ゆうゆうの教会便り

私の教会のこと、教会生活をボチボチと・・・・

ヨハネの黙示録(終)

2013-04-06 23:24:36 | ヨハネの黙示録
20章 千年間の支配

底なしの淵の鍵と大きな鎖を手にした一人の天使が、悪魔でもサタンでもある年を経た蛇、つまり竜を取り押さえ、
千年の間縛って底なしの淵に投げいれ、鍵をかけ封印をして千年の間は諸国の民を惑わさないようにした。
イエスの証しと神の言葉のために首をはねられた者たちは獣もその像も拝まず、額や手に獣の刻印を受けなかった。
彼らは生き返ってキリストの祭司となって、千年の間キリストと共に統治した。
(ここで「第二の死」という言葉が唐突に出て来ますが、今の所、意味不明です。)

サタンの敗北
千年後、サタンは牢から出されて諸国の民、ゴグとマゴグを惑わし、聖なるものの陣営を囲むが、天から火が下って
彼らを焼き尽くし、以前、獣と偽預言者も投げ込まれている火と硫黄の池に投げ込まれた。

最後の裁き
使者たちが皆、玉座の前に立ち、命の書に基づき行いに応じて裁かれた。 
海も、死と陰府(よみ)も、その中の死者を出し、彼らはそれぞれの行いにより裁かれた。
死も陰府も火の池に投げ込まれた。 
この火の池が「第二の死」で、名前が命の書に記されていない者は火の海に投げ込まれた。

21章

最初の天と地は去り、海も無くなった。
ヨハネは聖なる都、新しいエルサレムが神のもとから下ってくるのを見た。
「神が人と共に住み、彼らの目の涙をぬぐい取ってくださる。もはや悲しみも嘆きも労苦もない。」と
大きな声が玉座から語りかけた。
玉座に座っている方が「これらの言葉は信頼できる。私は万物を新しくする。事は成就した。
私は初めであり終わりである。渇いている者には命の水の泉から値なしに飲ませよう。不信仰な者、偶像を拝む者、
忌まわしい者などへの報いは火と硫黄の燃える池である。 これが第二の死である。」と言われた。


新しいエルサレム
天使の一人がヨハネを高い山に連れて行き、聖なる都、エルサレムが神のもとから下ってくるのを見せた。
その輝きは最高の宝石のよう、透き通った碧玉のようであった。
都の門にはイスラエルの子ら十二部族の名前が刻みつけてあった。
都は城壁が碧玉で築かれているほか、透き通ったガラスのような純金、サファイア、めのう、エメラルド、赤縞めのう、
赤めのう、かんらん石、緑柱石、黄玉、ひすい、青玉、紫水晶、真珠などで作られていた。 凄い!絢爛豪華!

都は神の栄光が照らしているので、太陽も月も必要ではなかった。
諸国の民は都の光の中を歩き、夜の無い都の門は決して閉ざされない。


22章

都には神と子羊の玉座から流れ出る水晶のように輝く命の水の川があり、両岸には命の木があって
年に12回実を結んだ。
もはや呪われるものは何一つなく、神である主は世々限りなく統治なさる。

全体のまとめ

天使はヨハネに「これらの言葉は信頼できる真実である。見よ、わたしはすぐに来る、この預言の言葉を信じる者は
幸いである」と言った。
このことを聞き、また見たわたしヨハネはひれ伏して拝もうとすると「やめよ。私はあなたの兄弟や預言者と共に
仕えるものである。神を礼拝せよ」とその天使は言った。
さらに「この書物の預言の言葉を秘密にしておいてはいけない。時が迫っている。不正を行う者、汚れた者、正しい者、
聖なる者、それぞれそのままにしておくように。 見よ、わたしはすぐに来て、それぞれの行いに応じて報いる。
私は最初の者にして最後の者、初めであり終わりである。
わたし、イエスは諸教会のために以上のことをあなた方に証しした。
わたしはダビデのひこばえ、その一族、輝く明けの明星である。」と言った。 
(天使が言ったのでしょうか? この辺りの記述は主語がおかしい気がします。)

