運・不運

あたたたた…目の前でヨコバイが

台風一過、水田を見回り大きな被害が無かったことに胸をなでおろす。（岩手県や北海道では甚大な被害も出ており、上陸のコースがもう少し南側であったならばと思いを巡らすのであります。）
畦道を歩きながら被写体を探していると、メイガやヨコバイが足元を飛び回っております。その内、一匹のヨコバイがドヨウオニグモの巣に飛び込んでしまいました。家主は手際よくヨコバイを絡めとり、身動きを止めてしまうのであります。デジカメを向けて僅か数秒の出来事…獲物を少々吊り上げたかと思うとさっさと定位置に移動してしまいました。

『善助さん』の田んぼは少し風でなびいたようで…

直ぐに食べる訳でもなく（この場合、クモは消化液を出しながら吸汁すると言った方が適切ですが…）次なる獲物を待っているのでしょうか？ヨコバイは、麻酔をかけられている訳でもありませんから、そのまま次のステージを生きたまま待つことになるのでしょうねぇ。残酷？小さな生き物の世界ではありますが、それぞれが生きる営みが気付かないところで無数に繰り広げられているのでしょう。
運・不運…台風や昆虫の世界にさえも、そんな思いを馳せてしまいますよ^^;