ゆうゆうの教会便り

私の教会のこと、教会生活をボチボチと・・・・

「ルツ記」

2013-10-18 20:15:54 | 今日の聖句
「ルツ記」を読みました。

異邦人女性の名を書名とした旧約聖書の中でも稀有な作品である。
主人公のモアブ人女性ルツは、ダビデ王の曾祖母となった。
本書は、異郷で夫と息子を失ったナオミが故国ユダに戻り、同行したモアブ人の嫁ルツをとおして
新たに息子を与えられ、将来のダビデ王朝の礎を築く物語である。
この書の主題については多様な見解が出されているが、民族の枠組みを超える神の救いの豊かさが全体の基調といえる。

内容
1章は、異郷で家族を失い帰郷を決心する姑ナオミの苦悩と彼女に心を通わせ、一緒にモアブの地を離れる
嫁ルツの決意を描く。
2章は、ルツが落穂ひろいによってナオミを養う姿を描く。それは、イスラエルの家父長制社会の底辺に生きる
寡婦たちの現実であったが、ルツは畑の持ち主ボアズから特別の配慮を受ける。
3章は、ナオミの勧めによって、収穫後の麦打ち場に大胆に接近しボアズに求婚するルツと、それを「真心」として
受け止めるボアズの出会いを記す。
4章は、ルツがボアズの妻となって待望の男児オベドを産み、その子をナオミが胸に抱く祝福の幕切れである。 
異民族共生の歩みをなした二人の寡婦の決断と行為が、ボアズの共感を得てダビデ王朝の道備えとなった。

ルツ記1:11-13の背後にあるレヴィラート婚とは、子供を残さず死んだ兄弟の妻をほかの兄弟が娶り、
彼女に子をもうけさせて生まれた子に亡き兄弟の名を継がせるものである。
またルツ記2:19-20の「家を絶やさないようにする責任のある人」とは、同族・近親の利益を守るために、
売却された財産の請け出しや身売りをした人の買い戻しをする者(ゴーエール)を指す。

↑ 以上は「聖書事典」からの抜書きです。 判りやすい説明で、勉強になりました!

ルツ記のボアズはナオミにとってゴーエールに相当する人だったのですね。

今日の聖句は「ルツ記」4章18節~22節 「ダビデの系図」です。
ペレツの系図は次のとおりである。
ペレツにはヘツロンが生まれた。ヘツロンにはラムが生まれ、ラムにはアミナダブが生まれた。
アミナダブにはナフションが生まれ、ナフションにはサルマが生まれた。
サルマにはボアズが生まれ、ボアズにはオベドが生まれた。
オベドにはエッサイが生まれ、エッサイにはダビデが生まれた。




赤くなった公園の<イイギリ>の実。

美竹教会のホームページです、クリックしてお訪ねください。
教会員の何名かが10月付で地方の教会に移籍されました。美竹教会の中では比較的若い方々でした。 
移籍された先の教会でも神様の見守りのうちに健やかに過ごされます様にお祈りいたします。
美竹教会にもこれから新しい方が見えて、礼拝に通ってくださいますように!心から祈り願っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする