その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ならぬ堪忍 するが堪忍

2022-02-26 07:20:57 | 転職

分け前に「大」「小」はあるけれど…

「戦争」には「大義」が必要である。とは言え、『アジアを西欧列強の支配から解放する。』『ウクライナ国内のロシア人迫害から解放する。』などなど、『大義名分』など後からいくらでも付け足し出来るのである。お昼ご飯に作った「チキンライス」は、一方は量が多くて「オムライス」仕立てにし、一方は量の少ない「チキンライス」のままではあるけれど、決して親子でケンカすることはない。『おやじぃ』は、遅い朝飯を食べた後であるから、さほど量を欲していないだけであり、『息子』は、ろくすっぽ朝飯を食べずに半日仕事をした後だから、さぞや腹を空かせているだろうという『おやじぃ』からの大盛りの心遣いであるから、分け前の大小に異論は生じないのである。「円満具足」…物、カネ、心が欠けることなく満ち足りていれば、「ケンカ」は起こらないものと信じて疑わない『おやじぃ』である。
日本発祥と言われる「チキンライス」を調べていたら、「大正時代」の頃には、教会のクリスマス会で、貧しい家庭の子どもたちや孤児たちに「おむすび」として振る舞われたこともあるらしい。『豊かな時代』と言われつつ、現実には『格差社会』は進行し、経済・体制問題から、また「戦争」が起こる。常に犠牲になるのは「子どもたち」である…「大人の都合」で争いごとが起こるとすれば、不幸な歴史を学習すべきは大人たちであると考えるのでありますけれどねぇ。


晴れれば、また日常が戻る…

平和ボケの『冬季北京オリンピック』が閉幕すると、ロシア軍がウクライナ侵攻を始めてしまった。(ギリギリのところで回避できるのでは?などと考えていた『おやじぃ』は、やはり甘ちゃんだったかなぁ?)コロナ禍で世界経済もガタガタの時期に何考えてんの?なんて言ったところで通用しない世界ではある。総て『大人の都合』なんだよなぁ…。「経済制裁」といった非難行動が果たしてどこまで通用するのか…エネルギー資源の供給問題で、西欧諸国も一枚岩ではなさそうだし、このまま『泥沼化』してしまうことが最も怖い気もするが。
「成らぬ堪忍するが堪忍」とは、とても「堪忍」できないことを堪忍するのが、本当の「堪忍」であると、人を諭す言葉ではあるのだけれど、やはり俗人にとっては「堪忍」できないものは「堪忍」できないんだわ…「堪忍」できないのは「ロシア」だけじゃないよ。『大人の都合』を振り回す『世界の大人』たちなんだわ。とは言え、こんな片田舎で『堪忍できない』と叫んだところで、何の影響もないかぁ。そして、今日も生活のために仕上げのアルバイト…結局のところ、「子どもたち」を守るなどと言ってみても、その世界は小さすぎる…そんな『おやじぃ』も「堪忍」できないなぁ。(今朝も笑えん)

コメント
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