その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ご長寿電池

2016-09-15 07:05:34 | 新規就農

「あだしの野 露消ゆるときなく…」

今年の「敬老の日」は、9月19日なんですねぇ。元々は9月15日、兵庫県の間谷村で提唱された「としよりの日」が起源だとか…我が町でも「長寿番付」が発表されまして、「東の横綱」は106歳の女性であります。(昨年までは、110歳の女性が最高齢でした。)
ご近所にも99歳のおばあちゃんが居て、彼女はまだ「関脇」クラスであります。ただし、彼女の場合は家族と同居し、まだ動ける(働ける)ところが素晴らしい。我が家の場合は、祖母も両親も82歳の誕生日を迎えようとする頃に、電池切れを起こしたが如くバタバタと亡くなってしまいましたから。


命はつながっていく…

ある「機関紙」にセミが脱皮に失敗し、羽化できずに死んでしまった画像が取り上げられておりました。曰く「7年もの間、暗い土の中に暮らし大空に飛び立ちたかったろうに…。」情緒に訴えられれば、確かにその通りなのだけれども、短い命にも必ず意味が有る。(意味があって欲しい。)
確かに持って生まれた「寿命電池」に長短があったとしても、そのことに優劣があってはならないと思うのであります。(だから、若者たちよ、今がいくら苦しくても「寿命電池」を自ら勝手に外すなんて考えないで欲しい。)
ご長寿万歳!決して楽しいことばかりではなかったろうけれども、生きてさえいれば、そんなこともあったと懐かしく振り返れる日も来るはず。「敬老の日」は、お年寄りの長寿を祝うだけでなく、若者たちが命を大切にする日でもあって欲しいと願う『オジSUN』であります。(お粗末^^;)

コメント
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