一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

久々の「天青」酒未来 冬に飲む湘南の酒もオツなもの 『ちょび』【大阪・長居】12/21-⑤

2013年12月27日 00時11分33秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「天青」酒未来と手羽先 &「若波」ミックスベリー瓶   『ちょび』)

 

■2013/12/21(土) -⑤

 

hanaを後にし、北北西に進路をとった。暫くご無沙汰している「ちょび」へ寄り道した。

 

いつものカウンター席に着くなり日本酒「天青」を注文。 酒米は「酒未来」

「酒未来」といえばあの十四代の高木酒造が

自ら生み出した酒米として

日本酒通の間では

その名を知られている。

私は、夏の「愛酒でいと」以来のこの酒との再開。

茅ヶ崎にある湘南唯一の日本酒蔵ということでも有名な銘柄だ。

「天青」を飲んでいつも感じることは、

自分の狙ったところにこない

ストレートボール

その味わいは

ドライテーストながら

旨みあり・・・みたいな感じの酒

思わず見逃してストライクコールされるような感じ

「未来は予測できない」ということか

 

どちらにしろ夏に味わった「天青」と今日の冬の「天青」同じ印象だ。

湘南の夏空かと思いきや味わいの印象を例えるなら

山の中、靄(もや)が消えた後に

雲の間から現れた青空

というのが近いか

 

誕生日に若波酒造のミックスベリーにも出会えたのも嬉しかった。

九州初の女性杜氏、近年めきめきとお酒が美味しくなって

ラベルの兎を見て、今村友香さん

思い出したのは、言うまでもない。

 

「年が明けて、義侠の「慶」が入る予定です。

入ったらブログに連絡させてもらいますね」とマスターに言われた。

(前回の瓶は、十四代と飛露喜にしっかり挟まれて並んでた)

 

実は、この夜私がマスターにしたリクエストは、

「若波」の純米吟醸を店に入れて欲しい と言ったこと

人気酒になること間違いなし!  もっとも私の太鼓判に大した価値はないが。

 

 

誕生日のわがままを言い残して「また 来ま~す」と店を出た。

日本酒との素敵な出会いをしてきたこの店は

あまり長居こそしないけれど 

外せない店のひとつなんだ。

(寅)