最後に「この書物に付け加えてはいけない、神はその者にこの書物に書いてある災いを加えられる。
この預言の書の言葉から何か取り去るものがあれば命の木と聖なる都からその者が受ける分を取り除かれる。」と
警告が書かれている。

以上すべてを証しする方が言われる「然り、わたしはすぐに来る」アーメン、主イエスよ、来てください。
という言葉でヨハネの黙示録は終わる。


ようやくヨハネがパトモス島で見た「幻」を記述したという黙示録を読み終わりました。
私の要約は「である」調と「ですます」調が入り乱れ、統一の無いものですが、私自身は初めて黙示録の
内容がつかめた気がしました。 感謝です。







明日の美竹教会の日曜礼拝は午前10時半から始まります。
このブログを見て、来てくださる方、雨風に注意して気を付けておいで下さい。
って、何方か来てくださる方がいるでしょうか・・・・・・
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ヨハネの黙示録(7)

2013-04-05 23:18:28 | ヨハネの黙示録
17章  大淫婦が登場します。

ヨハネは天使の一人に荒れ野に連れてゆかれ、赤い獣にまたがった一人の女を見ます。
これが大淫婦で、額には「大バビロン、みだらな女たちや、地上の忌まわしい者たちの母」
という名が記されていました。
この女を見て、ヨハネは大いに驚くのですが、それに対しての天使の説明が、女と赤い獣の
秘められた意味の説明なのですが、私(ゆうゆう)には全く訳が分かりません。
いずれにせよ、ヨハネが見た女とはあの大きな都、つまりバビロンを指しているようです。

大淫婦、凄い言葉ですね~。 
いんぷ(淫婦)という言葉も変換しても出てきませんが、だいいんぷ(大淫婦)という言葉は
かすりもしません。



18章 バビロンが滅亡します。

あらゆる汚れた霊の巣窟、鳥の巣窟、忌まわしい獣の巣窟であったバビロン、
みだらな女のぶどう酒を飲み、地上の王たちは彼女とみだらなことをし、商人たちは彼女の
豪勢な贅沢によって富を築いた、そのバビロンが滅びました。
商人たちの取引した豪勢な商品名がズラズラと並べられています、絢爛豪華!
彼女は火で焼かれるのですが、地上の王たちや、彼女から富を得ていた商人たちは泣き悲しみます。
ある力強い天使が「大いなるバビロンはもはや決して見られない。ともし火のあかりもお前のうちには
輝かない。預言者たちと聖なる者たちの血がこの都で流されたからである」と言います。

バビロンでは多く預言者やキリスト教信者が迫害され、殺されたのでしょうね、きっと。


19章

大群衆のバビロンの滅亡を喜ぶ声が聞こえ、24人の長老などが玉座におられる神を礼拝します。
大群衆の声や、水のとどろき、雷が「子羊の婚礼」を告げます。
天使がヨハネに「子羊の婚礼に招かれている者たちは幸いだ」と書き記すように言いました。

それから天が開かれ、目が燃える炎のようで頭に多くの王冠を持った方が白い馬に乗って現れました。
その方は「誠実」および「真実」と呼ばれて、正義を持って裁き、戦われます。
この方の口からは鋭い剣がでていて、これで諸国の民を打ち倒します。
獣と地上の王たちとその軍勢、偽預言者は捕らえられ、生きたまま硫黄の燃えている火の池に投げ込まれ、
残りの者は馬に乗っている方の口から出ている剣で殺され、すべての鳥は彼らの肉を飽きるほど食べました。

フー! 怖ろしい~!  今日はここまでにいたします。

この後、「千年王国」の話が出てきて、「新天新地」の話が出てくるようです。
お楽しみに! 




