ゆうゆうの教会便り

私の教会のこと、教会生活をボチボチと・・・・

パウロの伝道

2015-10-30 22:12:50 | 今日の聖句
今、新約聖書は「使徒言行録」を読んでいます。
今日の聖句は「使徒言行録」17章1節~9節 です。
パウロとシラスは、アンフィポリスとアポロニアを経てテサロニケに着いた。
ここにはユダヤ人の会堂があった。パウロはいつものように、ユダヤ人の集まっているところへ
入って行き、三回の安息日にわたって聖書を引用して論じ合い、「メシアは必ず苦しみを受け、
死者の中から復活することになっていた」と、また、「このメシアはわたしが伝えている
イエスである」と説明し、論証した。それで、彼らのうちのある者は信じて、パウロと
シラスに従った。神をあがめる多くのギリシア人やかなりの数のおもだった婦人たちも
同じように二人に従った。しかし、ユダヤ人たちはそれをねたみ、広場にたむろしている
ならず者を何人か抱き込んで暴動を起こし、町を混乱させ、ヤソンの家を襲い、二人を
民衆の前に引き出そうとして捜した。しかし、二人が見つからなかったので、ヤソンと
数人の兄弟を町の当局者たちのところへ引き立てていって、大声で言った。
「世界中を騒がせてきた連中がここにも来ています。ヤソンは彼らをかくまっているのです。
彼らは皇帝の勅令に背いて『イエスという別の王がいる』と言っています。」
これを聞いた群衆と町の当局者たちは動揺した。当局者たちは、ヤソンやほかの者たちから
保証金を取ったうえで彼らを釈放した。


使徒であり大伝道者であったパウロの第二伝道旅行の記事で、行く先々で迫害を受ける
ようすが描かれています。 パウロの時代の伝道と現代の私たちの伝道は、世の中の状況が
すこぶる違っていますのでその方法も勿論違ってくると思います。
科学が進んで行き詰まったような感のある現代の伝道とパウロの時代の伝道とどちらが
難しいでしょう。 キリスト教の伝道に関して、今の私たちには命の危険が迫るほどの
迫害や危険はありません。 自分の命をかけて伝道をしていたパウロをはじめとする
当時のキリスト者に比べたら私たちは(私は)もっと真剣に神様の救いを伝えて
ゆかなくてはいけない・・・・とは思うのですが、それでは具体的にどんなふうに
したらよいのか、私は今、何をしたらよいのか、己の非力を思い知るばかりで悲しいです。

「聖書事典」からパウロの第二回伝道旅行の地図です。



美竹教会のホームページです、クリックしてお訪ねください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「永眠者記念礼拝」のお知らせ

2015-10-28 23:07:17 | 美竹教会
11月8日の主日礼拝は神様の御国に召された美竹教会の先達を偲ぶ「永眠者記念礼拝」です。
それほど遠くないいつの日か、私も神様の御許に召され、亡き母や姉に再会するのが楽しみです。
8日は思いを込めて御国に召された方々を偲びたいと思います。



美竹教会のホームページです、クリックしてお訪ねください。
教会やキリスト教、永遠の命について等々、興味のある方、疑問のある方、
東京は渋谷の美竹教会にぜひお出かけください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「聖書の学び」 10月25日

2015-10-27 22:10:19 | 「聖書を学ぶ会」
  前回の復習と補足
  「ヨシュア記」から「列王記」までを申命記史書と呼び、
  これらの文書は申命記の思想に添って書かれている。
  典型的な言い回しが出てくる。

  申命記史書を歴史家は五つの時代区分に分けた。
  主要なスピーチは分水嶺となって次の時代に移っていった。
  「ヨシュア記」23章は申命記史書の特徴が色濃く出ている。
  士師は裁き人で、Judgeと呼ばれた。
  サムエルは預言者であり最後の士師であった。
  サムエルによって王朝は幕を開けBC1000年頃、ダビデによって
  統一された王国は、ソロモン王の死によって南北に分かれた。 
  北王国(イスラエル)にも神殿があった。

