
自慢の第一弾ホワイトコーンでありますが…
以前はトウモロコシの脇芽は掻くと教えられたような気がするのですが、今は風による倒伏を抑え、実を充実させるために「掻かない」という指南書になったようであります。そして、雄穂、雌穂が目に見える程度まで形成されてきました。トウモロコシの世界的な害虫は「アワノメイガ」であり、オラが在所でも最近「アワヨトウ」や「オオタバコガ」の被害果も見られるようになりました。青森農林総研のデータによると、6月下旬から7月上旬に「アワノメイガ」の第1世代成虫の発生ピークがあり、産卵が行われるようであります。成虫は、雄穂の匂いに誘引されるという説があり、第2世代となる若齢幼虫は、雄穂で集団生活するという習性があるようですから、そろそろ穂先に殺虫剤を施用する時期にあるようですなぁ。成虫が匂いに誘われるのなら、雄穂5本の内、1本程度を残して雄穂と取ってしまうという「物理的防除」もあるらしい。それでも、毎年何本も、実に侵入され商品価値を失ってしまう…今年は、あらゆる手段を使って叩いてやる^^;(薬剤の多用できれいなトウモロコシを作っても、果たしてそれで良いのかという疑問も持っておりますけれどね…。)
サジオモダカ、オモダカは水に浮く^^;
さて、ノビエを叩いたと思ったのも束の間、今度はオモダカの姿が目立ってきました。『おやじぃ』の田んぼはそれほどでもないのですが、相方『チャオちゃん』の田んぼ1枚がねぇ…ヒエと違って、秋にはイネの方が草丈が高くなるので気にならなくなりますが、当然、土壌中の養分を吸われてしまう…まぁ、本人が田んぼにも行かない(行けない)のだから構わないでおきますか^^;
そして、最大の厄介モノは近所のバアさん…こちらは、『おやじぃ』が畑で仕事をしているとあれやこれやと話のネタを探しにやって来て、自転車に乗って近所、知人に話しまくるから困ったものである。生身の人間の口を塞ぐ訳にもいかないので、コチラは話しかけられても、耳が遠いフリをするのが一番の防除術のようであります(笑)
お腹が空くのは健康のバロメーター?
はてさて、朝仕事を済ませ、野菜収穫・納品を終わらせるとやはり遅い昼ご飯となってしまいます。今日(月曜日)辺りからと思っていた「夏秋キュウリ」は、昨日、1cs初出荷となり、これから休みのない日々となります。一昨日の慰労会で「君が朝起きれないから黙っているけれど、キュウリの潅水の基本は朝である。」などと言ったら、昨日の朝は早起きして、収穫しながら潅水作業を同時に進めておりました。少しだけ、長男『ポン太郎くん』の本気度も増したような気がします^^; 連日30度超えの気温であるから、潅水設備を導入して、少しずつチューブから『栄養剤の点滴』をしてみたいのだけれど、導入するお金が無い…これが一番の厄介モノだったりしてねぇ(笑) 何とか今年こそ最低でも8月一杯、「夏秋キュウリ」を持たせたい…それで全体収量が大きく変わってくるんですけれどねぇ…。
さすが『善助さん』の作りは違う…
相方『チャオちゃん』の田んぼは肥立ちが悪いのよ…お隣の『善助さん』は?げっ!何だこの株の元(茎数)は?畦畔沿いのひと株を数えてみたら茎数30本超え…株間を広げ、大苗(本数を多く植える)ではあるけれど、我が田んぼの茎数20本程度と比べても明らかに太い。本人は元肥に一発肥料を使っているからという理由を上げますが、それだけではないような気がする。(『おやじぃ』とて一発剤を今年使用したけれど、手撒きだから『おやじぃ』の歩いた順路によって葉色に濃淡があるのよ^^;)こりゃ~散布量の違いだわなぁ…と思う『おやじぃ』である。結局、春先のお金が無くて肥料を若干ケチった部分がこうした差に表れているんじゃないかなんてねぇ…。キュウリもイネも「投下資本」の違いかい?
『叩く』にしても、お財布を叩いても、お金が出て来ないから仕方が無い。キュウリは汗(小まめな手潅水)とイネは今後の「穂長」で挽回できるはず…思い切った新たな投資が出来ないのは、技術力の無さと(必ず収入を上げられるという)自信の無さからなのよねぇ…結局のところ、叩くべきは自分自身の『決断力』のようでありますよ(笑)
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