ゆうゆうの教会便り

私の教会のこと、教会生活をボチボチと・・・・

讃美歌332番 「主は命を」

2018-02-22 13:10:31 | 讃美歌
讃美歌332番 「主はいのちを」
"Thy life was given for me" (I gave my life for thee) by Frances Ridley Havergal, 1858
「SACRIFICE」by Philip Paul Bless, 1838-1876

 1 主はいのちを あたえませり、
  主は血しおを ながしませり、
   その死によりてぞ われは生きぬ、
   われ何をなして 主にむくいし

 2 主は御父(みちち)の もとをはなれ、
   わびしき世に 住みたまえり。
   かくもわがために さかえをすつ、
   われは主のために なにをすてし

 3 主はゆるしと いつくしみと
  すくいをもて くだりませり。
   ゆたけきたまもの 身にぞあまる、
   ただ身とたまとを 献げまつらん

この歌は、原作者(Frances Ridley Havergal 1836-79、英国人)がドイツに滞在中、デュッセルドルフの
ギャラリーで有名なシュタンバーグ(Sternberg)作の絵画 “Ecce Homo”「この人を見よ!」の前で、その添え書き
「我、汝の為にこれをなせり、汝はわれの為に何をなしたるや? This have I done for thee; what has thou
done for Me?」に感銘を受けて作詞したという説がある。
絵は、鞭打ちを受け血を滲ませてピラトの前に立っているキリストを画いたものである。
(ハヴァルガルの手記にはそのことは書かれていないらしいが・・・)
"ecce homo"「エッケ ホモ」は有名な場面で、絵画他の芸術で重要なテーマと一つとなっている。

この歌の題は「Thy life was given for me」となっているが、「I gave my life for thee」が原作者のもので、
讃美歌の編纂者が原作者の了承を得て変更したとあるが、原作者自身は、自分の歌詞のほうが自分の受けた感銘に一層
忠実であると言っている。

ハヴァガルは、19世紀イギリスの代表的聖歌詩人であった。父は国教会の聖職者で、広い教養と稀な詩的天分に恵まれ、
父の転任により各地を転々としながら彼女は恵まれた広い教養と天分により宗教詩と讃美歌との創作に努めた。
彼女の詩歌は献身と清潔とを主題とするものが多いため「清潔の詩人」と呼ばれる。
☆ Sternberg の “Ecce Homo”制作の年代については不明だが、この絵画が間接的に John Wesley のメソジスト運動
(18世紀前半)やアメリカにおけるJonathan EdwardsやGeorge Whitefield等による第1次大覚醒運動の起点と
なっていることが分かっている。

作曲はPhilip Paul Bliss(1838-1876 米国人)によるものである。曲名は “Sacrifice”となっている。
ブリスは、福音唱歌(Gospel Songs)作家として優れた人である。
ペンシルバニア州に生まれ、シカゴ゙で音楽を学んだ後、聖歌隊の指揮者、指導者として、又日曜学校の校長として
日曜学校用の歌曲を作った。
19世紀項半の米国は、キリスト教の改革運動(大覚醒運動-the Great Awakening-)のうねりの中で、19世紀最大の
説教家(evangelist preacher)と言われる Dwight Lyman Moody(1837-1899)が、聖歌歌手(gospel singer)
Ira D. Sankey(1840-1908)と組んで全米はもとより英国を始め大陸諸国を巡回伝道し多くの人々を信仰へと導いた。
各地での集会でSankeyが好んで用いた聖歌の一つがブリスの作ったものである。
Gospel Songs(Hymns)のカテゴリーは MoodyとSankey の活躍によって確立されたもので米国讃美歌の第2期黄金時代を形成した。
Gospel Songsの特徴は、福音書の教えを強調した平易、簡素で反復的、庶民的、律動感ある旋律で、愉しく歌い易い作品が多い。
                                      (以上の解説はネットからの引用です。)

ここをクリックすると讃美歌332番を聴くことができます。

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ついにインフルエンザに罹ってしまいました。
全身の倦怠感と頭の重さは恐ろしいほどで、9日にベッドに倒れ込んでからほとんど動けず、
五日経ってようやく医者に行けました。
医者では、インフル特効薬を使うには時遅し、ということで普通の風邪の対処薬を処方されました。
いまだにすっきりしません。齢は争えませんね、正直に着実に、体力・気力が落ちています。
独り暮らしの私は水分の補給と体力保全のための食事は何とかしなくては、とヘロヘロしながら
二階のベッドと一階の台所の間を動いて凌ぎました。
熱が出なかったのがなによりでしたが、高熱だったらとても動けなかったことでしょう。
引きずり込まれるように眠り続けましたが、夢うつつ状態はそれほど苦痛ではありませんでした。
このまま主の御許に召されるのも恵みだな~などと朦朧とした頭で考えたりしていました。
齢を重ねるだけのこれから、体力・気力に関しては希望は持てません。
私のような独り暮らしの老人、病気になった場合、皆さんはどんな風に凌いでいられるのでしょう。