  時代時代に評価を下している。
  「サムエル記下」7章のダビデへの約束は重要な記述で、
  申命記史家の立ち位置が南王国(ユダ)にあることを示している。

  上は、北イスラエル王国の滅びについて、下は南ユダ王国、
  神の民が滅びに至る理由が述べられている。
  王朝と神殿が何故失われたのか。


  
  一人で歩いた公園でお立ち台の<翡翠>を撮りました。


  美竹教会のホームページです、クリックしてお訪ねください
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「キリストの涙」

2015-10-25 22:48:35 | 説教
今日の礼拝説教 テキストは「ヨハネによる福音書」11章28節~44節
タイトルは「キリストの涙」でした。





  先週は日曜、火曜、金曜と連れ合いの病院通いで心忙しい一週間でした。
  お蔭様で昨日から低値ではありますが連れ合いの体調が安定していて、今日は
  教会に行くことができました。 礼拝に集い説教をお聴きできるということは
  決して自然、当然のことではないとの思いを強く持ちました。 
  礼拝に集えることは本当に有り難く感謝なことです。
  人間は必ず(それが何時かは分かりませんが)死によって終わります。
  いつか主の御許に召されるまで、神様を信じることによって与えられる
  心の平安を感謝して過ごしたいと思います。

  
  椋の実を啄む公園の<キジバト>です。

  美竹教会のホームページです、クリックしてお訪ねください。
  私のように虚しい思いを持って生きている方、苦しみを抱えている方、
  重荷を負っている方、どうぞ勇気を出して教会の扉を開けてお入りください。
  神様を中心に集まる教会の家族の中で、必ず平安を得られることと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

礼拝の式次第を英語で

2015-10-19 19:27:38 | その他
以前、アメリカから来た女子学生が美竹教会の礼拝に見えたことがあります。
なんとなく私が隣に座らされたのですが、聖書の文書の英語訳もわからず、
日本語の礼拝の順序を指で示しても英語が全く出て来なくて困りました。
今日は、電子辞書片手に礼拝の式次第を英語に直してみました。
間違いや見当違いがあることと思いますが、もし今度日本語が分からない
外国の方が礼拝に見えたら、少なくとも英語では礼拝のご案内が
できるかも知れませんね・・・・・(^^ゞ

  礼拝: service   礼拝する: worship
  前奏: prelude
  招詞:?  招き: invitation   詞→言葉: word
  讃美歌: hymn 
  交読文:?  交互に: alternately  読む: read  司会者: the chair   (教会の)会衆: congregation
  主の祈り: Lord's Prayer
  祈祷: prayer
  説教: sermon
  信仰告白: Confession of Faith
  聖餐式: (Holy)communion
  献金: donation または  donate money
  報告: information on church
  頌栄: doxology
  派遣の言葉:?   派遣: dispatch
  祝祷: benediction  または  blessing
  後奏: postlude

美竹教会のホームページです、クリックしてお訪ねください。

このブログに時々登場する連れ合いが木曜日から高熱を出し、昨日は病院の救急外来に行きました。
今日あらためて外来の診察を受けましたが、高熱の原因は、病状が進行したための感染症らしいと
いうこと以上は分からないようです。 とりあえず抗生剤を飲むことになりました。
心細い日々が続いています。毎朝毎晩、神様に祈り、依り頼む日々です。
連れ合いがクリスチャンでないことがとても悲しく淋しいことです。
昨日は礼拝に出られませんでしたが、これからもそういう日が続くかも知れません。
このブログへの投稿もこれまで以上に休みがちになります。 m(_ _)m
ブログへの投稿が滞っても、皆さま美竹教会のことをお忘れなく是非お訪ねくださいね。


赤くなったイイギリの実に囲まれた公園の<アオサギ>です。
先日散歩した公園で撮りました。 
ヨロヨロした足取りでしたが、この日は連れ合いも一緒に写真が撮れました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「聖書の学びの会」 10月11日分

2015-10-16 13:39:39 | 「聖書を学ぶ会」
学びの会は10月11日から新しい単元に入りました。

写真のような羊皮紙に書かれた書籍がたくさん見つかっている。

原初史・・・歴史的には特定できない、前歴史、 ノアの箱舟くらいまで
イスラエルの民は血縁は薄れていたが、出エジプトの出来事の一点で
民族としてまとまった

「申命記」・・・約束の地、カナンに入ってからの書
ヨシュア→サムエル→列王記
申命記神学・・・因果応報が非常に明確
歴代誌・・・列王記と並行している所が多いが見方が違う
申命記ではソロモンについてはシビアで否定的
ブルッゲマンの「旧約用語辞典」で“歴代誌史家”を読むと面白い