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ヨハネの黙示録(6)

2013-04-04 19:33:35 | ヨハネの黙示録
まだまだ続くよ、「黙示録」・・・・・(笑)
 
「黙示」という言葉は難しいですね。
これは法律用語で「もくじ」と読んで「明示」の反対語だそうです。
ギリシア語の原義は「隠されたものが明らかにされる」という意味で、訳語としては「啓示」がふさわしい、
と Wikipedia には載っていました。 確かに「啓示」の方が分かりやすいですね~

さて! 
12章から14章までには、ヨハネが見た様々な現象がこれでもかこれでもかというほど現れます。


12章~14章

〇 一人の身ごもった女が太陽を身にまとい、月を足の下にし、頭には十二の星の冠をかぶって現れた。
産みの苦しみに叫んでいると、火のように赤い大きな竜が現れ、女が子を産んだらその子を
食べてしまおうとしていた。 女は男の子を産んだが、神のもとへ、その玉座に引き上げられた。
天で戦いが起こり、巨大な竜、年を経た蛇、サタン、全人類を惑わすものは投げ落とされた。
天の大きな声が「神のメシアの権威が現れた。子羊の血と自分たちの証しの言葉とで彼に打ち勝った」と言った。

〇 十本の角と七つの頭を持った一匹の獣が竜から大きな権威を与えられ、人々は竜とこの獣をも拝んだ。
獣は大言と冒涜の言葉を吐き、神の名と、幕屋、天に住む者たちを冒涜した。
又、子羊の角に似た二本の角を持った獣も先の獣と同じ権力を振るい、獣の像を拝もうとしない者を皆殺しにした。
この獣はすべての者に刻印を押させ、刻印の無い者は物の売り買いができなかった。
刻印は666という数字であった。

〇 シオンの山には14万4千人の人が子羊と共に立っていて、その額には子羊とその父の名が記されていた。
この人々の口には偽りが無く、とがめられるところのない者たちだった。

〇 三人の天使が現れる。
第一の天使はあらゆる民に告げる永遠の福音を携えてきて、「神を畏れ栄光をたたえなさい」といった
第二の天使は「みだらな行いの葡萄酒を諸国の民に飲ませた都、大バビロンが倒れた」と言った
第三の天使は「獣とその像を拝み、額や手に獣の刻印のあるものは昼も夜も安らぐことはない」と言った。
それからわたし、ヨハネは天から「今からの死、主に結ばれて死ぬ人は幸いである」と告げる声も聞いた。

〇 白雲の上に座った金の冠をかぶった人の子のような方が、手に鋭い鎌を持って現れ鎌を地に投げると、
地上で刈入れが行われた。
別の天使がやはり鋭い鎌をもって現れ、地に投げいれ、地上のぶどうを取り入れ、神の大きな絞り桶に投げ入れた。 
血が絞り桶から流れ出た。


15章

獣に勝ち、その名の数字に勝った者たちは「聖なる方はあなただけ、すべての民があなたの前にひれ伏すでしょう」
と神の僕モーセの歌と子羊の歌をうたった

七人の天使が最後の災いを携えてくる。これらの災いで神の怒りはその極みに達する。
七つの災いを携えた七人の天使は輝く清い亜麻布の衣を着て胸に金の帯を締めていた。

16章

第一の天使が災いの鉢の中身を地上に注ぐと獣の刻印を押され、獣の像を礼拝する者たちに悪性の腫れ物ができた。
第二の鉢の中身を注ぐと、海は血のようになって、その中の生き物はすべて死んだ。
第三の鉢の中身は川と水の源に注がれ、水は血になった。 水をつかさどる天使が「今おられ、かつておられた
聖なる方、あなたは正しい。あなたの裁きは真実で正しい」と言うのを聞いた。
第四の中身を太陽に注ぐと人間は激しい熱で焼かれた。
第五の鉢の中身を獣の王座に注ぐと、獣が支配する国は闇に覆われ、人々は苦しみもだえたが、それでも行いを悔い改めなかった。
第六の鉢の中身をユーフラテスに注ぐと川の水が枯れた。 竜の口や偽預言者の口から三匹の悪霊が出てくるのを見た。
汚れた霊はヘブライ語で「ハルマゲドン=メギドの丘」という場所にに王たちを集めた。
第七の天使が鉢の中身を空中に注ぐと、神殿の玉座から「事は成就した」と大声が聞こえ、稲妻、雷、大地震が起きた。 
すべての島、山々は消え去った。

映像や音声でその人の潜在意識に働きかけるサブリミナル効果、というのをご存知でしょうか。
文字によるサブリミナル効果というものはないのでしょうかしら?
血の海、稲妻、大地震、災い、絞り桶から流れる血、鋭い鎌・・・・・・「ヨハネの黙示録」を読んでいると
だんだん気分が悪くなってきます。
文字によるサブリミナル効果現象が私に現れてきたようです。(笑)

16章まで来ました。 もうひと踏ん張り、頑張って読むことにいたしましょう。





<公園のオオシマザクラ> 
青空の下、大きく枝を広げて気持ちの良いことこの上なし!
クリックして大画像でお楽しみください。



美竹教会のホームページも是非、お訪ねください。
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ヨハネの黙示録(5)

2013-04-03 14:37:14 | ヨハネの黙示録
封印の最後、第七の封印が開けられます。

子羊が第七の封印を開けると天は30分ほど沈黙に包まれた後、七人のラッパを持った天使が現れる。
手に金の香炉を持った別の天使が来て、玉座の前にある金の祭壇に香を献げると香の煙は神の御前に立ち上った。
香炉に祭壇の火を満たして地上に投げつけると、雷、様々な音、稲妻、地震が起きた。


そして今度は七つのラッパの出番です。 8章6節~

第一の天使がラッパを吹くと、
血の混じった雹と火が生じ、地上に投げ入れられた。
地上の三分の一が焼け、木々の三分の一が焼け、すべての青草も焼けた。

第二の天使がラッパを吹くと
火で燃えている山のようなものが海に投げ入れられ、海の三分の一が血に変わり、海に住む生き物の三分の一が死に、
船の三分の一が壊された。

第三のラッパでは
「苦よもぎ」という名の大きな星が天から、川の三分の一とその水源に落ちた。
水の三分の一が苦よもぎのように苦くなって多くの人が死んだ。

第四のラッパでは
太陽の三分の一、月の三分の一、星全部の三分の一が損なわれ、昼は光の三分の一を失い夜もそのようになった。
一羽の鷲が高く飛びながら大声で「不幸だ、不幸だ、地上に住む者たち」と言った。

第五のラッパ
一つの星が天から地上へ落ちて、底なしの淵の穴を開くと、穴から煙が立ち上り太陽も空も暗くなった。
煙の中からサソリの力を持ったイナゴの群れが出てきて、額に神の刻印を押されていない人々は5か月間の間、
死ぬこともできないような苦しみを受けた。
イナゴは頭に金の冠を付け、顔は人間、髪は女の髪のようで、歯は獅子の歯ようで、尾と針を持っていた。

第六の天使がラッパを吹くと
「ユーフラテス川に繋がれている四人の天使を開放せよ」と、神の御前の金の祭壇の四本の角から声がした
四人の天使は火と煙と硫黄を口から吐く騎兵二億を使って人間の三分の一を殺した。
生き残った人間は悔い改めず、なおも悪霊や金、銀、銅、石、木で造った偶像を礼拝し続けた。


第七の天使がラッパを吹く前に、また、二つの挿入話があります。


雲を身にまとい、頭には虹をいただき、顔は太陽のよう、足は火の柱のような天使が手に
開いた小さな巻物を持って天から下ってきた。
その天使が大声で叫ぶと七つの雷が語り始めたが、私は「七つの雷の語ったことは書き留めてはいけない」
と命じられた。
巻物を食べてしまえ、と命じられ、その開かれた小さな巻物を食べると蜜のように甘かったが、
私の腹は苦くなった。

そのあとに、二人の証人についての話が続きま、ようやく第七の天使がラッパを吹きます。


第七のラッパを吹くと
天の様々な大声が神を賛美し、24人の長老もひれ伏して神を礼拝した。
天にある神殿が開かれ、中にある契約の箱が見えた


七つの封印、七つのラッパ、その間に入る挿入話がようやく終わりました。
この後の12章から14章までにも、さまざまな出来事がワンサカ、書き記されています。
お楽しみに~~   
次々と目まぐるしくて、私は少々疲れました。 (^^;)





昨日と今日の春の嵐で桜は散ってしまったでしょうね。
先日撮った、公園の桜の止まった<翡翠(カワセミ)>です。
クリックで大画像をご覧ください、気分が晴れます。 (^-^)


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ヨハネの黙示録(4)

