昨日の礼拝説教 テキストは「マタイによる福音書」2章1節~12節でした。
物語のあらすじは **************
ユダヤのベツレヘムでイエスがお生まれになった時、東方から占星術の学者たちがエルサレムに来て
「ユダヤ人の王としてお生まれになった方はどこにおられますか。私達は東方でその方の星を見て
拝みに来ました」と尋ねました。
これを聞いたヘロデ王は不安を抱き、祭司長や律法学者を集めて問いただし「ユダヤ人の王(メシア)は
ベツレヘムに生まれる」と預言者が書いていることを知りました。
ヘロデは占星術の学者たちに、その子が見つかったら自分も行って拝みたいので知らせてくれるように
頼みました。
学者たちは東方で見た星が自分たちに先だって進み、幼子イエスのいる場所で止まるまで歩き続け、
ついに母マリアと共におられる幼子を見つけました。
彼らは喜びに満ち溢れ、ひれ伏して黄金、乳香、没薬を贈り物として捧げました
「ヘロデ王のところへ帰るな」という夢のお告げを受けて博士たちは別の道を通って
自分たちの国へ帰って行きました。 ************** というものです。
贈り物(金、乳香、没薬)は産地がそれぞれ違うことから三人の博士といわれますが、
博士たちははたして何人だったのでしょうか。
また、博士たちはどこから来たのでしょうか
古代では占星術は立派な学問でしたが、占星術の盛んなバビロニアから来たのではないか、
それぞれ別の国の博士でどこかで落ち合ってきたのかもしれない、等など
この物語は多くの謎に満ちていてメルヘンのようで、私たちに様々なことを想像させます。
ところで、ヘロデをはじめとして、集められた祭司や預言者も気づかない星の存在に気付いたのは
神について無知な異邦人の博士たちでした。
そしてこの人たちは星に導かれ、歩き続け、最後にイエスに出会うことができました
博士たちはなにがあろうと歩くことを止めず、ひたすら星を目指して歩いた、導いたのはメシアのあの星でした。
私たちの信仰生活もこれに似ています。
この物語は神に出会うために旅をしている私たちの人生と同じ、博士たちのこの旅は人生を象徴していると言われます。
星はまた、イエスを指し示すもの、聖書(旧約)、聖霊、とも言われます。
ヘロデや祭司長、律法学者が気づかなかった星「王の王、主の主がおられる」という信仰が私たちに与えられている
ことはとても幸せなことです。
人生には目的があり必ずそこにたどり着く、普通の人々にはこの導きの星は示されていません。
私達もイエスを見たわけではありませんが、私たちには信仰、御霊が与えられ、聖書、教会が与えられています。
ルターは説教で「私達には捧げる金や乳香、没薬がなくても信仰を携えて主の御許に捧げたい。
主が最も喜ばれる献げ物は信仰であるから・・・・・」と言いました。
私達も信仰を捧げるために最期まで旅を続けましょう!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/07/c1f133b7834907ce8c23760b2b77e68a.jpg)
日本には旅鳥または冬鳥としてくる<オジロビタキ>
雄はノドの部分が橙色をしています、この個体は多分雌か若鳥です。
私の通っている渋谷区の美竹教会、新年の主日礼拝は1月6日(日)午前10時半からです。
どうぞおたずねください。
物語のあらすじは **************
ユダヤのベツレヘムでイエスがお生まれになった時、東方から占星術の学者たちがエルサレムに来て
「ユダヤ人の王としてお生まれになった方はどこにおられますか。私達は東方でその方の星を見て
拝みに来ました」と尋ねました。
これを聞いたヘロデ王は不安を抱き、祭司長や律法学者を集めて問いただし「ユダヤ人の王(メシア)は
ベツレヘムに生まれる」と預言者が書いていることを知りました。
ヘロデは占星術の学者たちに、その子が見つかったら自分も行って拝みたいので知らせてくれるように
頼みました。
学者たちは東方で見た星が自分たちに先だって進み、幼子イエスのいる場所で止まるまで歩き続け、
ついに母マリアと共におられる幼子を見つけました。
彼らは喜びに満ち溢れ、ひれ伏して黄金、乳香、没薬を贈り物として捧げました
「ヘロデ王のところへ帰るな」という夢のお告げを受けて博士たちは別の道を通って
自分たちの国へ帰って行きました。 ************** というものです。
贈り物(金、乳香、没薬)は産地がそれぞれ違うことから三人の博士といわれますが、
博士たちははたして何人だったのでしょうか。
また、博士たちはどこから来たのでしょうか
古代では占星術は立派な学問でしたが、占星術の盛んなバビロニアから来たのではないか、
それぞれ別の国の博士でどこかで落ち合ってきたのかもしれない、等など
この物語は多くの謎に満ちていてメルヘンのようで、私たちに様々なことを想像させます。
ところで、ヘロデをはじめとして、集められた祭司や預言者も気づかない星の存在に気付いたのは
神について無知な異邦人の博士たちでした。
そしてこの人たちは星に導かれ、歩き続け、最後にイエスに出会うことができました
博士たちはなにがあろうと歩くことを止めず、ひたすら星を目指して歩いた、導いたのはメシアのあの星でした。
私たちの信仰生活もこれに似ています。
この物語は神に出会うために旅をしている私たちの人生と同じ、博士たちのこの旅は人生を象徴していると言われます。
星はまた、イエスを指し示すもの、聖書(旧約)、聖霊、とも言われます。
ヘロデや祭司長、律法学者が気づかなかった星「王の王、主の主がおられる」という信仰が私たちに与えられている
ことはとても幸せなことです。
人生には目的があり必ずそこにたどり着く、普通の人々にはこの導きの星は示されていません。
私達もイエスを見たわけではありませんが、私たちには信仰、御霊が与えられ、聖書、教会が与えられています。
ルターは説教で「私達には捧げる金や乳香、没薬がなくても信仰を携えて主の御許に捧げたい。
主が最も喜ばれる献げ物は信仰であるから・・・・・」と言いました。
私達も信仰を捧げるために最期まで旅を続けましょう!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/07/c1f133b7834907ce8c23760b2b77e68a.jpg)
日本には旅鳥または冬鳥としてくる<オジロビタキ>
雄はノドの部分が橙色をしています、この個体は多分雌か若鳥です。
私の通っている渋谷区の美竹教会、新年の主日礼拝は1月6日(日)午前10時半からです。
どうぞおたずねください。