( 「天青」酒未来と手羽先 &「若波」ミックスベリー瓶 『ちょび』)
■2013/12/21(土) -⑤
hanaを後にし、北北西に進路をとった。暫くご無沙汰している「ちょび」へ寄り道した。
いつものカウンター席に着くなり日本酒「天青」を注文。 酒米は「酒未来」。
「酒未来」といえばあの十四代の高木酒造が
自ら生み出した酒米として
日本酒通の間では
その名を知られている。
私は、夏の「愛酒でいと」以来のこの酒との再開。
茅ヶ崎にある湘南唯一の日本酒蔵ということでも有名な銘柄だ。
「天青」を飲んでいつも感じることは、
自分の狙ったところにこない
ストレートボール
その味わいは
ドライテーストながら
旨みあり・・・みたいな感じの酒
思わず見逃してストライクコールされるような感じ
「未来は予測できない」ということか
どちらにしろ夏に味わった「天青」と今日の冬の「天青」同じ印象だ。
湘南の夏空かと思いきや味わいの印象を例えるなら
山の中、靄(もや)が消えた後に
雲の間から現れた青空
というのが近いか
誕生日に若波酒造のミックスベリーにも出会えたのも嬉しかった。
九州初の女性杜氏、近年めきめきとお酒が美味しくなって
ラベルの兎を見て、今村友香さん を
思い出したのは、言うまでもない。
「年が明けて、義侠の「慶」が入る予定です。
入ったらブログに連絡させてもらいますね」とマスターに言われた。
(前回の瓶は、十四代と飛露喜にしっかり挟まれて並んでた)
実は、この夜私がマスターにしたリクエストは、
「若波」の純米吟醸を店に入れて欲しい と言ったこと
人気酒になること間違いなし! もっとも私の太鼓判に大した価値はないが。
誕生日のわがままを言い残して「また 来ま~す」と店を出た。
日本酒との素敵な出会いをしてきたこの店は
あまり長居こそしないけれど
外せない店のひとつなんだ。
(寅)