当時の強豪ペリシテ人は青銅よりも強い鉄を扱えた
度重なるイスラエルの危機を士師たちが救った
士師・・・世襲でない指導者であったが、人々は徐々に「王」を求めた
サムエルは最後の士師で最初の王、サウルに油注いだ

アモス書、エゼキエル書に申命記史家が手を加えた?
エゼキエルは申命記史家だったかも知れない?    (この辺りよく分かりませんでした) 


   
   羽繕いをする公園の<アオサギ>です。

美竹教会のホームページです、クリックしてお訪ねください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聖書はいつ頃書かれたの?

2015-10-13 21:27:09 | 聖書
先日、友人から、聖書はいつ頃書かれたのか聞かれました。
私は漠然と、捕囚としてバビロンに連れて行かれた人々が心(魂)の拠り所とするべく
紀元前6世紀頃に、それまで口伝で語り継がれた民族の歴史を記したものが旧約聖書。
紀元後1世紀頃に、イエスの十字架にいたる福音を記したものが新約聖書ではないか
と漠然と思っていました。 さて、私の答えは正しいでしょうか。

「教えて!goo」に↓下のような(ちょうど良い)質問が載っていました。
回答も分かりやすいものでしたので転載させていただきます。

聖書が書かれた時期について教えてください。
質問1:旧約聖書は、いつ頃からいつ頃までの間に書かれたのでしょうか?
質問2:新約聖書は、いつ頃からいつ頃までの間に書かれたのでしょうか?

回答1

最初に、旧約聖書の文書の扱っている年代、出来事が起こった年代は・・・・・
  約6000年前~紀元前1800年…モーゼ五書(創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)
  紀元前1200…ヨシュア記
  紀元前1200~1000…士師記、ルツ記、サムエル記上・下
  紀元前922~587…列王記上・下
  紀元前6~5世紀…ダニエル書、エズラ記、ネヘミヤ記  です。

旧約聖書は、どれも扱った時期にリアルタイムで書かれたわけではなく、ずっと後になってから
書かれたものが多いです。(根本主義的キリスト教神学を主張している人は否定するでしょうが…)
モーセ五書は、口承文学としてはかなり昔からあったと考えられていますが、今の形に近くなって
きたのは紀元前6世紀くらいだろうと言われています。
『ダニエル書』なんかは紀元前6世紀頃書かれたといわれていましたが、紀元前2世紀頃の偽作で
あるということを紀元3世紀の文献学者が明らかにしています。

新約について、四つの福音書以外に「Q資料」と言われているイエスの語録集のようなもの
が存在していたと考えられ、ルカ福音書(90年代に成立)とマタイ福音書(80年代)は、
マルコ福音書とQ資料をもとにして書かれています。
ヨハネ福音書(1世紀末)はいろいろ独自の資料を使っているようです。
このQ資料は今のところ見つかっておらず、存在が仮定されているだけです。

黙示録は2世紀に入ってから書かれたようですが、これは新約聖書の中でも最も成立の怪しいもので、
ルターはこれを正典と認めたがらなかったそうです。

回答2 新約聖書について

新約聖書の原本は1~2世紀だといわれています。
いろんな説があるのですが福音書で最も早いのがマルコ福音書。
40年代末~70年までの間なのですが(下限は確実)それ以上確実な証拠は特になく(心情的にはともかく、
確定できないので)このあたり、としか言えないようです。
パウロの書簡のうち真作のものが50~60年。
これとマルコとどちらが早いかが神学的には重要らしいですが特に証拠はありません。
どちらが先でもおかしくないです。(少々別の流れだったような形跡があるので)
他の福音書がマルコより後なのは確かで、大体70~90年あたりか?
その他の文書もいろいろな時期ですが遅くとも2世紀のうちには書かれていたようです。
ただしひと言注意すると、この時期、新約聖書なる文書は存在しません。
別々の人によって書かれた内容的にもばらばらの文書があり、また教会・地域によっては
これらの文書のうちいくつかは認めない、逆にこれら以外の文書を認める、といった状態が続き
徐々に整理され、結局27の文書をひとつのものとして、正典ということにしたのは4世紀ごろ、
アタナシウスあたりから、ということになります。(文書で確認できる限り)
その後写本の段階でも修正されたりして、印刷の時代まで書かれ続ける、ともいえるのですが
とりあえず元の文書は1~2世紀ということです。



