ドラフト制度の危機

土曜日の新聞の一面を見て驚いた。
西武Ｌが将来の入団候補予定者に多額の裏金を支払い続けた事が報道されていた。
受取っていたのは社会人野球の選手と、大学野球の選手２人だ。
２年程前に何チームかが一場投手（現楽天Ｅ）に裏金を渡していた事が判明して、以来全チームが自粛した筈だ。
今回の唐突の公表は何故なのだろうか？その事実が表ざたになるのを知って、球団がやむなく発表したのだろうか。
ドラフトの改正を協議する会議の際にも、ドラフトに対する金銭の不正な取扱いの有無を報告させたが全チームがその事実なしと報告していた様だ。

最近のプロ野球側では、ドラフト会議の改定の協議が進んでいると聞いている。
その一番の課題は、数年前に一部の球団の強力な主張で決った、希望枠入団の取扱いがある。
本来のドラフト会議の目的には、選手育成で１２チームの戦力の均衡化を図る狙いがあった筈だ。
前年の下位チームから順に指名する、本来の形に戻すべきだと思う。
多数の球団や選手会も、不正の温床になり兼ねない、あるいは契約金の高騰を派生させる可能性のある希望枠入団制度には反対がある。
ドラフト会議は、社会人と大学生、更に高校生の２回に分けて実施している。それは開始当時の様に一本化すべきだ。
希望枠入団制も廃止し、ポステングシステムの存続の議論、あるいはＦＡ制度の短縮の見直し（補償制度の見直しを含め）を是非やるべきだと思う。

図らずも今回の西武Ｌの事件は、裏金を利用して希望枠入団に結びつける意図があったことが予想される。
２００５年６月にプロ球界は、選手獲得に対する不正を行わない、「論理行動宣言」を行った。
しかし一部の球団では、旧来の慣習で不正な行動が行われていた事が図らずも判明した。

愛するプロ球界の発展の為にも、悪しき慣習から脱却して健全な１２球団の体質を確立して欲しい。

昨夜の相棒

映画を鑑賞する杉下警部とたまきさん。その映画を製作した往年の映画名監督の死体に遭遇する羽目に。 映画が唯一の文化であると信じて止まない人達。
そんな人達を理解して、いつになくセンチメンタルに動く杉下。
あの40年ほど前の古き良き時代の映画を懐かしむ、しみじみとした味の作品でした。

桜も早い？

記録的な暖冬のこの春、都心でも桜の開花は平年より10日も早く18日なりそうだ。各地も今年は例年より早い花見が出来そうだ。しかし北陸では大雪の様だ。こちらの春はまだ先になりそう。

都知事選挙

3選を目指していた石原都知事に対して、前宮城県知事の浅野史郎さんが出馬を表明した。民主党が独立した候補者を擁立出来なくているので石原現知事の独走かと思われた。 無責任な言い方をすればこれで面白くなる。新しい都政を求めるのか、これまでの路線を支持するのか？慎重な選択を要求される。
都民の皆さんも候補者の主張を良く聞き分けて、良き選択をされる事を願う。

桑田が、黒木が投げた

海の向こうでは再挑戦を決めた、桑田がメジャー相手のオープン戦で投げた。まずまずの様だ。
マイナー契約での挑戦だが、メジャーへの昇格も夢ではないのだろう。
かって日本でプレーした監督が、彼の全盛期の投球振りを知っているだけに心強い。
残された期間を全力で挑戦して欲しいものだ。

国内では千葉ロッテＭの黒木が一イニングながら、昨年のセの覇者中日に投げている。
オープン戦ながら昨年８月３日以来の一軍のマウンドにたった。
わずか14球だが、中日の中軸打者に対した。
１９９８年の最多勝投手も肩や肘の故障があいつぎ２００２，２００３年は登板なし。そしてこの３年間は計３勝と苦しんできた。
最高年俸から１０分の1にダウンした年俸だが、今年で終わりかもしれない。あるいは5年10年と続けられるかもしれない。心をこめて投げた様だ。
今年に賭ける「魂のエース」黒木はまだ33歳の若さだ。
好漢の復活を祈っている。

ラッコが見れなくなる？

子供に人気のラッコだが、日本の動物園から居なくなる危機があるらしい。
国内の水族館や動物園で急速に数が減っている様だ。
ピーク時の１９９４年には全国で２０施設計１２２匹が飼育されていたが、今年２月では２０施設、計５３匹までになっている。
水族館等で生まれた赤ちゃんラッコも、親が育児を放棄したり、子供に体力がなく育たなかったりと、育ち難い事情もある様だ。

その上で急激に減っていく原因の大きなものは、野生ラッコの大半は米国アラスカ・アリューシャン列島生まれだが、ワシントン条約で国際商取引が規制されて、米国政府が輸出を許可しなくなった事も大きい。

一方国内の施設で昨年に生まれたのはわずか４匹だった、しかしいずれも１０ヶ月以内に死亡している。
元々ラッコの平均寿命は１８年程とされるが、国内のラッコの平均年齢は１１歳以上と高齢化進んでいる。
関係者の話では、「輸入が再開されない現状では国内の限られたラッコで繁殖させていくしかないが、あまり有効な対策ではない」と言ふ。

国内のラッコの小子化も確実に進んでおり、近い将来には国内の施設からはラッコが姿を消すかもしれないと憂慮されている。

Ｊリーグ開幕 ２０万人の観衆

昨日から今年のＪリーグが開幕した。２強時代かと言われる、浦和ＲとＧ大阪が順当に勝った。
Ｊ１、Ｊ２の１０試合に２０万人の観衆が詰掛けた。
念願の初のＪ１昇格を果たした横浜ＦＣは、強豪浦和Ｒ相手に善戦したが敗退。三浦和良は負傷で出場機会なし。
欠場したが、カズこと三浦和良４０歳の存在が昨日開幕のＪリーグを活気ずかせているのだと思う。
彼の４０歳までのプレーのエネルギーはすさまじい。強い選手が海外に移籍するのはプロ野球と同じだが、カズを上まわるスターが出ていないのは少々寂しい気はしている。
Ｊ1の１試合観衆は１８０００人台のまま推移している。
しかし何と埼玉Ｓは浦和ファンで５７１８８人もの観衆を集めている。２０万人の観衆の内の４分の１は浦和Ｒが集めた。観衆を集め、強さも兼ね備えた人気チームが出て欲しいのは事実だが、やはり強力な個性を持つスター選手の誕生が望まれる。
Ｊリーグのチェアマンは「個性を生かしたＪリーグ」をいいつづけている。
個性を持った多くの選手が誕生するが、世界に通用するチームつくりが出来るのだと言ふ。

五輪大会での活躍、アジアカップでの連覇、そして２０１０年のＷ杯に日本代表チームを送込み、世界サッカー界でもでも日本の名を高める為にも、Ｊ１、Ｊ２の各チームには是非活気のある試合をして欲しいものだ。

　アサヒコムから借用、浦和Ｒと横浜ＦＣ戦から

　　　　　　

携帯からの投稿

携帯電話を変えて見ました。ピーナツの唄へのテスト投稿です。
図書館まで陽気に誘われて散歩でした。目当ての本は貸出中に。
オール読物で「御宿かわせみ」の連載を読む、時代を明治に移した新作だ。これからが楽しみだ。
帰路に例により「ぷちまんじゅう」を購入、カミさんとのおやつに。
今日も暖かい。九州や沖縄等は夏日だそうだ。

旅行の記

昨日から一泊二日の上諏訪温泉の親睦旅行を楽しんだ。
行きは新宿西口からの高速バスを利用する事に。ＪＲ線と３０分位しか違わないのに、料金は特急料金の半額だ。
バスターミナルに着いて驚いた、今回一緒に旅行する人達の内、実に１４名が同じバスに乗り合わせたのだ。
さすがは年金生活者達だ。異口同音にバス料金の安さを上げた。確かに昼飯代が出る勘定だ。

