一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

日本酒LOVEの原点かもしれない 「角打ち」文化 アメージパングより

2014年06月16日 00時18分10秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(「角打ち」文化 ) 

 

小倉での話題に触れたところで、興味深い小倉の映像を紹介したい。

http://videotopics.yahoo.co.jp/videolist/official/hobby_cooking_life/pd5308eaf6f0ce9d1883008c00c365157

最近の人は「角打ち」という言葉を知らない人もいて驚かされるが

私のお酒LOVEの原点はコレかなと思う。

働いて一日の疲れをお酒で癒す

 

昨今 京都では銘酒の立ち飲み店が流行ってきているのだそうだ。

私のおすすめは、京都より先に立ちの銘酒飲みを始めた

ウラなんば(大阪難波の道具屋筋界隈)

まだの人は、この夏、キリリ夏酒で

日本酒LOVEの一端に触れてみるのも悪くない。

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(寅)


小倉で飲んだ後は、〆は「資さん」のごぼ天うどん 【北九州・小倉】5/2

2014年06月15日 00時12分45秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( ごぼ天うどん 小倉「資さんうどん」)

 

■2014/5/2(金)の話しの続き

銘酒ギャラリー「飛来」を出た後、折角美味しい日本酒を飲んだのだから

まだ飲めそうだったが、敢えて別の店に行って飲むことはしなかった。

美味しい酒を飲んだ後にまずい酒で台無しになった失敗を

過去に何度か経験しているから・・・

 

旦過の方向に歩いて、丸和の前まで来て有名な「丸和ラーメン」もありかなと思ったが、

わずか3時間ほど前 博多の「一龍亭」でラーメン食べたということを思い出し

回れ右をして、再び魚町銀天街を小倉駅に向かって歩き始めた。

 

そうそう小倉に来たら「資さん」があるな。

「めしばな刑事タチバナ」というグルメ漫画にも登場したうどん店

 

なんと言っても「ごぼ天うどん」

実は、「ごぼう天うどん」は全国メニューと思っているのは福岡県民だけで、

関西でもそのメニューをさがすことは、難しい。

やっているのは、北部九州出身の店主の店に限られたりする。

うどん発祥の地 福岡ならではのONLYメニューなのだ。

 

24時間営業しているというのが、嬉しい。

私が、食べ終えて会計に立とうとすると

30歳前のネクタイしたサラリーマンのお兄さんから

「ここ初めてですか?」と声をかけられた。

「いえ、何回か来てますよ」とちょっとがっかりさせる答えをした私。

「ずっと写真撮られてたから ここおでんも人気なのでどうかなと思いまして」

「それはどうもありがとうございます。 あと、ぼた餅もですよね 

漫画に登場したくらいですから」

「そうなんですか」

そんな会話をして店を出た。

こっちは休みで、仕事帰りに食べてる人に気を遣わせてしまって申し訳なかったな。

 

 

それなしても 好きだな~ ごぼ天うどん ごぼうの食感と香りがたまらない。

福岡・六本松「しばこ」に始まった飲・食の一日

料亭で美味しい昼食・日本酒飲んで、二軒の喫茶店で珈琲飲んで、

長浜ラーメン食べて、足を伸ばして日本酒飲んで、ごぼ天うどんで〆た小倉の夜。

 

( その夜のJR小倉駅・モノレール )

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(寅)

 


災禍からの復活 銘酒ギャラリー「飛来~Kizuna」  【北九州・小倉】

2014年06月13日 00時25分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(  「義侠」つくり造 ) 北九州・小倉

 (昨夜、小倉の「飛来」で飲んだことを書きかけてそのまま眠ってしまっていた。さすがに

写真だけでは思いは伝わりにくいだろうと加筆して改めて更新することにした。)

 

■2014/5/2(金)夜 の小倉でのお話し 

特急ソニックに乗り夕暮れの博多を出て降り立った小倉は、薄暮の頃。

祇園太鼓のブロンズ像を横目に 魚町銀天街を旦過の方へ向かった。

途中から一本手前の筋に入りやがて見えてきたサンロード商店街。

入口近くに名酒Bar「飛来」の看板を見つけ、階段を上がった。

 

店に入ると 右に常連客3名とマスターで盛り上がっていて、

左には友達同志で日本酒を楽しんでいるOLさんが2名

私は、その間の開いている席に座った。

 

やがて話を途中でやめて私の前にやって来たマスターは、

「いらっしゃいませ。何にします?」と聞いてきたので、

「じゃあ、山形のあら玉・雪化粧」と言ったのだが、あっさりスルーされて

「これがいいですよ」と私の前にマスターが置いた酒が

「これ 義侠のつくり造りです。 これいきましょう」

私が大の「義侠」ファンだと知ってのことだと思った。

 

そして「義侠」を飲み終えると じゃあ次はこれですね

掌(たなごころ)を注いでくれた。

義侠・一ノ蔵は何度も飲んではいても「つくり造」と「掌」は

どちらも初めてだったから嬉しいものがある。

 

義侠つくり造 & 一ノ蔵・掌(たなごころ)

 

「次はどうします?」と聞かれ

「魚沼にしようかな」と言えばれもスルーされ

「これがいいですよ うちでも人気です」

「風の森」が出てきた。 まさに私がへちかんから送ったやつだと思いきや

早速なくなって、これすぐに注文したやつなんです。と教えてくれた。

 

風の森

 

結局 その晩 マスターのおすすめの酒三酒をよばれた格好になった。

 

「最後にこれ 私からのサービスですから

うちで一番(値付けの)高いやつ」

おんな泣かせを出してくれた。

私が災禍見舞いと開店祝いを兼ねて贈った「風の森」に対してのお礼のようだった。

 

おんな泣かせ 

 「鬼乙女」と同じ味わいがする

 

「今勢いのある銘柄は何ですか?」と聞いてみた。

「佐賀の東鶴と福岡なら山の寿ですね」

福岡の鑑評会で清酒の賞を総なめにしたと全国的にも注目されだした「山の寿」

山同敦子さんは取り上げなかったが、今現在、気鋭の酒のひとつだろう。

ここでもその名前を聞くことになった。

 

「飛来」その日の18酒

北九州に奈良・吉野の酒「やたがらす」たる酒が置いてあるのには驚いた。

秋には、「梅乃宿」の楓ラベル ひやおろしが並んでいるかも

 

滞在およそ40分ばかり、最後にマスターに「頑張ってください」といえば

「はい、頑張ります」と力強い言葉が返ってきた。

前の店舗で、お宝の焼酎も日本酒もすべて火事でやられたそうだが、

また新たな場所で頑張って九州北の拠点で日本酒ファンを大いに喜ばせてほしい。

 

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(寅)

 


フライデー 夜の小倉 私が飛来した場所こそ銘酒ギャラリー「飛来」 【北九州・小倉】

2014年06月12日 21時06分25秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「飛来」 小倉サンロード )

 

賑やかな魚町銀天街の一本横の筋 サンロード魚町

小倉サンロード商店街

 

火事で焼けた 名酒ギャラリーつる平の店長が近くで

開いていると聞いた 名酒Bar「飛来」へ

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/e4b8f3dc0c5bc7ee07ccb36155b24883 

 

そして4月末に私が「酒屋へちかん」から送った奈良の酒「風の森」が行き着いた先こそ

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/d/20140426 

 ここ 北九州小倉の「飛来」だった。

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(寅)

 

 


夕暮れの博多を後にし 特急ソニックで小倉へ向かった。

2014年06月12日 00時20分40秒 | Weblog

(  黒田武士・母里友信  JR博多駅前 ) 2014/5/2撮影

 

( 2014/5/2(金)の話は、まだ続く )

筑前今様から福岡民謡として今に伝わる「〽酒は呑め呑め 呑むならば 日本一(ひのもといち)のこの槍を 呑み取るほどに呑むならば これぞ真(まこと)の黒田武士」黒田節

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の中で、速水もこみちが演じている武士が、この母里友信。 実在の人物は、ドラマとはかなりイメージが違っていそうだなと思いながら銅像を眺めていた。黒田節は、使い役の母里を挑発した福島正則から大盃の酒を飲み干し、秀吉由来の福島家の家宝、槍・日本号を手に入れた(呑みとった)逸話に基づいている。

 

人でごった返す「博多どんたく」前夜のJR博多駅を後にし、メタルブルーの特急ソニックに飛び乗って北九州・小倉へと向かったのだった。ソニックに乗ってびっくりしたのは、ほぼ満席。私はようやく見つけた座席に腰を降ろした。

 

 

乗車券と特急券を買い求めソニックに乗り込む

 〆て1800円。

 

香椎を過ぎたあたり ソニック車窓に夕日が見える。

 

午後7時、特急ソニックでまだ薄明るさが残る小倉駅に到着

 北九州・小倉に飛来 5月2日フライデーナイト

(寅)


博多に来たら、長浜ラーメン「一龍亭」で麺食い  【福岡・県庁前】

2014年06月11日 00時55分30秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( 長浜ラーメン 福岡県庁前「一龍亭」) 2014/5/2撮影

 

6月になってしまったが、ブログの方は、「博多どんたく」前日5/2の福岡記を

まだ完結していないので、書き続けて行きたい。

 

福岡(六本松)「しばこ」~福岡(別府)「GOSEKI」~福岡(別府)「ALA COFFEE」~

そして麺食いに立ち寄ったのが

福岡(馬出)県庁前「一龍亭」

 

福岡別府を後にし、午後5時近く、地下鉄「馬出・九大病院前」を地上にあがると

福岡県庁前の並木道は、強い日差しが当たる木の葉を静かに揺らしていた。

長浜ラーメン「一龍亭」へ一杯のラーメンを食べに立ち寄った。

入口に奥さんが居て、丁度自宅に帰るタイミングみたいで 

明日5/3からしばらく休みをとると聞いて、

今日、寄って良かったと安堵。

 

私のブログを読んで頂いている方は、既にご存じだと思うが、今年の節分

福岡のラーメン店で初めて「節分」に福巻きと名付けた

巻きずしを長浜ラーメンとセットにして、

「恵方・福巻きセット」メニューを

展開してくれた店

 

「福巻きセット」福岡のラーメン店で初めてやって10年も続ければ、

TV局やタウン誌福岡・博多の他のラーメン店も

注目せずにはいられなくなるはず

と私が提案したものだ。

 

実は、この店は私にとって思い出の店だが、

私が評価しているこの店ならではのサービスが下記のもの。

 

消費税増税後も値上げせず460円で頑張ってるのが、何よりのサービス。

それに長浜ラーメンの真骨頂 すぐにラーメンが出てくるところか、

県庁マン他お客様に対する最高のサービス

 

30年近く経った今も ハイスピード・ロープライス・美味しさは変わっていない。

 

(注文して1分しない内に はいどうぞ~と置かれる一杯 一龍亭「長浜ラーメン」)

 

注文して45秒、数ある福岡のラーメン店でたぶん最速レベルだろう。

(JR博多駅ホームの立ちの博多ラーメンより早かった。)

このスピードが、県庁マンの胃袋と気持ちを満たしている。

長浜市場前に端を発する長浜ラーメンの真骨頂

それで美味しいのだから言うことなし

 

( からし高菜・紅ショウガ・ごまを自分流にトッピング ) 

 

めんカタの替え玉をして午後6時に迫る頃、ガラス越しに見える夕暮れ迫る福岡

まだ明るいな、よし、小倉(北九州)へ行ってみようかという気になった。

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(寅)

 


万吉さん、ご冥福をお祈り致します。 林隆三逝去 6/9

2014年06月10日 01時19分30秒 | キラリ~☆

( 林 隆三 )

 

■ 2014/6/9(月)

林 隆三 70歳 逝去のニュースが流れた。

腎不全で4日に息を引き取り、家族葬を済ませたのだそうだ。

私が林隆三という俳優がいることを初めて知ったのは、子供のころ

ある時代劇ドラマを見てから。 その筋は、とんでもないほどストーリーが

おもしろく、何十年も経つがまた見たい。と思っている。

 

今にして見返せしてもきっと面白いはずだ。

原作は、司馬遼太郎

脚本は、山田太一

監督は、木下恵介 

と ビッグネームが並んでいる。

 

ドラマタイトルは、 「俄(にわか)」

テーマソングもまだ鼻歌で歌えるほど憶えている。

ラーラーラー ラララララー ラーララッタ ラララララーラー

 

その時の主人公 明石家 万吉を演じていたのが、林隆三だった。

今にしてわかったが、当時26歳だったのだそうだ。

是非 追悼番組として再放送してくれないかな~

 

 

それから15年くらい経った頃だろうか

鎌倉を舞台に原田知世が女子高生を演じた

「早春物語」に40代の林隆三が出たことを覚えている。

原田知世は、その撮影が人生のファーストキスで、相手が

林隆三とはいえ おじさん相手だから真剣に涙を流したことが

話題になったことを覚えている。

 

それからいろんなところにコンスタントに出ていたと思う。

でもあの万吉の役は、若き日の林隆三しかできないと思えて仕方ない。

 

ぎざぎざ溝の石に座らせられて重たい石板をどんどん膝の上に積まれても

口を割らなかった万吉のシーンがなぜか強烈に印象に残っていて

林 隆三という俳優の名は、その時に刻まれたと思う。

 

今度は、ドラマでなく安らかな旅立ちへ

明石家 万吉の思い出と共に

ご冥福を祈りたい。

(寅)

 

 

 


篠峯「夏純」雄山錦 本日より発売開始 「エポック」 【奈良・葛城】6/9

2014年06月09日 23時15分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(  篠峯「夏純」雄山錦 )

 

■2014/6/9(日) 晴~雨~曇

千変万化の天気という表現も決して大げさではないかもしれない。雨があめんぼ模様を描く田んぼの半分は、田植えが終わったみたいだ。

奈良県は、食米のランキングで関西で数少ない特Aを連続して獲得、最近は北海道(ななつぼし)と九州(にこまる・元気つくしなど)の台頭がめだっている。決してこしひかりONLYではないのだ。

奈良県の中で金剛・葛城のふもとは特に美味しい米の産地。たぶん関西有数かもしれない。何がいいのか。水がきれい。寒暖の差が大きい。この二つが大きいかも。

6月10日に田植え ~ 10月10日稲刈り が例年のパターン。これから田んぼで 4ケ月の成長物語が始まる。緑の芝生は、やがて絨毯に、そして秋風に揺れるライオンのたてがみのようになる。 日本酒を飲み始めて毎年、慈しみをもって米の成長を見るようになった。

たまに小さな表札のような木の看板を見つけ畦道を伝って覗きに行く、ここの田んぼは、ヒノヒカリか  あっちはコシヒカリだ。 生産者の名前に減農薬栽培なんて文言を見つけたりする。

五条の金剛山のふもとあたりでは、「露葉風」なんていう酒米を見つけたり、これが首都圏でも人気の酒「風の森」露葉風になるのか と思ったりすると嬉しいものがある。

水を愛し、空を愛し、酒を愛すみたいな・・・ 日本酒を飲むってそういうことなんだと思えると味わいが変わる。

本日、「エポックかつらぎ店」に夏純入荷。 雄山錦「さくら」の夏バージョン。富山の酒米、雄山錦は静岡の「開運」なども使っていたと思う。 八反と似て、さくらんぼの露のような甘い余韻が、私好み。

以前 堺(杜氏)社長に窺った時、本来は、ブレンド用に考えていたとのことだが、お酒にするとあまりに出来がいいので、「雄山錦」のストレートで出すようになった。と聞いたことを思い出した。

このあたりは、コーヒーと似ていて、あえてブレンドの必要がないストレート勝負ができるというのは、野球のピッチャー同様、何といっても魅力だ。

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(寅)

 


その演技と存在感が光を放つ 中谷美紀  6/8

2014年06月08日 22時10分50秒 | キラキラ輝く「女優」

( 中谷美紀 )

 

軍師官兵衛で官兵衛の妻・光(てる)役を演じている中谷美紀

妻であり母である戦国時代の強い芯を持った女性として

その卓越した演技力がドラマを引き立てている。

 

 

卓越したと評論家でもない私が書いたのは、

現実の彼女は、妻でもなければ母も経験してないはずだからだ。

 

画面でのその存在感に私が気が付いたのは、3年前の映画「阪急電車」を観てから

2005年の「電車男」では、エルメス役として好演技

20代「恋するトップレディ」を演じた彼女

 

現在、和服が似合う女優の一人として数えられている。

その着こなしの雰囲気は、和食も日本酒もすんなりとはまりそうな感じがする。

 

 

 

まだ30代? と思わせるほどの落ち着いた存在感だが、

主役にこだわらない孤高の演技はこれから益々注目に値する。

(寅)

 


心を込めて準備中  日本酒瓶景色  「かきたRO」 【福岡・別府】 

2014年06月08日 12時30分00秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「かきたRO」  福岡・別府 ) 2014/5/2撮影

 

日本酒を飲ませるお店の「準備中」看板がかかった時間帯の店先を見るのが好き。

どんな銘柄を置いて商売しているのかが、並べてある空瓶から見えてくる。

 

写真は、何度も行ったことがある 

福岡市別府のダイニング&日本酒Bar「かきたRO」さん

前述の「ALA COFFEE」 に向かう途中に通りかかった昼すぎなので、

もちろん開いているはずもなく、この時間の店の入口をカメラに収めた。

 

 

左側面の一本、耳納連山の景色ラベルは、この店で贔屓にしている「若竹屋・横尾の酒」

上段には、「龍神」「若波」「秋鹿・へのへのもへじ」「ゆきの美人」「開運」

下段一番手前は「鍋島」その左ブルー瓶が「梅乃宿・UK01」 「穀良都」 

それから「若竹屋・渓」「東洋美人」「写楽」など

この店の女将さんの日本酒セレクトは、

私の好みに極めて近いことがわかる。

 

また今度、日本酒を飲みに訪れたい。

そんな気にさせてくれる瓶景色だった。

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(寅)

 


清酒雨読にはぴったりかも・・・ 新刊「めざせ!日本酒の達人」  6/7

2014年06月07日 00時35分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「めざせ! 日本酒の達人」山同敦子著  ちくま書店 )

 

■2014/6/7(土)

梅雨入りしたら自分なりの梅雨の楽しみを探して作らないといけない。それぞれ、梅雨をどう過ごしているのだろうか。

雨が多いこの季節、気持ちよく手ぶらで歩けるわけでなし、私などは、部屋でお気に入りの日本酒を脇に置き、目の前のグラスに注いだ日本酒片手に読書という事が増える時季でもある。別名、清酒雨読(せいしゅうどく)と名付けている。

先日書店で見つけた本は、山同敦子さんの新刊だ。 つい最近5/1に新書が出たと思ったら、5/30に即増刷となって二刷り目、あくまで私の印象になるが、日本酒にスポットを当てた本や雑誌が、近年ことのほか良く売れているように思う。

山同さんの新書を買うのは、「愛と情熱の日本酒」以来になる。正直女性目線の日本酒評なので、私がすべてを肯定できるものではないが、進化する日本酒への賛美を忘れない姿勢は、私も素直に頷くことができる。

あとがきは、こう始まっている。「日本酒に、ぞっこん惚れ込む人が増えています。 理由は明快。美味しく進化したからです。」 確かにまずい日本酒を見つけるほうが難しくなってきた。

なんと言っても興味深いページは、第5章の「注目したい気鋭の作り手55人」にどの蔵の誰を選んでいるかだ。

あいうえお順で並んでいるので、私はまっ先に最後の「わ行」からページをめくって、後ろから2人目に「若波」の今村友香さんを見つけた。 現に挨拶程度だがご本人と言葉を交わして以来 その酒に注目しているが、最近の味の上昇度からすれば、当然だろう。

もう一人は「は行」を探した。 奈良・吉野「花巴」の橋本さん。残念ながら選ばれてなかった。私なら間違いなく入れている一人。 「若波」と「花巴」が、私が付ける赤丸急上昇銘柄だからだ。

気鋭のという前置きがなければ、私が推挙したい日本酒は他にまだある。

まぁ、こうやって解説者気取りで、読んでみるも良し、飲んでみるも良しというのが、わたし流の梅雨の過ごし方のひとつというところかな。 

そんなこととは露知らず、日本酒に興味を持ち始めた方、残り54人を知りたい方は、山同敦子さんの書いたこの本をおすすめしたい。 「めざせ! 日本酒の達人」

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(寅)

あと1週間ほどで150万ページビューを通過しそう。 150万ページでどれだけの人が日本酒に興味を持ってくれたかはわからないけれど、このブログで、一人でも多く日本酒ファンが生まれていたら嬉しさこの上ない。

 

 


その珈琲コロンビア。 レモングラスの味がした。 「ALA COFFEE」 【福岡・別府】

2014年06月06日 00時30分50秒 | 「喫茶」大好きっさ!

(  コロンビア  ALA COFFEE )

 

コロンビアと聞いて私のように即COFFEEだと連想する人はそう多くない。それよりは、ワールドカップが近づいているサッカー・日本の対戦相手でしょ という方が多いかも

 

福岡・別府の「ALA COFFEE」は、こだわりの珈琲店。 店内禁煙にしているところにそのこだわりが伺える。 喫茶店で、禁煙営業することは勇気がいること。それはとりもなおさず、香りと味を大事にしているということだ。

日本酒の場でも折角美味しい日本酒に巡り会えたと思っていたら 横から白い煙に邪魔されることは珍しくない。 酒を飲みに来たらのむのは、ひとつにしろ! という気持ちがあるから良くわかる。

マスターは私が以前お店に行った際「私の好きなコロンビアを置いてないですね 」という言葉を覚えていたようで、「いい豆が入ったので」と私のために 日頃は置かないコロンビアをわざわざ入れてくれたようだった。 私が言わなければ コロンビア豆を仕入れる筋合いもなかっただろうから。

マスターのコロンビアに対する評価は、「酸味が強くて 中庸 なんとなくぼんやりしている」というもの。私が評価しているほど豆への評価は高くないことがわかる。 もし高く評価していれば、とっくにレギュラーでこの店に置いてあるはずだし。 マスターのひいきは、マンデリンなのかも・・・

コロンビア豆に対する私の評価は、「さわやかな酸味、ライトなコク。 レモンケーキに合わせたい一杯」だ。

「入れ方で味も変わるんです」と出されたコロンビアの一杯目は、レモングラスの味わい。 二杯目は、ほんのりレモンの味。 その味わい、聖橋(ひじりばし)から放ったもぎたての檸檬の残像。

二杯飲んだ後、 「コロンビア ミラマール農園の2012年物」 お持ち帰りにした。 ブラジルでのワールドカップ。 いつもよりコーヒーにも盛り上がりの波が来るかもしれない。

ちなみにコロンビアの名物のひとつ、揚げカレーパンとコロンビアコーヒー なかなかよさそうだ。

(寅)

 

 

 

 

 


まるで水みたい 飲みすぎ注意の酒 王紋「夢」   

2014年06月05日 00時30分40秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 王紋「夢」)

 

阪急百貨店 島根「李白」~ 奈良「五神」そしてもう一蔵が新潟から出展

これは危険 まるで水みたい これで16度もあるの!? と聞きかえした。

「危険ですよ 飲みすぎますよ このお酒 言われるでしょ」

「そうなんです」とあっさり肯定された。

新潟ではこれが辛口酒なのか

 新潟・新発田の酒

王紋「夢」

 

「李白」とはタイプが違う辛口

そんな味の比較も

おもしろい

 

この

「夢」

というお酒

ブランドができて 

30年は経つとのこと

30年間与え続けた夢とは

いったい どんなものだろう

 

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夢 水のごとし

(寅)

 

 


なかなかいい感じだった五神「まほろばの雫(しずく)」

2014年06月04日 00時12分20秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「まほろばの雫」  大阪梅田・阪急百貨店)

 

奈良県五条市 市内でそのほとんどが消費され同じ奈良県でも五条市外でお目にかかるのは、少ないといわれる地元酒がある。 それが「五神」

「隠れた銘酒のひとつかもしれない」と前々から私が思っている奈良酒のひとつ。この五神の「酒蔵・純米吟醸」とネーミングされたフロスティボトルに入った純米吟醸はとても美味しくて、奈良市の泉勇斎に他県の観光客が来たら、「鷹長」とともに私が必ずおすすめする酒。 口にした人は皆うなづいて「確かに美味しい」という言葉が返ってくる。 残念ながら五条を出ることが少ない為、知名度やネームバリューが伴ってないのが、もったいないほど惜しい。

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/fd96b2a950446810ef6aa618b7f7c912

 

李白コーナーで佐藤さんが酒談義をやっている間、お隣の五神のコーナーで試飲をお願いした。すると 「李白の方なんですか?」と聞かれた。 「いいえ、どうして?」と聞き返せば  「だって何枚も李白さんの写真撮ってらっしゃったからてっきりお身内かと思いまして・・・」 とそんな会話をした緋色の法被を着たお姉さんが、注いでくれたおすすめ酒が「まほろばの雫」 酒米は、露葉風という「風の森」の酒米でも有名な奈良ならではの酒

奈良・五条の酒 「五神」

 

これが、とても美味しかった。 女性好きしそうだけど男性も十分楽しめそうな味わい。金剛山の軟水で造る酒。さすがに全国的知名度こそないが、その丁寧な酒造りに定評のある「五神」。大阪の大抵の一流ホテルには、日本酒のひとつに必ず「五神」が、置いてあるというからさすがだ。

 

今年は、もうちょっと五神に近づいてみようかな

神様にはなれないけど・・・

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(寅)