる 誰が預言せずにいられよう。

旧約聖書が好きな私はワクワクしながらお話を聞きます。
最後のライオン、可愛いですね~
次回は3月20日です。
20分では短すぎて、左近先生、終わりの方はいつも駆け足です。(笑)

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「聖書の学び Ⅴー3」

2016-02-10 11:12:27 | 「聖書を学ぶ会」

 イザヤ書は新約聖書に頻繁に引用されている。
 両者の間には700年の隔たりがある。
 イザヤ書を第五福音書と呼ぶこともある。

 イザヤはエルサレム(南王国ユダ)で活躍した。
 同時代の南王国ユダの預言者にはミカがいた。
 ミカの預言書は12小預言書にあるが、記述がイザヤ書の1章から39章と重なっている。
 北王国イスラエルには同時代(BC8世紀)アモス、ホセアがいた。

 学問上の定説として三つに区分するが、このようにクリアに切れるものではなく、
 前後の重なりがある(イザヤ書の研究者 大島力牧師)

 イザヤ書に出てくる王たち。
 王の名を手掛かりに活躍の時代を割り出す。

 1章―12章: 審判の言葉
 希望の言葉としては7章の「インマヌエル(神共にいます)」
 アッシリア王、ティグラト・ピレセル三世は西方(パレスチナ、小国の集まり)遠征を企てる。
 13章―23章: 諸国民への託宣はすべての預言書に出てくる。
 神は全世界を支配することを示す。

 エフライムとアラム(今のシリア)の王はアハズに対アッシリア同盟に加わるように申し入れていた。
 しかし「落ち着いて静かにしているように」というイザヤの言葉を聞かなかったアハズは
 アッシリアに助けを求め、アッシリアの属国、傀儡政権になってしまう。
 アッシリアの狙いはパレスチナではなくエジプトにあった(エジプトも同じように 
 メソポタミアを狙っていた)ので、黙ってやり過ごすことをイザヤは勧めた。
 預言者は情報通であり、それを分析していた。

 北王国イスラエル(エフライム)はアッシリアによる
 雑婚政策の結果、純潔が失われ、北王国はBC721年に滅ぼされた。
 国のアイデンティティを失い、サマリア地方(北王国)はますますユダと仲が悪くなる。

 センナケリブの先勝碑文に“ユダを籠の鳥のように囲った。”という文言がある。
 しかし、ある朝突然、センナケリブの軍隊がいなくなってしまい、エルサレムは解放された。
 エルサレム不滅都市という信仰を(誤って)持った。 ← エレミヤの指摘。

****************************************************************** 
このようなお話を礼拝前の20分間でお聴きするのですが、どちらかというと
旧約聖書が好きな私は、とても面白くて楽しくワクワクする時間です。
本当は20分では物足りなくもったいない気もしますが、家の都合もあって
礼拝前の時間が一番出やすい私はこれで我慢デス。


笹薮から池に出てきた<ウグイス> 
これからどんどん梢にも止まるようになり、囀りはじめると山に帰ります。

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「最近の活動と今後の予定」ページにクリスマスに礼拝堂で撮った集合写真を載せました。 
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「聖書の学び Ⅴ- 2」 1月24日

2016-01-26 11:05:00 | 「聖書を学ぶ会」


預言の書、イザヤ書、エレミヤ書、エゼキエル書や12の小さな預言書は「後の預言書」と言われる。
前の預言書(者?)はサムエル記や列王記のような物語の中に出てくる。 エリヤやエリシャ等々。
執り成す者アブラハム=ソドムが滅びる時神に執り成した。
モーセは律法の預言者と言われる。
預言者と王は上下関係ではなく、共に油注がれた者。

天井の会議ではサタンも出てくるが、耳のとがった悪魔の事ではなく、大事な役割を担っている。
(例えば「ヨブ記」)
   *「列王記」22章 イスラエルの王アハズと預言者ミカヤの話(天上の会議)
   *「天上の会議」についてはブルッゲマンの事典をよむこと


   *エレミヤ書18章読むこと
預言の成就の有無に関していは預言者がいきている間に成就しないこともある。
成就の検証は難しいが、モーセについては検証できる。 *「申命記」13章1節以下を読むこと

今回は「学びの会」に関して読むべき聖書の箇所がたくさんありますが、今マザーテレサの本を
読んでいて忙しい私は、まだ読んでいません。 これから読むつもりです。 



<カワラヒワ> 加えているのは好物の秋楡の種子です。

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「聖書の学び(Ⅴ)」 預言とは

2016-01-12 15:58:18 | 「聖書を学ぶ会」
聖書の学びの会は第Ⅴコースに入りました。

聖書の「預言」とは未来を占う予言とは違って、予言も含む神から預かった言葉
ということで、現在・過去・未来を含んでいる。

聖書の社会の周辺世界にも預言の行為はあった。
肝臓占いというのは祭儀用に育てられた牛や羊の肝臓を取り出して、影やシワなどを見て
占った。 いくつもの肝臓を見ていくと共通した要素が浮かび上がってくるらしい。
長く生きた牛などには食べた餌の影響が現れたりした。
牧草や麦の状態が判ると、その地域の経済力などがうかがわれ、弱小と見ればそこに
戦争を仕掛けることなどを占った・・・・らしい。 肝臓占い、オモシロ~イ!
そのうち預言者の言葉が重くみられるようになり、言葉を預かる預言者も重く
用いられるようになった。

預言者は一つの職業だったかも知れない。
"navi" (ナーヴィー)はひょっとしてnavigation の源だったか?