約３時間の３時半には到着、明治４４年に発見された湖岸に近い温泉の老舗ホテルが宿泊場所だ。
さっそく街を散策することに。ホテルの隣り合わせに「片倉館」なる建造物がある。何でも「女工哀史」に名高い岡谷にあった製糸業者の記念館だ。
その敷地の中に大浴場が残っている。一般に公開しているそうだ。入浴はしていないが、仕事を終えた女工さんを入浴させた浴場だそうだ。浴場は胸までの深さがあり、底は玉砂利だそうだ。大勢の女工さんを入れる為に、ゆっくり湯に着かれない様にしたとの事だ。
隣が片倉館の懐古館で今は諏訪市に寄贈された美術館を拝観、収蔵品は目新しいものはなかった。郷土出身者の作品が主だった。
そして市内の名所のひとつ高島城を見学、４時には閉まっていたので外観だけの見学に。諏訪湖の浮城で有名、大河ドラマ「風林火山」に登場する悲劇の城だ。

温泉は鈍い褐色湯だが熱めなのが良い。露天風呂も２箇所もあり、かりんジュースのサービスが嬉しい。寝る前と今朝の起きぬけにと都合３度も湯浴みした。

夜は恒例の大宴会。最中に留守宅に泊まりに来ている「孫」からの電話で顔を見ながらのＴＶ電話。

そして今日は貸切バスで遊覧に。最初は湖畔に近い北澤美術館を拝観、ガラス工芸コレクションの一部が展示してあり見事だ。
その後に野沢菜センターに立ち寄る。小生は山形の清菜付けの方が好きであり、買物はパス。
後に諏訪大社の上社を拝観。７年に一度の「御柱まつり」が名高い。境内の片隅に雪が少々残っていた。
少年野球チームが必勝祈願に勢揃いをしていたし、赤ちゃんの宮参りが３組程賑やかにお参りしていた。

そして甲府市内までバスを一気に走らせる。山梨県美術館でミレーの収蔵品を拝観の為だ。ここの美術館は実に充実していて見る時間が限られたのが残念。
そして向かいの店で名物「ほうとう鍋」で昼食。そして新宿西口までバスで帰路に。

観光地よりも美術館巡りが主になった旅行でした。お互いに遠慮のない仲間達との付き合いを楽しんだ二日間になりました。信州なのに関東方面と変わらない暖かいのが何よりでした。

　　　諏訪湖の浮島（高島城を模してある）
　　　　　　　　　

　　　高島城
　　　　　　　　　

　　　諏訪大社　上社
　　　　　　　　　

お出掛け

今朝からお出掛けです。信州は上諏訪温泉に行く事になっています。
５０年程前に企業に一緒に入社した同期入社のＯＢ達の集まりがあるのです。
それこそ禿げと白髪のオンパレードになります。
関西系の企業の為に、関西方面の居住者が圧倒的に多いのですが、関東以北の勤務の多かった者は自然に関東方面に落ち着いたものです。
今日はその東日本の会（３０名）の年１回の懇親会です。
５０歳でリタイァしてそれこそ諏訪湖の畔の諏訪市に帰っている会員の、たっての願いで今年は上諏訪温泉での開催になりました。

西日本でも同様の会があり、先日来２名の会員が病没した知らせがありました。幸いに東日本の会では健在での参加者が多くなると思います。
昨年はお台場の「大江戸温泉物語」で都内での集まりでした。今年は遠出をする事になりました。

お互いに健康の話が一番多い筈ですが、孫の話にも花が咲くでしょう。
明日は観光バスで何箇所かを巡り夕方には帰ります。

留守宅には娘母子が遊びに来るようです。今夜はＴＶ電話で孫との通話だ出来そうだ。楽しみだ。