2013-03-30 15:27:22 | ヨハネの黙示録
6章 「六つの封印が開かれる」 子羊によって巻物の封印が開かれて行きます。

一つ目の封印を開くと
弓を持った者が乗った白い馬が現れ、冠を与えられ勝利の上にさらに勝利を得ようと出てゆきました。

第二の封印を開くと
地上から平和を奪い取って殺し合いをさせる力を与えられた者が火のように赤い馬に乗って現れました。

第三の封印を開くと
手に秤(はかり)をもった者が乗った黒い馬が現れました。
この時、ヨハネさんは四つの生き物の間から「小麦は1コイニクスで1デナリオン。大麦は3コイニクスで1デナリオン。
オリーブ油をぶどう酒とを損なうな」という声を聞いたそうです。 

「小麦が1コイニクスで・・・・なんたらかんたら」の妙なセリフに笑ってしまいました。
寝ぼけたり夢の中で、私は時々このようなわけのわからないことを考えることがあります。
その時は実につじつまが合っているように思うのですが、目覚めてみると奇想天外というか・・・(笑)

(↑ ゆうゆうの独り言です。)


第四の封印を開くと
青白い馬が現れました。
乗っている者の名前は「死」と言い、それに陰府(よみ)が従っていました。
彼らは地上の四分の一を支配し、剣と飢饉と死を、地上の野獣で人を滅ぼす権威が与えられました。

第五の封印を開くと
神の言葉と自分たちがたてた証しのために殺された人々の魂が「いつまでわたしたちの血の復讐をなさらないのですか」と
大声で叫んでいました。
その人たちには白い衣が与えられ「これから同じように殺されようとしている兄弟たちの数がみちるまで、しばらく待つように」
と告げられました

第六の封印を開きました。
すると大地震が起き太陽は暗くなり、月が血のようになって天の星は地上に落とされました。
天は巻物が巻き取られるように消え去り、山や島が移動しました。
偉い者も、富める者も奴隷もすべての者が洞穴や岩間に隠れて、山や岩に「私たちをかくまってくれ」と言いましたが、
一体だれがそれに耐えられるでしょう。


この後、第七の封印が開かれるはずですが、7章には別の物語が挿入され、第七の封印を開くのは8章で、となります。


7章
「刻印を押されたイスラエルの子ら」
大地の四隅に立っている四人の天使が捲(めく)り上がらないように大地を押さえていると、もう一人の天使が神の刻印を持ってきました。
「神の僕(しもべ)たちの額に刻印を押し終わるまで、大地も海もそのままに・・・」と四隅の天使に言って、僕(しもべ)に
刻印を押しました。
押された人々はイスラエル12部族夫々から一万二千人、全部で十四万四千人でした。

「白い衣を来た大群衆」
この後、あらゆる国民、種族、民族、言葉の違う民の中から集まった数えきれないほどの大群衆が白い衣を見につけて「救いは、
玉座に座っておられるわたしたちの神と子羊のものである」と叫び神を礼拝した。
長老の一人が「彼らは大きな苦難を通ってきた者で、彼らは神の玉座の前に招かれ、もはや飢えることも渇くこともなく、
命の水の泉に導かれ、神が彼らの目から涙をぬぐわれる」とヨハネさんに言いました。


上の二つの挿話のあと、ようやく巻物の第七の封印が子羊によって開かれます。




川で遊ぶ<コガモ> どうやら雌雄のペアのようです。
野鳥たちはこれからが抱卵、子育て、雛の巣立ちシーズンです。




明日はいよいよ、復活節礼拝です。
午前10時半からで、明日は嬉しいことに受洗式もあるはずです。
美竹教会の礼拝に是非いらしてください。
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ヨハネの黙示録(3)

2013-03-29 22:52:00 | ヨハネの黙示録
4章 ここには「天上での礼拝」の様子が記されています。

その後、ヨハネは最初の声の主に「ここへ上って来い。この後、必ず起こることをあなたに示そう」と言われ
天に設けられた玉座を見ることになります。

玉座に座っている方は碧玉や赤瑪瑙のようで、玉座の周りにはエメラルドのような虹が輝いていました。
玉座の周りの24の座には、金の冠をかぶり白い衣を来た24人の長老がいました。
玉座からは稲妻や雷が起こりました。
玉座の前には七つのともし火が燃えていて、これは神の七つの霊だそうです。
玉座の前は水晶に似たガラスの海のようでした。