渡りをする、と言われている蝶<アサギマダラ>です。
海を越えて1000㎞以上、時には2000㎞もの長旅をする個体もいるそうです。


美竹教会のホームページです、クリックしてお訪ねください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

讃美歌140番

2015-10-12 22:27:58 | 讃美歌
讃美歌140番「いのちのいのちに」
       “Jesu, Meines Lebens Leben” by Ernst Christoph Homburg, 1658
        Orig. Melody : Wolfgang Wessnitzer, 1661  Horm. B. Zorn, Choralbuch, 1891

 1) 命の命に ましますイエスよ
    主イエスはわがため その身をすてて
    ほろびの淵より 導きいだし
    朽ちぬ命を あたえたまえり
 2) ああ主よ、主イエスは 恥をもしのび
    わがため呪いを 身に負いたまい
    悪魔のわなより 救いいだして
    永遠のやすきを さずけたまえり
 3) ああ主はわがため 十字架をとりて
    たかぶり傲りを あがないいだし
    あまつ栄を 得させたまえり
 4) わが身にかわりて 死にたるイエスよ
    十字架をあおげば なぐさめつきず
    悩みもおそれも すべて消えゆく
    主のみめぐみは ありがたきかな

この讃美歌についての解説は探すことができませんでした。 m(_ _)m
礼拝の時に歌った讃美歌をこのブログでご紹介してきましたが、すでに118曲、
曲の解説を見つけられないこともあって、中々新しい讃美歌をご紹介するのが
難しくなりました。 残念です。

ここをクリックすると美しい讃美歌140番の歌声が聴かれます。



ボタンクサギの花に止まる<ジャコウアゲハ>です。

美竹教会のホームページです、クリックしてお訪ねください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「復活と命の主」

2015-10-11 21:55:52 | 説教
今日の礼拝説教 テキストは「ヨハネによる福音書」11章17節~27節
タイトルは「復活と命の主」でした。






今日は「聖書に学ぶ終活」というテーマでの教会修養会でしたので、
説教もそれにちなんだ内容でした・・・(と、思います、多分・・・・) (^^;)

「主は十字架に死んで陰府に降り、三日目に復活されるのです。
 この復活によって死は勝利に完全に飲み込まれ、滅ぼされるのです。
 もはや人生は死に向かって進むものではなくされたのです。
 主の復活の命に向かうものとされたのです。 
 だから生きていて 主を信じる者はだれでも、決して死ぬことはない、
 と主は言われたのです。」(説教より)

子供の頃から死が恐ろしかった私は自意識を失うことへの恐怖が中学生の頃からありました。
死に向かって歩んでいる自分の人生、毎日の時の流れは虚しくて、生きていることが
本当に無意味に思われました。
復活の主は死に勝利したもうた、私は神に息を吹き込まれて生かされている、という信仰が
ない人生は恐ろしくて考えられません。
「主、我と共にいます」「死は主の復活の命に向かうものである」という教えによって
私は自分の生を受け入れ、肯定することができます。
キリストの教えに私は救われています。


美竹教会のホームページです、クリックしてお訪ねください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「聖書の学びの会」 9月27日分

2015-10-10 09:50:55 | 「聖書を学ぶ会」
9月27日も落ち着いてお話を聞くことができませんでしたが、
いただいた要旨メモを載せておきます。
明日10月11日は「修養会」のため、同じ集会室で準備をします。
「学びの会」と重なってしまいますが大丈夫かな~?
 
  ****************************************************
  「ヨシュア記」と「士師記」どちらが正しいか。
  考古学的記述も聖書の記述もバイアスがかかっている。

  考古学的にはヨシュアが入った時、エリコの町はすでに廃墟であったらしい。



  現時点での定説はない。

  平和的・・・・「士師記」に基づいている。
  農奴反乱・・・・街の内側から焼けた遺跡がある。



美竹教会のホームページです、クリックしてお訪ねください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする