一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

その珈琲コロンビア。 レモングラスの味がした。 「ALA COFFEE」 【福岡・別府】

2014年06月06日 00時30分50秒 | 「喫茶」大好きっさ!

(  コロンビア  ALA COFFEE )

 

コロンビアと聞いて私のように即COFFEEだと連想する人はそう多くない。それよりは、ワールドカップが近づいているサッカー・日本の対戦相手でしょ という方が多いかも

 

福岡・別府の「ALA COFFEE」は、こだわりの珈琲店。 店内禁煙にしているところにそのこだわりが伺える。 喫茶店で、禁煙営業することは勇気がいること。それはとりもなおさず、香りと味を大事にしているということだ。

日本酒の場でも折角美味しい日本酒に巡り会えたと思っていたら 横から白い煙に邪魔されることは珍しくない。 酒を飲みに来たらのむのは、ひとつにしろ! という気持ちがあるから良くわかる。

マスターは私が以前お店に行った際「私の好きなコロンビアを置いてないですね 」という言葉を覚えていたようで、「いい豆が入ったので」と私のために 日頃は置かないコロンビアをわざわざ入れてくれたようだった。 私が言わなければ コロンビア豆を仕入れる筋合いもなかっただろうから。

マスターのコロンビアに対する評価は、「酸味が強くて 中庸 なんとなくぼんやりしている」というもの。私が評価しているほど豆への評価は高くないことがわかる。 もし高く評価していれば、とっくにレギュラーでこの店に置いてあるはずだし。 マスターのひいきは、マンデリンなのかも・・・

コロンビア豆に対する私の評価は、「さわやかな酸味、ライトなコク。 レモンケーキに合わせたい一杯」だ。

「入れ方で味も変わるんです」と出されたコロンビアの一杯目は、レモングラスの味わい。 二杯目は、ほんのりレモンの味。 その味わい、聖橋(ひじりばし)から放ったもぎたての檸檬の残像。

二杯飲んだ後、 「コロンビア ミラマール農園の2012年物」 お持ち帰りにした。 ブラジルでのワールドカップ。 いつもよりコーヒーにも盛り上がりの波が来るかもしれない。

ちなみにコロンビアの名物のひとつ、揚げカレーパンとコロンビアコーヒー なかなかよさそうだ。

(寅)