玉座の中央とその周りには、前にも後ろにも一面に目があり、六つの翼をもった四つの生き物がいました。

第一の生き物は獅子、第二の生き物は若い雄牛、第三は人間のような顔を持ち、第四は鷲のようでした。

これらの四つの生き物が昼も夜も絶え間なく「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、 全能者である神、主、
かつておられ、今おられ、やがて来られる方」と礼拝し、世々限りなく生きておられる方の栄光と誉をたたえて
感謝をささげると、続いて24人の長老が、金の冠を玉座の前に投げ出して玉座の方を礼拝しました。
「主よ、私たちの神よ、あなたこそ、栄光と誉と力を受けるにふさわしい方。あなたは万物を造られ、
御心によって万物は存在し、また創造されたからです」


5章「子羊こそ巻物を開くにふさわしい」

玉座の方は右手に七つの封印で封じられた巻物を持っていました。

長老の一人が「見よ、ユダ族から出た獅子、ダビデのひこばえが勝利を得たので、七つの封印を開いて、
その巻物を開くことができる」と言いました。

玉座と四つの生き物、長老たちの間には、七つの角と七つの目がある子羊が立っていました。
この七つの目は、全地に遣わされている神の七つの霊だそうです。

子羊が玉座の方から巻物を受け取ると、四つの生き物と24人の長老は、竪琴とたっぷり香の入った金の鉢を手に持って
子羊の前にひれ伏しました。
玉座と生き物と長老たちの周りには万の数万倍、千の数千倍の天使がいました。

天と地と、地の下と海にいるすべての被造物とそこにいるあらゆるものが「玉座に座っておられる方と子羊とに、讃美、誉れ、
栄光、そして権力が世々限りなくありますように」と言うと、四つの生き物は「アーメン」と言い、長老たちはひれ伏して礼拝した。

子羊とか、ダビデのひこばえという言葉はイエス・キリストを表しているようです。

続いて6章では七つの封印の内の六つが開かれます。 お楽しみに・・・・・ (^-^)




満開の桜に翡翠が止まりました。(クリックすると大画像が見えます。)



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ヨハネの黙示録(2)

2013-03-28 12:49:03 | ヨハネの黙示録
2章から3章は、声の主から「こう書き送れ」と命じられた、七つの教会宛の手紙が書かれています。

エフェソにある教会には
あなたがたの労苦と忍耐を知っている。
あなたはよく忍耐して、わたしの名のために我慢し、疲れ果てることがなかった。
しかし、あなたは初めのころの愛から離れてしまった。
どこから落ちたかを思い出し、悔い改めて初めのころの行いに立ち戻りなさい。

スミルナにある教会宛
わたしはあなた方の苦難や貧しさを知っているが、本当はあなた方は豊かなのだ。
あなた方の何人かは牢に投げ込まれるが、死に至るまで忠実でありなさい。
そうすれば、あなたに命の冠を授ける

ペルガモンにある教会宛
あなたは私の名をしっかり守って、私の証人アンディパスが殺された時でも、わたしに対する信仰を捨てなかった。
しかし、あなたのところには、バラムの教えを奉ずる者がいる。ニコライ派の教えを奉ずる者がいる。悔い改めなさい。

ティアティラにある教会宛
わたしは、あなたの行い、愛、信仰、奉仕、忍耐を知っている。
しかし、自らを預言者と称してわたしの僕たちを惑わしているイゼベルという女を大目に見ている。
この女と共にみだらなことをするものも悔い改めないなら、ひどい苦しみに遭わせよう。
わたしが行くときまで、今持っているものを固く守りなさい。

サルディスにある教会宛
あなたは生きているとは名ばかりで、実は死んでいる。
目を覚まして、死にかけている残りの者たしを強めなさい。
私は盗人のようにあなたがたのところへ行くので、目を覚ましていないとわからない。 
サルディスには少数ながら衣を汚さなかった者がいる。彼らは白き衣を着て私と共にあるくであろう。