公園に紅葉した<南天>の葉が残っていました。
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「安息日」 魂のリセット

2018-02-10 20:44:33 | 説教 十戒
2月4日(日)主日礼拝説教 テキストは「申命記」5章12節~15節と
「マルコによる福音書」2章23節~28節
タイトルは「安息日」魂のリセット でした。





週の初めから風邪気味でしたが、ついにダウンしました。
昨日・今日は布団にもぐりこんで丸くなってふっくら<ふくら人間>状態で過ごしました。
明日の「安息日」は礼拝には行けそうもありません。
先週の説教プリントも夜になってなんとかアップする気分になりました。 <(_ _)>
普通の風邪だと思うけれど、なるべく病院には行きたくないけれど、明日の様子を見て
月曜日には医者に行こうかな~ 
インフルエンザの予防接種はしていないけれど、普通の風邪とインフルはどう違うのかな~

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寒い冬の曇り空の下、ふっくら<ふくら雀>
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讃美歌533番

2018-02-07 14:35:19 | 讃美歌
讃美歌533番 「くしき主の光」
“There's sunshine in my soul to-day” by Eliza Edmunds Hewitt, 1887
「SUNSHINE」 by John Robson Sweeney, 1887

1 くしき主の光 こころに満つ、
  み空わたる日の かげにまさる。
 
(繰り返し)
   ああ主よ、わが主よ
   かがやくみすがたを、
   胸にうつすとは、わが主の恵み。

2 くしき物の音は こころにみつ、
  口に言い得ねど 主はききたもう。

3 春ののどけさは こころにみつ、
  とりは声きよく 花はかおる。

4 愛のよろこびは こころにみつ、
  かくてわが歌は ついに成りぬ。

☆原作者Eliza Edmunds Hewitt(1851-1920 米国人)の代表作で、
 ジョン・スウイーニーの曲と共に、子供の世界に受け入れられ、流行の寵児となった。
 彼女は、背骨を傷めて、人生の後半は不自由を強いられたが、教会学校の教師として
 又、讃美歌の作詞にも打ち込んだ。
 この歌は、一時期、コルセットをはずすまでに腰の痛みが回復した折にその喜びを
 歌に託したものである。
☆John Robson Sweney(1837-1899)は音楽の天分に恵まれ、早くから学校や、
 日曜学校で音楽の指導を始めた。
 又、ヴァイオリン、ピアノを習得し、合唱団に所属し、Gleeクラブや子供の演奏会を
 支援した。
 人生の後半の25年間はペンシルバニアのミリタリー・アカデミーで教鞭をとった。
 この曲は、1887年 Hewitt の歌詞に、Sweeney が曲を付けた日曜学校の歌である。
 (解説はネットから引用させていただきました。)

ここをクリックすると讃美歌533番のメロディーを聴くことができます。
気分よく、元気よく歌えるメロディーで、子供達が元気に歌う様子が見えるようです。
「くしき主の光」を「くすしき主の光」と歌っていましたが、意味も同じ、
充てる漢字(奇しき・奇すしき)も同じでしたね。(^-^)

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<シメ>という名の、少々強面の野鳥です。
冬鳥として都市公園で普通に見られます。
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「あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない」

2018-02-03 18:41:38 | 説教 十戒
1月28日(日)の主日礼拝説教
タイトルは「あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない」
テキストは「出エジプト記」20章7節 「マタイによる福音書」5章34節~37節です。





この日の説教テキストの「マタイによる福音書」5章33節~37節まで、私の聖書には
大きなはてなマーク(?)がついています。
『然り、然り』 『否、否』という言葉の意味が全く分かりませんでした。
な~るほど、そんな風に読むのですね~よく分かりました。
礼拝でみ言葉の説き明かしをお聞きしなければ、私には聖書は読みこなせません。
最近は記憶力の低下がはなはだしく、お聞きしたこともずっと覚えている自信無く、
とても残念な気もします。
諦めずに丁寧に聖書を読んで礼拝を大切に守ってみ言葉に触れていたいと願っています。

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野茨の赤い実と<メジロ> 野鳥は本当に愛らしい!
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