預言者の系譜をみると、集団だったのではないかと思われるものがある。
イザヤはイザヤ学派という集団を形成していた。BC6世紀から200年ちかい期間の預言が
語られている。 数百年にわたるイザヤ学派の人々が語ったと考えられる。
エレミヤは個人だが学派(グループ)もあった。
「サムエル記上」10:5をみるとサウルも預言する者になってしまっている。
これなども集団を想起させる。
ベト・シェバのことでダビデ王をいさめたナタンなど、時には王に逆らい
命の危険を冒しても預言をする。



公園のジョウビタキ♀。 ドライフラワー状態の額紫陽花が背景に写っています。

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次回の「聖書の学び」は二週間後、1月24日(日)の礼拝前10時~10時20分です。
聖書に関する様々な知識、とっても面白いです。 皆様、どうぞお出かけください。
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「聖書の学び」 10月25日

2015-10-27 22:10:19 | 「聖書を学ぶ会」
  前回の復習と補足
  「ヨシュア記」から「列王記」までを申命記史書と呼び、
  これらの文書は申命記の思想に添って書かれている。
  典型的な言い回しが出てくる。

  申命記史書を歴史家は五つの時代区分に分けた。
  主要なスピーチは分水嶺となって次の時代に移っていった。
  「ヨシュア記」23章は申命記史書の特徴が色濃く出ている。
  士師は裁き人で、Judgeと呼ばれた。
  サムエルは預言者であり最後の士師であった。
  サムエルによって王朝は幕を開けBC1000年頃、ダビデによって
  統一された王国は、ソロモン王の死によって南北に分かれた。 
  北王国(イスラエル)にも神殿があった。

  時代時代に評価を下している。
  「サムエル記下」7章のダビデへの約束は重要な記述で、
  申命記史家の立ち位置が南王国(ユダ)にあることを示している。

  上は、北イスラエル王国の滅びについて、下は南ユダ王国、
  神の民が滅びに至る理由が述べられている。
  王朝と神殿が何故失われたのか。


  
  一人で歩いた公園でお立ち台の<翡翠>を撮りました。


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「聖書の学びの会」 10月11日分

2015-10-16 13:39:39 | 「聖書を学ぶ会」
学びの会は10月11日から新しい単元に入りました。

写真のような羊皮紙に書かれた書籍がたくさん見つかっている。

原初史・・・歴史的には特定できない、前歴史、 ノアの箱舟くらいまで
イスラエルの民は血縁は薄れていたが、出エジプトの出来事の一点で
民族としてまとまった

「申命記」・・・約束の地、カナンに入ってからの書
ヨシュア→サムエル→列王記
申命記神学・・・因果応報が非常に明確
歴代誌・・・列王記と並行している所が多いが見方が違う
申命記ではソロモンについてはシビアで否定的
ブルッゲマンの「旧約用語辞典」で“歴代誌史家”を読むと面白い

当時の強豪ペリシテ人は青銅よりも強い鉄を扱えた
度重なるイスラエルの危機を士師たちが救った
士師・・・世襲でない指導者であったが、人々は徐々に「王」を求めた
サムエルは最後の士師で最初の王、サウルに油注いだ

アモス書、エゼキエル書に申命記史家が手を加えた?
エゼキエルは申命記史家だったかも知れない?    (この辺りよく分かりませんでした) 


   
   羽繕いをする公園の<アオサギ>です。

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「聖書の学びの会」 9月27日分

2015-10-10 09:50:55 | 「聖書を学ぶ会」
9月27日も落ち着いてお話を聞くことができませんでしたが、
いただいた要旨メモを載せておきます。
明日10月11日は「修養会」のため、同じ集会室で準備をします。
「学びの会」と重なってしまいますが大丈夫かな~?
 
  ****************************************************
  「ヨシュア記」と「士師記」どちらが正しいか。
  考古学的記述も聖書の記述もバイアスがかかっている。

  考古学的にはヨシュアが入った時、エリコの町はすでに廃墟であったらしい。



  現時点での定説はない。

  平和的・・・・「士師記」に基づいている。
  農奴反乱・・・・街の内側から焼けた遺跡がある。



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