フィラデルフィアにある教会には
あなた方は力は弱かったが、わたしの言葉を守り、わたしの名を知らないと言わなかった。
あなたは忍耐についてのわたしの言葉を守った。それゆえ、試練の時に、わたしもあなたを守ろう。
わたしは、すぐに来る。あなたの栄冠をだれにも奪われないように、もっているものを固く守りなさい。

ラオディキアにある教会には
わたしはあなたの行いを知っている。あなたは、冷たくもなく熱くもない。どちらかであってほしい。
冷たくもなく熱くもなくなまぬるいので、わたしはあなたを口から吐き出そうとしている。
あなたは「わたしは金持ちだ。満ち足りている。何一つ必要な物はない」と言っているが、
自分が惨めな者、哀れな者、貧しい者、目の見えない者、裸の者であることがわかっていない。
あなたに勧める。裕福になるように、火で精錬された金をわたしから買うがよい。
熱心に務めよ。悔い改めよ。私は戸口に立ってたたいている。

どの教会に宛てても、惑わされることなく、信仰に固く立ち悔い改めることを勧めています。


衣食住足りて生温い生活に慣れ、センサーの鈍麻した私は、ラオディキアへの警告が身に沁みます。
(↑ ゆうゆうの独り言です。)



土手の上の白い花、木蓮と辛夷です。
(画像をクリックすると大画僧が見られます。)


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心に重荷を負っている方、苦しんでいる方、そして元気一杯の方もどうぞお訪ねください。
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ヨハネの黙示録(1)

2013-03-27 14:05:55 | ヨハネの黙示録
「ヨハネの黙示録」はヨハネという人がパトモスという島で見た終末の「幻」について、
アジア州の七つの教会に送る手紙形式で書かれています。
著者のヨハネについては「ヨハネの福音書」を書いたヨハネや「ヨハネの手紙」を書いた
ヨハネと同一人物か、または別の人物か、分からないようです。

聖書の中では、幻視者は幻によって、一見不条理に見える歴史の真の意味と、神の支配の
現実に気づくのだそうです。
聖書の幻は覚醒した意識から明瞭な言葉が語られる点でシャーマンの憑依や脱魂とは異なるそうです。
                                  (「聖書事典」より)

送り先の七つの教会とはエフェソ、スミルナ、ペルガモン、ティアティラ、サルディス、
フィラデルフィア、ラオディキアだそうですが、さて、一体どのあたりなのでしょう。

ネットの地図で調べましたが、外国の地名、しかも古代の地名は改名したりもあって
な~るほどココなのかぁ、と納得するまで結構時間がかかりました。
大まかなものですが地図を載せます。 現在のトルコ共和国ですね。



① パトモス島(Patmos Island)この島はギリシア共和国です。
② エフェソ(Ephesus)
③ スミルナ(Smyrna) (現在の Izmir)
④ ペルガモン(Pergamum) (現在の Bergama)
⑤ ティアティラ(Thyatira) (現在の Akhisar)
⑥ サルディス(Sardis)
⑦ フィラデルフィア(Philadelphia) (現在の Alasehir)
⑧ ラオディキア(Laodicea) (現在はデニズリ県エキス・ヒール村?)


そして、今日の聖句は1章12節~16節  ヨハネに語りかけた声の主の様子です。

わたしは、語りかける声の主を見ようとして振り向いた。
振り向くと、七つの金の燭台が見え、燭台の中央には、人の子のような方がおり、足まで届く衣を着て、
胸には金の帯を締めておられた。
その頭、その髪の毛は、白い羊毛に似て、雪のように白く、目はまるで燃え盛る炎、足は炉で精錬された
しんちゅうのように輝き、声は大水のとどろきのようであった。
右の手に七つの星を持ち、口からは鋭い両刃の剣が出て、顔は強く照り輝く太陽のようであった。


この箇所の中見出しは「天上におられるキリストの姿」となっていますが、ヨハネさんが幻で見たキリストは
こんな迫力ある姿だったのですね~

いつも思うのですが、聖書って本当に面白い、と言っては不謹慎でしょうか。
何しろ、興味尽きない書物です。
私は今、旧約聖書は「箴言」を読んでいるのですが、これも本当に興味尽きない文書です。


今週の日曜日はいよいよイースター(復活節)です。
美竹教会のイースター礼拝に是非、お出かけください。
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