その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ついに「雪下ろし」

2022-02-13 11:52:35 | 転職

「命綱」を着けてフル装備^^;

「労働安全衛生法」によれば、2mを超える高所作業では、『囲い等』による転落防止策が必要なのでありますよ。でもねぇ、自治会の公民館の作業では、「安全ベルト」は購入したけれど「命綱」を掛ける場所がない。「アンカー」を埋める方法もありますが、雪が『ザケて』いて心許ない…集落のオジサンたちも、毎年確実に1歳ずつ年を重ねているから、身体の動きも鈍くなっておりますし、第一「転落」した場合に補償のしようがないのでありますよ。一昨年は極端に小雪の年であり、屋根に上る必要もなく、昨年はギリギリまで我慢して「雪下ろし」をしませんでしたけれど、今年は吹き溜まりの雪が積もりに積もってこの状態…深いところで150㎝近く積もってしまいましたよ。雪の重みで「軒先」が折れてしまうのが心配で、高所作業に慣れている「オジサン」に有償で作業をお願いしてみましたけれど…。
「軒先から1m程度のところを落としてちょうだい^^;」とお願いしたものの、『雪下ろし作業者の性』と言いますか、端からきれいに落とし始めましてね…これじゃ~一日仕事になってしまうと、急遽『おやじぃ』も屋根に上って、「ここまで!」と位置指定をしている場面でありますよ^^;(昨年の2月25日には、ハウス内のスナップエンドウが開花していたから、ご愛敬でその画像も添付しましたけれど^^;)


「絶景かな!絶景かな!」なんて言っていられない^^;

「おバカと煙は高い所が好き!」とは言え、平屋でも二階並みの高さがあるから、上から眺めるとこんな感じでありますよ。『雪止め』が付いているから、足元をすくわれない限り、雪とともに落ちることは無いとは思っておりますが、真下はアスファルト道路なので、打ち所が悪ければ『あの世行き』かな…どうしても腰が引けてしまいます。『高所オジサン』はマイペースだから、結局、還暦過ぎの同級生トリオも屋根に上ってお手伝い。(正直、労働安全衛生法違反だわ^^;)下に雪が積もっていて、クッション替わりになっていれば、無茶も出来るんですけれど、無償ボランティアで無理をしても仕方がない…「半分は落としたかなぁ?」「いやいや3分の1といったところでしょう。」「今までの重みに耐えて来たんだから、これだけ落とせば大丈夫でしょう。」と怪我などしない内に、撤退準備をする同級生トリオでありますよ(笑)
冗談交じりにブログを書いておりますが、雪国「山形」では、今年も家屋の倒壊死亡事故。転落事故での怪我の報が流れております。「怪我をしない内に」とほどほどのところで止めるのが上策でありますよ。不思議なもので、最初の内は、「怖い」と思っていた気持ちが、「慣れ」で高所にいるという感覚が鈍ってくるんですなぁ…まずは、怪我無く終えたことを祝って、ビールで乾杯くらいで止めておかないと(笑)

 

コメント (1)
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